2017/04/01 のログ
東雲七生 > 「雨も小降りになってきたし、帰ろうかな。」

よっこいせ、とベンチから腰を上げる。
足元の水たまりを躊躇なく踏み抜いて来た道を戻り始める。
明日は晴れるだろうか、そんな事をふと思いながら空を見上げて。

「もうすぐ新学期だなあ。」

沢山の期待と少しの不安が綯交ぜになった呟きを零しつつ、七生は家へと帰って行った。

ご案内:「異邦人街:公園」から東雲七生さんが去りました。