2016/10/16 のログ
ご案内:「喫茶店どんぐり屋」にシング・ダングルベールさんが現れました。
シング・ダングルベール > 暇だ。休日の昼下がりということもあって、いつもなら忙しいわけだけど、今日に限っては今店には俺一人。
どうにも近くで新しい異邦人向けのレストランがオープンしたらしく、客足はそっちに持っていかれているというわけ。

店主であるおやっさんはというと、「敵情視察」と言い残して俺に店番を押し付けて出て行ったっきり。
俺はといえば、彼是3時間ほどこうしてカウンター席でぼーっとしている。

シング・ダングルベール > 「んー……俺も見に行くかなあ。流石に、これはちょっと。」

時計の針を二度見して苦笑い。
元栓良し。レジキー良し。エプロンを片して店を出た。

「最後に戸締り良し、と。」

扉にかけたオープンの文字はクローズドになって、ついに店には誰もいなくなった。

ご案内:「喫茶店どんぐり屋」からシング・ダングルベールさんが去りました。