2016/07/11 のログ
ご案内:「歓楽街」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 > (月曜日の夜。
 比較的安全な、大きな通りを歩いている。
 喧騒はうるさいが可愛いものである。
 違法なことはしていないのだから)

やれやれ…
テスト明けだから元気なのか?

佐伯貴子 > (夏季休暇ももうすぐだろうか。
 毎日遊ぶことはできないが、
 今までより自由時間は増える。
 トレーニングに当てるのも、
 勉学に励むのも、
 自分次第であった)

ここ、「おしるこコーラ」売ってたっけ…

ご案内:「歓楽街」に寄月 秋輝さんが現れました。
寄月 秋輝 >  
「……今何か恐ろしい単語を発言しませんでしたか」

偏光迷彩解除。
たぶんすごい顔してる。
とはいえ、先日見たであろう体調の悪そうな面構えは治っている。

佐伯貴子 > 誰だ!?

(声で相手はわかっているのだが、
 いかんせん姿が見えない。
 左拳を引き右拳を軽く前に出し、
 戦闘態勢を取る)

姿を現せ寄月…

寄月 秋輝 >  
「襲いませんから」

両手を上げて姿を現す。

「で、何ですかそのおしるこコーラとかいう劇物は」

もうそっちにしか意識が無さそうだ。
相手の体勢も気にしていない。

仮に殴り掛かられても大丈夫という意識でもあるのかもしれない。

佐伯貴子 > 襲うからなー寄月は襲うからなー

(周囲には聞こえない程度の声で言いながら、
 ファイティングポーズを解く)

冬はホットでおしるこの味、
夏はアイスでコーラの味という画期的な清涼飲料水だ。
あったら奢れよ。
無理やり抱いておいてタダで済むと思うなよ。

(言いながら自販機を眺める)

寄月 秋輝 >  
「いやそれに関しては申し訳ない話ですが」

表情はしれっとしたものだ。
貴子が姿勢を戻せば、彼も手を下ろす。

「画期的……なんでしょうかね、それ?
 まぁそんなものでよければ、喜んでご馳走しますが。
 その恩もありますし」

半信半疑、みたいな顔で自販機を見ている。
いやそんなもんあるわけない、別のもので恩を返したい。

佐伯貴子 > 申し訳ないと思っているのは良い。
自分の悪行を自覚しているのだから。

(自販機を観察するが置いていないようだ)

画期的だろう。
学内と公園には大体置いてある。
…しかたない、普通のコーラで我慢するか。

(と言いながらコーラを指さし寄月を見る。
 もちろんこんな安いもので済ませようとは思っていない)

寄月 秋輝 >  
「学内と公園に置いてある」

思わず復唱してしまう。
どうやら現実にあるらしい。
しかしその魔の手はまだ歓楽街までは届いていないようだ。
このまま平穏で居てくれ歓楽街。

心の中で願いながら、コインを入れて示されたコーラを買う。
それを取り出し、貴子の手に渡した。

佐伯貴子 > そんなに珍しいものでもないだろう。
鶏の血とか溶岩とかも売っているぞ。

(人間だけが通っているわけではない。
 頷いて当然のように受け取りタブを開ける)

恩か…そうだな…
こちらの昔話では、恩を受けた動物が巨万の富を持ってくる、
というのが一般的だったなー…

(遠い目でどこかを見ながらコーラに口をつける)

寄月 秋輝 >  
「そのあたりは理解できますが、おしるこコーラ」

そっちは理解できないらしい。
人間の飲み物のほうが難解な場合もある。

「その動物は人間も込みですか……
 残念ですが富は言うほど無いので、生命保険でもかけて受取人をあなたにする他ありませんね」

佐伯貴子 > おしるこコーラdisってんのか!
いっぺん飲んでみろ。

(熱烈なファンらしい)

どれだけ気長な計画なんだ。
しかもそれだと君とただならぬ関係になるではないか。
…どこまで本気かわからないな。
なにかないのか恩返し。

(自販機の側面に左肩でもたれかかりながら、
 ゆっくりコーラを飲む)

寄月 秋輝 >  
「……はい、飲んでみます……」

熱意に負けた。

「いやまぁ、しばらくしたら死んでそうな気もしますけどね。
 そのうち戦闘で致命傷でも負うんじゃないでしょうか」

というか、嘱託とはいえ戦闘要員の風紀委員に生命保険等かかるだろうか。
正直よくわからないが、もし必要ならやる価値はあるかもしれない。

「……何がしてほしいんですか?」

逆に恩返しの内容を聞いてみた。

佐伯貴子 > その意気や良し。

そう簡単に死ぬとか言うなよ。
向こうの世界への未練が吹っ切れたからって、
そのまま糸が切れてあの世に行きましたとか、
絶対にゆるさないからな。

(本気の眼差しで寄月を睨む)

