2018/08/26 のログ
羽切東華 > 「……あぁ、うん。そう言うと思ったよ…。」

こういう所は流石だなぁ、と思うレベルで揺ぎ無い妖刀娘である。

「…了解、少なくとも俺は下手したら連中の仲間入りしかねないからちゃんと聞いておくよ」

そもそも、そんなヘマをする程度の腕前なら隣の妖刀娘に認められて契約していない。
自信過剰にはならない。だが自らを弱いとも思わない。その塩梅が大切だ。
ともあれ、情報をもう少し詰めておこう。彼女の方は勝手に動くだろう。

「―――鈍?俺、散々使い方を教えたよね?刀には必要ない、とか俺以外に連絡する相手が居ないとか。
…そんな言い訳はしないよな?…な?」

ニッコリと笑顔だが目は笑っていない。彼女の一連の動作を眺めて。
むしろ、その顔に視線をひたり、と固定したまま尋ねる。もとい詰問。

影打 鈍 >  
ならば何故聞いた。

(答えがわかっているなら聞く必要もないだろう、という顔。)

そうなったらちゃんと私が斬ってやるが、そうなってくれるなよ。
汝がいなくなるといろいろ困る。

(せっかく気に入った担い手を見つけたのだ。
 こんなに早く失っては面白くないし、何より生活が不便だ。)

使い方はわかっている。
連絡する相手はいないが使わんわけではない。
別になんでもない。

(彼の顔を見ない。
 まっすぐベンチに座って前方を見ている。
 目は合わせない。
 ぜったいに。)

羽切東華 > 「いや、得るものがあったなら少しは変わった答えが聞けるかとね…。」

まぁ、何時も通りの彼女で安心した面もあるのだけど。小さく苦笑を零しつつ。

「…分かってる。自殺願望も無いしね…こっちとしても君が俺を斬り殺して次の担い手を探すのも面白くないし」

だからせいぜい生き抜いてやろう。ともあれ、それはそれとして…だ。

「だったら何で目を合わせないのかな。妖刀とあろうものが誤魔化すのか?」

取り合えず、彼女の頭をポスッ!と軽くチョップしておく。
まぁ耐久度がぶっ飛んでいる彼女には意味はないが…。

「ま、取り合えず俺との連絡が出来れば今はそれでいいよ。それも出来なかったら流石に今からまた叩き込む所だけど」

影打 鈍 >  
そう簡単に変わるものでもあるまい。

(違う生き物の思考を理解しようと言うのだ。
 数年やそこらで変わるものでもない。)

ならば死なぬ努力を惜しむなよ。
動くことを止めると死ぬぞ。
――。

(チョップされればゴズン、と硬いものを殴った衝撃が返ってくるだろう。
 しばらくそのまま固まっていたが、やがて観念したように再びスマホを取り出して彼に見せた。

 がっつりと斜めにヒビの入ったスマホの画面を。)

羽切東華 > 「分かってる。それも承知で契約してる身だからな…気長に待つさ」

そもそも、人の姿に具現化しているが彼女の本性はあくまで刀…妖刀だ。
そこは否定できないし間違ってはならない。刀が人を理解する。並大抵の事では無いだろう。

「――さすが、歴戦の刀は言葉に”重み”があるね…全く」

彼女と契約した時、大まかな経歴だけは聞いているがどれだけの修羅場を潜って来たのやら。
少なくとも少年が想像できる範疇では納まらないのは確かだろうか。

あと、軽くでも地味にチョップして手が痺れた。軽くでこれである。
ともあれ、彼女が観念したのかスマホを見せてくれば…がっつり液晶に斜めのヒビが。

「―――修理代、幾らだったかなぁ…。」

と、呟いてそのまま体を倒して。ポスッと問答無用で妖刀娘に膝枕させる。
ちょっと今、地味に泣きたい気分だからこの程度は大目に見て貰おう。

影打 鈍 >  
汝が死ぬまでに変わる保証もないぞ。

(もしかしたら妖刀としての一生をかけてもわからないかもしれない。)

