2015/08/18 のログ
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」にサキュリスさんが現れました。
サキュリス > 「あーもう、遠い遠い…やっとついたー…」

昼前の異邦人街大通りにぱたぱた、と緩く飛行する異人が現れる


「見つかるといいけどなー、かわいい聖職者ちゃん。とりあえずはここをねぐらにしないとね」


辺りをきょろきょろと…地理を把握するように見回っている

「それにしてもま、さすが噂の学園ね。いろんな奴らがいる…」

ほー、とか時折感心した声をあげ人目も気にせず飛んでいるだろう

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」に六連星 葵さんが現れました。
六連星 葵 >  
[〉六連星 葵はアンドロイドである。アンドロイドではあるのだが、人間と同じように趣向品を好み、食事を体内で消化できる特殊な性質を保有している。
[〉故に、何気なく「食べたいものができたり」すると、ふらりとそれを食べたりしに出かける、とても人間くさいアンドロイドである。
[〉しかし彼女は悩んでいた。目的の場所が分からない。というより現在座標を見失いつつある。いわゆる迷子である。
[〉どうしたものか、と見上げると、羽根の生えた人間が空を飛んでいるのが見えた。
[〉異能者だとすぐに理解した彼女は、ぱっと顔を明るくしてそちらに手を振りながら声かける。

「おーい! すいませーん! そこの飛んでいる人ー! ちょっと聞きたいことがあるんですけれどー!」

サキュリス >  
「んー?」

ゆるーく街並みや人通りを見ていたところで声に気付き


「なーにー?お嬢ちゃん。あたしになんか用?」


別段彼女は人間…あるいはそれに準ずる者に対して嫌悪感を抱いていないため、ふわ、と葵の前に降り立つだろう

六連星 葵 >  
「ごめんね。僕ちょっと道に迷っててさ。ケバブ! ケバブが僕食べたいんだ! 異邦人街になら売ってるって聞いたんだけど、目的のお店わかんなくってさ。空を飛んでたから、上からこー、赤と緑が交互に連なってる看板とか、見えなかったかなー、と思って」

[〉自分の状況と目的の施設の目印などを説明していく。
[〉本当は葵自身も魔法で飛べるのだから、飛ぶのが一番早いというのが事実である。だが葵は「足を使って移動する」ことを、大変好む人種である。
[〉それ故に魔法に頼らず、こうしてサキュリスに道を頼むなどという行為に勤しんでいた。
[〉日傘をさしてはいるが、手に持った1リットルのペットボトルはほとんど中身が空になるほど、彼女は長らくさまよっていたようだ。
[〉それでもけろりとしているのは、アンドロイドだからであり、陸上選手としてバイタリティを鍛えているからだ。

サキュリス >  
「赤と緑が連なった看板ねぇ…、ああ、さっきの通りにそんなのがあった気がするわー。私もこの街見て回ってるとこなのよね」

ふむ、と記憶をたどりながらも、相手を観察する
基本的に人間あるいはそれに類似する種族は餌としか見ない彼女だが…
今は目的がある。そのためにはある程度、餌とも会話する必要があるだろう、と判断し…

「随分なっがいことさまよってんのね。合ってるかわかんないけどそこまでなら案内するわよ」


空の大きなペットボトルを見て、そう告げる
誰が情報を持っているかわからない状況を鑑みて基本的には仲良くしようとする方針のようだ

(ま、ひつよーなくなったらぽい、なだけだしね♪)

六連星 葵 >  
[〉サキュリスからの協力は葵にとって願ってもない申し出だった。
[〉知らない場所を土地勘もなく知り合いの伝手もなくさまよっていた彼女にとって、これ以上にない助け船であった。

「ええ? いいの! やった、お願いします。 僕、六連星 葵(むつらぼし あおい)っていいます。同じ生徒だよね?」

[〉無邪気に笑い、胸元で両手の拳を握りガッツポーズをする。
[〉そうした後、サキュリスの見た目から学生ほどの年頃と判断したのか、自己紹介を混ぜながらサキュリスについて聞こうとする。
[〉これから案内してもらうのだから「君」だとかでは呼びにくいという葵の本音なのだが、傍から見れば随分と馴れ馴れしい娘に見えなくもないか。
[〉とはいえ様々な人種が往来するこの異邦人街ではさほど目立った様子でもなく、彼女たちを注視して通り過ぎる人はほとんどいないようだ。

サキュリス > (なんだか騙しやすそうな子ねぇ…)