そうだなー…
とりあえず、海開きしたら、
水着褒め要因になってもらおうかな。

(相手は自分に欲情しうるとわかっていてこの言い草である。
 襲われても文句は言えないというものであった)

寄月 秋輝 >  
「いやまぁ、もちろん死ぬつもりはありませんが。
 元居た世界よりは平和に過ごせていますし。
 とりあえず生命保険は早いうちにかけておきましょう」

わかってるのかわかってないのか。
とりあえず明日の朝刊に死亡事件として載ることはないだろう。

「そんなことでいいならいくらでも。
 今から佐伯さんの水着を楽しみにしていますね」

薄く笑いながら言い放った。
ちょっとだけ余裕がある。

佐伯貴子 > 生命保険…
あんまり詳しくないのだが、かけている期間が短いと、
そんなにもらえないような気がするな。
あんまり考えなくていいよ。

(保険は必要な商売だと思うが、
 この島で風紀委員などをやっていると、
 どうにも実感が湧いてこない)

あー、楽しみにされちゃあ恩返しにならないなー。
商店街で売れている冷感呪符を大量購入かな、
まずは。

(背中に貼ってある札がいつまでもつか分からない。
 せいぜい財布として使ってやろう。
 良心の呵責はない)

寄月 秋輝 >  
「ではこの方法は恩返しに使うのはやめておきましょう」

横においといた。

「構いませんけど……僕の家計もそんなに余裕が無いですからね。
 体を使った恩返しを多めにしてもらえると助かります。
 生活にも関わる死活問題なんで」

戦闘で死ぬ前に、生活が立ち行かなくなって死んではなんにもならない。
そこだけ軽く釘を刺しておく。

あとは良心に訴える。

佐伯貴子 > ちっ、カネがないのか。

(佐伯貴子は金に汚い女である)

君は最後までキスをしなかったから、
肉バイブとして使うのもいいな?

(うっとりした視線で寄月を見つめ)

嘘だけど。

(コーラの缶を傾けた)

寄月 秋輝 >  
「冷感呪符くらいは買ってあげられると思いますから、それくらいならまぁ」

うーんとうなる。
どこまで自分にも余裕があるか。

「恋人関係じゃないですからね。
 ……肌を重ねておいて言うのもなんですけど」

こいつも大概感覚が狂っていた。

自分もたまには、と自販機に向かう。
ブラックのコーヒー。

佐伯貴子 > 余裕のない人間にたかるほど非情じゃない。
冷感呪符は自分で買うよ。

(首を振った。
 金に汚いからといって拝金主義者ではない)

自分で襲っておいてその言い草。
私が訴えたら君は確実に負けるぞ。

(と言っても証拠はないのだが。
 携帯デバイスが録画になっていたかもしれないが)

じゃあ、私が危険な目にあっていたら助けてくれ。
それくらいかな、
今思いつくのは。

(コーラを飲み干すと、
 空き缶をゴミ箱に入れる)

寄月 秋輝 >  
「それなりのことをしましたからね。
 訴えられても仕方ないとは思ってますよ」

彼女の慈悲で生かされていることくらいは理解していた。

「任せておいてください。
 だからといって、意気揚々と危ないところに踏み込んだりはしないでださいね」

笑いながら快諾した。
同じようにコーヒーを一気に飲み干し、缶を握り潰してからゴミ箱へ。

佐伯貴子 > また何か溜まったら私に相談しろ。
溜まったらって鬱憤とかだぞ。
私以外だったら君は社会的に死んでいた。

(佐伯貴子だからこそ抱いたとか言っていたような気もしたが、
 強姦魔なのはもう揺るぎない事実である)

誰が好き好んで危険地帯に入るものか。
さて、そろそろ引き上げるぞ。
ここはグレーの場所。
白い安全な場所に帰ろう。

(いうと、駅に向かって歩き出す)

ご案内:「歓楽街」から佐伯貴子さんが去りました。
寄月 秋輝 >  
「鬱憤溜めてあなたに相談はしませんよ。
 声をかけるとしたら、どうしても佐伯さんがいいと思ったときだけにしますから」

強姦魔らしくないことを言いながら、小さく肩をすくめた。
覆らない事実ではあるが、こうもつつかれると胃が痛い。

「そうですね……移動しますか……」

それを追い、ふわりと浮いて移動し始めた。

ご案内:「歓楽街」から寄月 秋輝さんが去りました。