――あぁ、鮪は止まると死ぬそうだな。
東華、汝は鮪の思考を学べばいいのではないか。

(すっとぼけたことを言うが、こちらはいたって真面目だ。)

ポケットに入れたまま座るとスマホは割れるのだな。
一つ学んだ。
――なんだ、寝るのか。
風邪を引くぞ。

(自身の膝に彼の頭が乗る。
 こちらが異常な硬さを示すのはある程度以上の衝撃に対してだ。
 普通に触る分には見た目通りの柔らかい太ももである。)

羽切東華 > 「いや、案外直ぐ変わる可能性もゼロではないし」

まぁ、急激には無理だろうが少しずつなら可能性は低い、とも言い切れない。
そもそも、理解しようとする姿勢があるだけで大分マシなのだろうから。

「…いや、魚の思考を学んでどうするのさ」

半眼でツッコミを。彼女の事だから至って真面目にそう提案しているのだろう。
外から見れば、これは天然ボケとかそういう風に見えたりするのかもしれない。

「…学んだら二度と同じ失敗はしないようにしてくれ…。
あと寝るんじゃなくて、修理代で出費が嵩むからショックなだけだ」

と、言いつつ彼女の膝枕だが…普通に触れると普通に女性らしい触り心地である。
まぁ、刀である彼女に本来性別の概念は無いのだろうが、それはそれ、これはこれ。

影打 鈍 >  
それは無理だろう。
人間はまだまだわからないことだらけだ。

(それでも少し笑う。
 これだから面白いというように。)


死なぬためには動き続けることだ。
ならば動き続けねば死ぬ生き物の思考を学ぶのが一番良いだろう。

(そもそも鮪が動き続けないと死ぬのは身体の作り上の話であって、思考を学んでも何も解決しない。
 なんてことはさっぱり知らない超合金妖刀娘Z。)

わかった。
しかしこうも簡単に壊れるとは。
もう少し頑丈なものを選んでおけばよかった。
――修理代、私の蓄えから出そう。

(一応自分も自分でそれなりに仕事を受けたりしている。
 大した額は貯まっていない……がまぁ足しにはなるだろう。
 慰めるように彼の頭をなでる。)

羽切東華 > 「だけど、だからこそ面白い――だろ?」

彼女が少しだけ笑ったのが分かった。普段は冷静淡々とした無表情が多いから笑顔は地味に貴重だ。
だからこそ、その感情は本物だろう。…彼女にとって人は矢張り不可解で興味深い対象なのだろう。

「――魚の思考とか体の作りとか学んでもしょうがないんだって」

で、一応真っ当なツッコミをするが…こういうのも日常茶飯事である。
この超合金妖刀娘、もうちょっと柔軟な発想や思考をいずれ身に着けてくれるといいのだが。

「…鈍の携帯は機能性よりまず頑丈さ重視がいいだろうね。確かそういう機種もあった筈だからそっちにしようか…。」

修理したらそのまま機種変更しておこうかと。まぁ、彼女自身が一番頑丈なのだけれども。
彼女の蓄えもあまり余裕があるとは言えないだろうに。少し考えてから「半分は俺が出す」と一言。
彼女だって今後の生活も考えて蓄えは少しずつでも貯めていった方がいいだろう。

ちなみに、彼女に撫でられるのは地味に心地良い。こういうやり取りは悪くない。

影打 鈍 >  
だからわかっているのになぜ聞く。

(心底理屈がわからないという顔。)

む。
それはなぜだ。
人はわからぬものを理解しようとするときには他人の思考を学ぶのだろう。
ならばそれが違う生き物であってもよいはずだ。
身体の作りも、確かに魚と人では全く違うが、それでも参考になることはあるかもしれぬではないか。

(こんなやり取りも日常茶飯事。
 とにかく理解できないことや納得できないことはわかるまでとことん聞くのだ。
 こうなると延々続く。)

む、う。
苦労を掛けるな……安いのでいいぞ。

(買って早々――というわけではないが、壊して家計を圧迫するのはやはり申し訳ない。
 稼ぎ頭は彼なのだし、その彼が稼いだ稼ぎを自分が食いつぶすのは明らかに良くないことだ。
 せめて彼の心が安らぐようにと髪の間に指を通す。)