「お礼なんていいわよ、どうせ私今日はひまだし。
むつら…、あーめんどくさいから、アオイでいいかしら?名前覚えるのニガテなのよ」

これはまあ真実である。今日来たところの彼女は宿さえ確保できれば後は暇という名の情報収集に明け暮れるつもりであったし、名前を覚えるのが苦手なのは餌としてしか見ていないからだ


「私?私は、サキュリス・ランタナシア。ま、偽名みたいなもんだけどね、呼びたいなら好きに呼べばいいわ。一応ここの生徒…になる予定ね」

なれなれしいのも特には気にしない。彼女にとっては現状、情報源以上の価値はないのだから
案内する間にいろいろ聞こうという魂胆なのだろう
軽く肩をすくめ、自己紹介をする

六連星 葵 >  
「うん、葵でいいよ。僕もサキュリスって読んでいーい?
 苗字で呼び合うの、なんか親近感がなくて嫌なんだ」

[〉サキュリスの思惑など調べようはずもない少女は、気楽な様子でそう受け答えする。
[〉それはもちろん、自分の身に危険があっても「一般人が相手なら」どうとでもできるという絶対的なバリツの技術の裏打ちであり、経験からの自負である。
[〉だがそれ以上に、好意的に接してきたサキュリスに対して、そういった気持ちが一切沸かない育ちの良さが、おそらくこの警戒のなさの一番の原因である。

「あ、まだ生徒予定、なんだ? 転校してきたばかりなのかな。
 そういうことなら、今度僕が校舎のほうを案内させてほしいな。
 そしたら貸し借りなしでちょうどいいから!」

[〉そしてそういった話を撃ち切ると葵がそわそわしているのが目に見えて伺える。
[〉どうやら目的のお店にようやく巡り合える高揚感がふつふつと体の中から湧いてきてるようだ。
[〉観光目当てのティーンエイジャーによくある光景ではあるのだが、それでも葵は一層極端に分かりやすい部類であった。

サキュリス >  
「いいわよ、別に。呼び方なんてどーでもいいしね、じゃよろしくアオイ。」

にこ、と(営業)スマイルを葵に向けて右手を差出し、差出し返されるなら握手をするだろう


「そんなとこね。…ふーん、アオイは学校には詳しいのね、それならお願いしましょ。どんなところがあるかは知っておきたいし」

快くその提案に同意する。この程度で重要な学校という施設について知れるなら安いものだ


「なに、そんなに食べたいわけ?なら行きましょ。合ってるかどうかもわかんないけど」

となれば彼女にもここに長く立ち止まる理由はない。葵の言う「借り」を与えようと考え
葵が飛べることを知らない彼女はあえて歩いていこうとするだろう

六連星 葵 >  
「うん、よろしくね!」

[〉求められれば、右手で握り返した後に左手も添えて握手をするだろう。
[〉にへらとだらしない笑みになっているのを見るに、友達が増えたことを心底喜んでいるようだ。
[〉握手の後、食べたいという気持ちが湧き上がってるのを見破られると、顔を真っ赤にしながら

「し、しょうがないよ。テレビでお祭りのケバブ食べてるの見たら食べたくなってここにきてるんだからさ」

[〉とわたわたと応える。照れ隠しのように笑いながら

「いいよ。間違ってたらそれはそれで。このまま空振りで帰るよりずっといいもの」

[〉葵と一緒にサキュリスが歩いてくれると、一層上機嫌になるのが伺えるか。
[〉「わざわざ飛べるのにありがとう」とまで言い出しそうな雰囲気だ。サキュリスの淡白さとは本当に対象的な調子である。

サキュリス >  
(懐かれちゃったみたいね…別にいーけど)

左手は添えられても添え返さず、そのまま何度か上下に振った後手を離し


「くす、子供みたいね。てれびに振り回されるなんて」

嗜虐心が少しくすぐられ、からかうようにくすくす、と

「そ。アオイも暇なのね。じゃ、こっちよ…そうは遠くなかったけれど」

やれやれ、と肩を竦め更に歩を進める。葵が求める店かどうかはわからないが、記憶の場所へと問題なく案内し始めて

六連星 葵 >  
[〉からかわれると頬を膨らませて子供のように抗議の目線を向ける。
[〉両手を胸元に寄せてまた拳を握って声を出そうとしている。癖なのだろうか。

「子供でもいいじゃない! 僕はケバブがほしくなったから食べたいだものだもの!
 そりゃー、ちょっと女の子の食べるものとしてはどうかと思うけどさ」

[〉明確に笑みを浮かべられると羞恥に敗北したようで、後半になるほど声が小さくなり顔を赤くするか。
[〉顔を背けたところで、サキュリスの案内の声に顔をあげて慌ててついていく。

