2015/06/06 のログ
ご案内:「宗教施設群」にジークさんが現れました。
ジーク > 「女神」を祀る礼拝堂。飾り気に乏しくも、祈りを捧げるものに穏やかさを与えるために設えられて、月の光が淡く、しかし計算されたように屋内を照らす
ジーク > (白いケープの長躯、フードを下ろして栗毛をあらわにした青年が、せっせと運び出しているのは誇りを被った家具と、数多くの蔵書だ)
ジーク > 前任のシスターは何をしていたのだか・・・

(零し、荷を整列させて長椅子に腰掛ける、見上げた窓に、丁度月が浮かんでいた)

ジーク > (無作為に手にした、銅色の表紙をはたき、目を落とす)
今夜の煮物・・・
(顎を指で撫でた)

ジーク > ふむ、ジャガイモを・・・そうか、冷蔵庫な、無事だったかな

(本をぱたと閉じ、思索顔で周囲を見回す)

ジーク > (霊的刻印の施された頬を撫でる)
(「枝・・・いや、わざわざこんな所を監視する物好きも居ないか。
俺のファンでもなけりゃ」)

ジーク > さて、あと一仕事だ
(ごちてハタキを手に、立ち上がる)

ジーク > (「女神」に捧げる歌を口ずさみ、夜は更けていく)
ご案内:「宗教施設群」からジークさんが去りました。