羽切東華 > 「分かっていても確かめたくなる時が人間には割とあるんだよ…。」

と、そう言っておく。誰にでも当てはまる訳では決して無いが間違いでもないだろう、と。
妖刀娘が心底分からない、という顔をするのは何時もの事なので割と慣れたものだ。

「他人の思考や体のつくりを学ぶのは知識の一端になる。けどそれが必ず役に立つかどうかは別な。
そして、それを俺が役立てるかどうかもまた別の話って訳で…。」

うん、この妖刀娘の一番厄介な所が自身が納得出来るまでひたすら聞いてくる事だ。
それは別にいいのだが、こちらが答え辛い所もズバズバ追求してきたりする事も多い。

「いいよ、頑丈なのを今度は選んでおこう。…まぁ、悪いと思ってくれてるなら次は気をつけてくれ。
同じ失敗をするほど駄目な妖刀じゃないだろう?君は」

と、静かに笑って彼女を見上げる。手櫛で髪の毛を梳かれると油断したら本当に寝てしまいそうだ。

「…そういえば”食事”の方は大丈夫なのか?」

影打 鈍 >  
なるほど。

(そういうものか。
 また一つ人間のことを知った。)

だからと言って必ず役に立たないということでもないだろう。
役立てるには知る必要があるのだから、いつか役に立つときのために知っておくのは無駄ではないと思うが?

(知識は増やしておくに越したことはないと言う。
 ならばなぜ増やそうとしないのか、と。)

わかった。
二度としない、とは約束できんが、出来る限り無いようにする。
――ん?
あぁ、ここの所そう消費してはおらぬからな。
まだしばらくは平気――あぁ。

(最近は特に戦闘もしていないし、魔力を消費することもしていない。
 だから平気だと答えようとして、何かに思い当たったような顔。)

なんだ、それとも汝がして欲しいのか。

羽切東華 > 「そういうものだよ」

人を理解する事は彼女の人生…いや、刀生?のテーマみたいなものなのかもしれない。
あと、矢張りというか理屈立てて淡々と述べてくる彼女の様子にちょいとゲンナリ。
この辺り、もう少し柔らかくなってくれたらいいのになぁ、と思わないでもなく。

「知識を増やすのはいいとして、それを実践するかどうかは別って事で纏めておこうよ」

彼女との議論?は大抵こちらが押し負けて終わりだ。そもそも議論は得意とは言えないからしょうがない。
…情けない担い手と思われていないか、偶に心配にはなるけれど。

「…そうしてくれ。…あと、そういうつもりで聞いたんじゃないんだけど!
…まぁ、して欲しいといえばして欲しいけどさ…。」

そもそも、”食事”の必要が無い時にしてもしょうがないというか、その余剰分はどうなるのかという疑問もある。
まぁ、それを差し引いてもこの辺りに関しても冷静なのが彼女らしいと思う訳で。

影打 鈍 >  
人間というのは本当に理解が難しいな。

(まだ犬や猫のほうがわかりやすい。
 一切理解できる気はしないが、諦めたらそこで終わりなのだ。)

なんだ、それならそうと言えばいいのに。
お前の精液はうまいから好きだ。

(ずばんと往来のど真ん中でとんでもないことを口にする。
 食事は取れば取るだけストックが増えるのだが、あまりがめつくため込んでも仕方ない。
 なので必要のある時だけ食事をすることにしているのだが、彼がしたいなら話は別だ。)

羽切東華 > 「…簡単に相互理解できたらそれはそれでつまらないと思うがね…。」

彼女が諦めない限り、人を理解しようとするその姿勢に間違いはないだろう。
理解出来るかどうかはまだまだ未知数としか言えないのだが。

あと、往来のど真ん中でとんでもない事を抜かすこの妖刀娘。自重して欲しいが多分無理だ。
往来が変な目でこちらを見てくるが、俺のせいじゃないですこの娘が悪いんです、ストレート過ぎるので!