「うん! よかった。近くまではきてたんだね」

[〉果たしてサキュリスの案内は正しかった。
[〉赤と緑の色合いが交互に続く看板が立てかけられ、肉を削ぎ落として生地に詰め込んでケバブを売っているお店に出くわした。
[〉よくよく見ればお店はキャンピングカーを改造したもののようだ。
[〉おそらく葵が教わった場所は営業している場所の一つで、販売場所を転々と巡りながら商売をしているのかもしれないのが予想できる。

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」に嶋野陽子さんが現れました。
サキュリス >  
「天然ねぇ…、まあ女の子が好んで食べそうにはないけれど、別にいーんじゃない、気にしなくても♪」

葵が追い付いてもまだ顔にはくすくす、という小さな笑みが浮かんでいて
追い付いてくるのを感じると歩幅を合わせ、案内するだろう

「ん、みたいね。あれじゃないかしら…」

無事にケバブ屋を発見するだろう

「ああ、クルマを改造してたのね、アオイの探してた場所は移動する前の場所だったんじゃない?」

彼女も見るのは初めてであるため、ふーん、とか言いながらそのキャンピングカーを見ている

嶋野陽子 > 今日の分の薬剤を保健課に持って
行くと、そのまま保健課大聖堂に届けて欲しいと言わ
れたので、届け終わったばかりの陽子。遅めの昼食を
どこで食べようかと思っていると、ケバブのお店を見
かけたので近寄る。周囲より頭一つ大きい巨体は、異
邦人街でも目立つだろうか。
ケバブのお店に近付くと、見覚えのあるオレンジ色の
髪の毛が見える。

サキュリス > ケバブ屋に近づいたところでその姿に気づき

「?、妙に目立つのがいるわね…」

その姿を見つけ、葵の知り合いかと思い…

「アオイ、あれ知り合い?なんだか学生のような気がするけど」

と、葵に声をかけるだろう

六連星 葵 > 「あー、よかった。見つかったぁ」

[〉涙を流さんとする勢いで手と手を会わせて「ありがとうケバブの神様!」とか意味不明なことを口ずさんでいる。よほど嬉しかったのか。

「そっかー。移動しながら売ってるのか。分からないわけだね」

[〉と、葵も納得したように頷く。と、道の奥から見知った姿が近づいてくるのが見える。
[〉葵はの顔を見ると嬉しそうに破顔して手を振る。

「おーい! 陽子さん! こっちこっち! 僕だよ、葵だよーーー!」

[〉と、声をかける。その後横へ振り向き、同意しながら

「うん、僕のお友達の陽子さん。すごく大きいけど、悪い人じゃないし、怖くないから、安心して」

[〉と、説明するだろうか。

サキュリス > 簡単な紹介を受けて

「適当に言ったら本当に知り合いだったのね…」

別に怖いなんて思わないけど、とか言いつつ

「ま、友達なら話してくればいいじゃない。ケバブは買ってくるから」

面倒になりそうだ、と思ったのかひらひらーと手を振って葵と自分の分のケバブを買ってこようと歩き出すだろう

嶋野陽子 > 『おーい!陽子さん!こっちこっち!
僕だよ、葵だよーーー!』という声が、オレンジ色の
髪の下から聞こえる。六連星さんだ。
陽子は慎重に声のする方に向かうと、六連星さんの姿
を認め、
「あ、六連星さん、ご無沙汰してます。お友達ですか?」
と、サキュリスの方を見て尋ねる。

サキュリス > 声をかけられて振り向く

「ん、私?アオイとは今日会ったばかりよ。友達なら話してるといいわ
この子、ケバブが食べたいみたいだから私が買ってくるし」

そういって再びケバブの店へと進んでいくだろう
(場を乱して反感買ってもめんどくさいしね)

六連星 葵 > 「今お友達になったというほうがいいのかな?」

[〉首を傾げて陽子に葵は応える。
[〉ほぼ一方的に自分が懐いていただけであるのは、サキュリスの態度を見れば明らかである。
[〉サキュリスがケバブを買ってくるというと感謝をしながら、

「あ、ありがと! 僕甘口で! 辛いの苦手なんだ~!」

[〉と、注文をつける。

サキュリス > 「はいはい。甘口。おこちゃまね」

などと軽口をたたきながら、注文に対して手を振ることで応えるだろう
ケバブ店にはそこそこ人が並んでおり多少は時間がかかりそうだ

嶋野陽子 > 今お友達になったという、いかにも六連星
さんらしい答に思わず微笑む陽子。
「六連星さん、本当に友達を作るのが早いですね。今度
秘訣を伝授してください」と冗談を言う。続けて、
「私は保健課の用事で大聖堂にお使いに来た帰りなの
だけど、六連星さんはなぜ異邦人街に?」と、ここに
来た理由を尋ねる。

