2015/08/16 のログ
ご案内:「歓楽街大通り」に夕霧さんが現れました。
夕霧 > ふらりと人もまばらになり始めた夜の歓楽街へ立ち寄る。
時間としては日付が変わった、という所。
まばらとはいえ人がいない訳でもなく、眠らない街と言うのは間違いではないと感じさせる。

何時もの服装ではなく、少しばかりラフな服装。
黒のジーパンにノースリーブの薄い青のシャツ。
適当に着れる物をひっつかんだらたまたまラフな格好であった、というわけであった。

何故ふらりと来たのか。
と言うのも一度ベッドへ入ったものの。
嫌な夢を見て起きてしまい、寝なおす気になれなかったのである。
「……」
ふう、と息を吐き、適当な場所へ腰掛ける。
当然、待ち合わせなども無い。

夕霧 > 当然この時間に一人。
幾人か声をかけてくるが無表情のまま、全く無視を決め込めばそのまますごすごと離れていく。

嫌な夢、というか昔の夢である。
余り思い出したくは無い夢であった。
明確にあれは悪夢であったと言っても差し支えは無い。

汗を拭う。
思い出したくないことと言うのはあるもので。
その夢は的確に彼女の其の部分に触れていた。

所在なさげにただ視線を動かす。

夕霧 > 何故歓楽街に来たのか。
自身でもよくわからなかった。
のでどうせやることも無いので考える。

単純に寝る気になれなかったから。
寝ないこの街に来たのか。

それとも―――。
何かを期待してここへ来たのか。

「まぁどっちにせよ」
呟く。
とにかくこの街に足が向いたのはそういうことなのだろう。
ただ、ぼんやりとする。
しばらく、その場にゆっくりするだろうか。

夕霧 > しばらくゆっくりとしていれば、随分と落ち着きを取り戻した。
ゆっくりと立ち上がる。

戻ってもいいのだけれど。
伸びを一つ。

少しだけ、歩きまわって帰ろう。
そう、考え。

ゆっくりと歓楽街の中へと消えていった。

ご案内:「歓楽街大通り」から夕霧さんが去りました。