「えーと、鈍?ここ、他の人の目もあるからそこは誤魔化したりボカして言おうな?」

ちなみに、少年の体液は彼女曰く美味いらしい。同時に彼女へのエネルギ変換の効率も良いようで。
つまり、彼女の食事という観点から見れば極上に近い、と言えなくも無いだろうか。

影打 鈍 >  
それもそうだ。

(だから人を知ろうと思ったのだし。
 あっさり納得。)


別に聞かれて不都合があるわけでもなかろう。
汝の精液が旨いのは事実だ。

(首をかしげる。
 今更だけれど膝枕をしているということは、見上げれば壁にぶら下がる球体が二つ至近距離で見えるということだ。
 彼から見れば自身の顔の下半分くらいはそれに隠れていると思う。)

羽切東華 > そう、納得したら割とあっさりと引き下がるのがこの妖刀娘なのであった。
契約してそれなりの時間が経過しているが、最近漸く分かって来た気がする。

「いや、そういうのは…えーと、偏見というか変な目で見られるからボカすものなんだよ!」

と、抗議するが…冷静に考えてこの娘は小柄な割に実は結構巨乳なのである。
しかも膝枕態勢だからこの至近距離。…いけない、余計に意識してしまうではないか。

流石に、こんな広場のベンチ。周囲に人もそれなりに居る中で下半身がアレになるのはマズい。
そもそも彼女に何度か既に”食事”させているとはいえ、未だにドキドキするのはしょうがない。

「…と、いうか美味いのはいいとして魔力変換とか効率的には良いのか?それ…って、兎も角!
その、あーー”食事”は流石に帰ってから…うん」

歯切れが悪くなるのが我ながら情けない。

影打 鈍 >  
別に他人の目を気にする必要もあるまいに。

(別に犯罪を犯しているわけでもない。
 とはいえ止めろと言われれば素直にやめる。)

うむ。
せ――そういうものとか血とか、まぁ体液だな。
それは古来より生命力が多く含まれているものとされている。
魔力というのは基本生命力を変換して作るものだから、それをこちらで生命力に再変換してやらねばならない。
よほど魔力の相性が良ければ魔力を貰ったほうが効率はいいが、汝の場合はそっちの方が効率がいいな。

(量的に一番効率がいいのは血だが、食餌のたびにケガさせたり貧血にしたりするわけにもいかない。
 安全に効率よく、という意味ではそれが一番良かったりする。
 彼もまんざらではないようだし。)

あいわかった。
――あぁ、ゾンビ狩りの話だがな。
一応協力を取り付けられるかもしれん相手をちいとばかり調べてきた。

羽切東華 > 「人気のある場所でおっ始める趣味は無いって話だよ…ともあれ帰ったらで」

”食事”そのものは良いらしい。と、いうか彼女との会話や目の前に今も存在感を主張する巨乳でムラっと来ているのもある。
何だかんだ、結構性的なんだよなぁ、この妖刀娘…と、そんな事を思いつつに。

「まぁ、俺はあまり魔術の素質には恵まれていないみたいだからな…学園在籍してた頃はそっち方面はサッパリだったし。
だからまぁ、その…うん、体液からの変換の方が効率も良いとは思う」

魔力に関しては正直低い、というか最低限あるかどうかのレベルでしかない。
それならば、体液を彼女が摂取して変換していく方が効率的であろう。

まぁ、血液は少量ならまだしも多量だと貧血の恐れもある訳で。
そうなると、後は…まぁ精液や汗などそういうものになってしまう。

「…協力を取り付けられそうな相手?ちなみにどちらさんで?」

と、彼女の調べてきた情報を聞こうと真面目な空気に。…まぁ、膝枕のままなので巨乳の存在感は圧倒的だが。

影打 鈍 >  
それは犯罪だろう?