六連星 葵 > 「あーもう子供扱いしないでよ!」

[〉と、頬を膨らませてふしゃーと猫のように抗議する。
[〉まったくもうと嘆息一つついた後、陽子の問に恥ずかしがって手をぶんぶんと振りながら

「秘訣ってほどのこともないよ! なんとなく一緒に話してたら楽しくなるだけし」

[〉と照れ隠しをしながら言いつつ、大聖堂の言葉を聞くと

「今度僕も一緒にいかないと。結構時間たっちゃったものね。
 うん、僕は今日……ここにケバブを食べにきたの! 食べたくなったから!」

[〉説明を終えると嬉しそうに自慢する。
[〉そこまで食べたかったらしいのが声の調子どころか体の動きから有り有りと見えるようである。

嶋野陽子 > ケバブを食べたいから来たという
六連星さんの答に合わせたかのように、陽子の胃
がグゥ~~と鳴る。顔を赤らめた陽子は、

「そうね。近いうちに一緒に大聖堂に行きましょう」
と答えると、
「あの…私もケバブを買いに並んでもいいかしら?
続きはケバブを買ってからという事で」と恥ずかし
そうに続ける陽子。保健課から大聖堂まで走ったの
で、お腹が空いたのだった。

サキュリス >  
「はーもう、なんで人間ってこんなに一所に集まるのかしらめんどくさい…」

意外と早く、なぜかケバブを三つ持ったサキュリスが戻ってくるだろうか

「はい、アオイ。お子ちゃまケバブ、それと…えーっとヨーコだっけ?も食べなさい」

好みがわからなかったため、陽子の分はスタンダードにピリ辛のものだが、ケバブをそれぞれに手渡そうとするだろうか

六連星 葵 >  
「あ、気が利くんだ。陽子さんの分も持ってきてくれたって!」

[〉サキュリスのほうを見ながら葵が上機嫌に声をあげる。
[〉空腹の音に同意するように「僕もお腹ぺこぺこ」と恥ずかしがりながら笑うと、ケバブを受け取る。

「後でお金もらうね。いただきまーす。はむ、もぐもぐ……んくんく……んく。んー! おいしい!」

[〉生地に肉を包んで少し手で挟んで潰す。食べやすいようにした後にパクッと大きく頬張るともぐもぐと満足そうに食べるだろうか。
[〉ケバブ本当においしいんだー!と、感嘆の声すら出てくるだろうか。

嶋野陽子 > 自分の分まで買ってきて
くれたサキュリスに、
「どうもわざわざありがとうございます。おいくらです
か?」と値段を尋ねると、「申し遅れましたが、六連星
さんの友人で、保健課一年生の嶋野陽子といいます。
よろしくお願いします」と一礼する陽子。
ケバブを受け取ると、一口食べてみる。本格的なビー
フケバブで、ドイツの屋台で良く出る味つけだ。日本
ではチキンケバブが多いので、少し意外だった。

サキュリス >  
「律儀ねぇ…いーのいーの、あーなに?出会いに感謝して-、とかそんな感じよ」

打算のためにおごったとはいえず、ひらひらと誤魔化すように二人にそう告げる

「はいはい。よろしく…名前覚えるのニガテだからヨーコでいいわよね?
私もサキュリスとかてきとーでいいから」

むぐ、と自分も一口ケバブにかじりつきつつ

「ん、まあイケるわね♪」

六連星 葵 > 「んく、んく。おいひ。はふはふ。んく……」

[〉そして当の葵はといえばケバブを食べることにひたすら必死である。
[〉必死にきちんと数十回噛んで飲み込んではいるが、全力で頬張って食べているためまるで栗鼠か何かである。
[〉まして食べることに勤しんでサキュリスと陽子の会話を聞いてる様子が見受けられない。
[〉よほどケバブにご満悦だったようである。

嶋野陽子 > ここで陽子の端末が鳴る。
慌ててケバブを飲み込んで電話に出る陽子。
どうやら大聖堂から保健課に届け物が出たらしい。
「申し訳ありません。これから保健課大聖堂に戻って
届け物をしなければいけなくなりました。サキュリス
さん、ご馳走さまでした。六連星さん、また今度一緒
に大聖堂に行きましょう」慌ただしく暇乞いをすると、
走り去る陽子。

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」から嶋野陽子さんが去りました。
サキュリス > 「あら、なぁに?忙しいわね…またねーヨーコー」

