2016/05/11 のログ
ご案内:「歓楽街」に水月エニィさんが現れました。
水月エニィ > 「うっさい所ね……」
 
 軽く耳を抑えながら顔を顰め、夜の歓楽街を歩く少女。
 その装いは学生服であれど改造の施されたもので、少々目を引くものだろうか。

 適当な店に入っては出て、入っては出て、そんなことの繰り返しだ。

水月エニィ >  ネオンの眩しさに目を顰めながら、店舗を覗いては出て、覗いては出て。
 ひたすらそのように虱潰しの歓楽街の店舗を把握するような"おのぼりさん"的行為を繰り返す。

 時折――

「ひゃっ!?」

 ギリギリセーフのイカガワシイのお店を覗いてしまって、慌てて店を出てしまうこともあるのだが。

水月エニィ > 「……は、初めてみたわ。あの卵みたいな赤と白のってあれよね。」

 うわさに聞くテ――
 ――脳内で、九頭竜の牙が如きそそり立つアッパーと、真上に吹き飛ばされる自身の姿
 ――これはあくまで比喩だが――そういうものを浮かべて――首を大きく横に振った。

「……、気、気を取り直して次行きましょ。」

水月エニィ > 「……ダメね。気が散るわ。
 今日の散策は引き上げておきましょう。」

 頭を抱えたまま、その場を後にするか。

ご案内:「歓楽街」から水月エニィさんが去りました。