(天下の往来でおっぱじめたら途端に風紀が飛んでくる。
 さすがに世界の法にケンカを売るつもりはない。)

仮に汝の魔力と相性がよくとも、それで消耗する汝の体力を考えたらやはりこちらの方がいいだろうな。
ちょいと待て――あった、ええと。

(言ってポケットからメモ帳を取り出す。
 ちょっと体を斜めにするので彼の頭も少し動くだろう。
 彼の視界もブレるし、ついでにスイカとメロンも。
 ゆさり。)

――落第街の方で聞いた話では、まずは白い閃光とか純白の暗殺者とか言われるやつだな。
報酬次第でなんでもするらしい。
それと風紀の飼い犬の元二級学生、追影切人。
あと鷹の目と呼ばれる弓使いが最近よく動いてるらしい。
國宏一実と言う生徒もゾンビ狩りに精力的だそうだ。

(こんな感じで風紀以外でゾンビ狩りに動いている人物の名を挙げていく。)

羽切東華 > 「妖刀がそれを言ってもなぁ…とはいえ、俺もそんな変態行為の趣味は無いけどさ」

既に彼女への魔力提供という名目でヤる事はヤっている。
勿論、彼女の食事という意味合いもちゃんと果たしている。

「まぁ、体液摂取…血液以外が一番良いって事かな…ふむ」

彼女がメモ帳を取り出す仕草に合わせ、こちらの頭が揺れてスイカとメロンが揺れる。
…帰ったら胸でアレコレして貰おうと決めた。こういう所は素直な所有者である。

ともあれ、彼女の挙げた異名や実名の4人の存在を頭に叩き込んでおく。
全員と遭遇するという事は流石に難しいかもしれないが、場合によっては共闘出来るだろうか。

「白い閃光に鷹の目…追影というヤツは噂だけは知ってる。確か昔は斬鬼と呼ばれてた男らしい。最後の一人は異形使い…だったか。その男も噂だけなら」

ともあれ、誰も彼も個性が強そうだ。そこに「人外殺し」と
「不殺の殺刃器」も加わる訳だが。

「ありがとう、その情報は覚えておく。ただ、基本はお互い単独行動だな。
もし、鈍がその連中と遭遇したら…まぁ、君の判断に任せて臨機応変で」

影打 鈍 >  
効率で言えば血液だがな。
だが食事のたびに汝に傷を付けるのも面白くない。

(だから結局そういうことになってしまうのだ。
 幸い戦闘行為をしなければ燃費はいい方なので、おとなしくしていれば一か月は何も「食べ」なくても平気なのだけれど。)

比較的安全且つ「使える」のは白い閃光だろう。
仕事以外の殺しはしないらしいが、金がかかる。
鷹の目は人助けが趣味みたいなところがあるらしいから、協力を仰ぐとしたらこいつが無難か。
あとの二人は、それよりはちょいと危険かもしれぬな。

(とはいえ誰に協力を仰ぐとしても対価の問題がある。
 仕事のリスクと最終的なこちらの収入、仕事の成功率など、いろいろ考えて動く必要があるだろう。)

あいわかった。
――さて、そろそろ帰るか。
いつまでもぐうたら寝てるでない。

(そう言ってぐいぐいと頭を押す。
 頭をどければ立ち上がり、カランコロンと歩き出そうか――)

ご案内:「異邦人街」から影打 鈍さんが去りました。
羽切東華 > 「面白くない、というか俺もそんな血を流す趣味は無いからなぁ…ウン」

で、結局そうなるとそういう行為での食事がベストという回答になってしまう。
ともあれ、戦闘行為が頻発するような事は落第街や転移荒野にしょっちゅう出向かない限りはあまり無いだろう。
とはいえ、今回のゾンビ騒動はまだ長引きそうな気もするのだけれども。

ともあれ、可能ならその都度その連中に協力を求め、出来る限りリスクは減らしつつ仕事をこなす。
実際は難儀しそうだがそこは便利屋。請けた仕事は最低限のノルマはこなしておきたい。

「分かったから押すなよ…っと。じゃあ帰りますか」

頭をグイグイ押されれば、抗議をしつつも起き上がって立ち上がる。
後はそのまま、妖刀娘と共に異邦人街の一角にある我が家へと戻るだろう。

ご案内:「異邦人街」から羽切東華さんが去りました。