一連を見てから軽く手を振って去っていく陽子を見送るだろう

(うーん、情報源は多い方がいいんだけど…ま、いっか)

六連星 葵 > 「んんぅ!? んーんーー! んんんーーっ!!」

[〉ケバブをガツガツとしていたが陽子の巨体が慌てて駆け出せば流石にわれに帰る。
[〉「おりょ!? 陽子さん! またねーー!」と当人は叫んだつもりだが、まるで言葉になってない。
[〉口に含んだばかりで飲み込むにも時間がかかってしまったようだ。足早に去られるとわれに帰った葵はすぐに陽子が去ってしまったのを残念そうに見送るだろうか。

サキュリス > 「さてと…じゃあ…ってアオイ、べっとべとじゃない
ほらじっとしなさい」

と言ってケバブについていたらしいナプキンでぐしぐしと葵の口元をぬぐおうとするでしょう


「んー、でもえs…ニンゲンの食べ物も悪くないわねぇ」

慌てて言葉を正しつつ、自分の残りのケバブももぐもぐと咀嚼し始め

六連星 葵 >  
「んんぅ!? やー! 僕子供じゃないから!」

[〉親にされるように顔をふかれると流石に恥ずかしがって抵抗しようとするが、サキュリュスがやめなければ「ううーっと半泣きしながら流石にそのまま為すがまま拭かれるだろうか。

「『ニンゲンの食べ物』って……あ、そうか。サキュリスは翼生えてるものね。異種族さんなんだっけ。僕もニンゲンじゃないけどさ」

[〉一足先に食べ終えた葵はそんなことを口にしながらサキュリスが食べている光景を見守りつつ、ペットボトルの残り僅かな飲料水を飲み干した。

サキュリス >  
「私からすればじゅ―ぶん子供、子供。甘口食べてるおこちゃまは拭かれてなさい」

またからかうように笑いながら徹底的に拭いてしまうでしょうか


「あら、想像つかない?蝙蝠の羽に角って。隠してるわけじゃないんだけどね
あーやっぱり?なんか人間とはビミョーに違う感じがしたのよね」

ふんふん、と頷きつつ、ゆっくりとケバブを食べきって。喉が渇いたわねぇとか漏らすでしょうか

六連星 葵 >  
[〉観念したように拭かれ終わるまで抵抗を放棄する。
[〉まわりの目線を気にして更に顔を赤くするか。

「そりゃちょっとおいしすぎて夢中になったけどさ」

[〉などとぶつくさ呟くか。
[〉一転して種族の話題になると葵はうーんと首をひねるが、背中に翼が生える種族を見たこともなく、また幻想生物に対する教養も多くないので見当はつけれなかった。

「コウモリの羽根ってきくとデーモンとか、そういうのしか、ちょっとわかんないや。
 僕、あんまり創作物とか読むほうじゃないし。ちなみに僕はアンドロイド。少し、特殊だけど。機械の体でできてるんだ」

[〉ゴミをまとめて、サキュリスの分ケバブの紙を受け取り、喉が乾いたという言葉を聞くと葵はにっと口元を緩める。

「じゃあ喫茶店いこ。僕の行きつけのところがあるんだ。学生に人気のカフェテラスがあるんだ。紹介するよ」

[〉そういうと、今度は「僕が案内する番」とばかりに歩き始めるだろうか。

サキュリス > 「アオイが学校でどんな扱いかわかるわねぇ…」

くすくす、と拭いている間ずっと笑っていて

「そ。まーこっちじゃあんまり見ないでしょうしね。仕方ないか」

特に気分を害した様子もなく拭き終わった紙を一緒に葵に渡しつつ


「へー…機械ねぇ。こんなのを作り出すなんてニンゲンもなかなか。騙されそうになったわねー」

感心したようにつぶやいて

「あら、おしゃれね。学校の案内ついでにお願いするわ」

道すがら、学校のことを聞きながら葵の後をついていくだろう

六連星 葵 >  
[〉サキュリスがついてくるのに同意すれば、カフェテラスに向かって歩き始めるだろう。
[〉陸路でいくなら一度鉄道に乗るほうが早いだろうか。そこまた、葵が案内することだろう。
[〉二人の影がケバブ屋を離れ、異邦人街の中へと消えていったのであった。

ご案内:「異邦人街大通り/商店街」から六連星 葵さんが去りました。
サキュリス > 鉄道にもふーん、と関心を示しつつ共に昼下がりの異邦人街へと消えていった…
ご案内:「異邦人街大通り/商店街」からサキュリスさんが去りました。