2016/07/11 のログ
ご案内:「歓楽街」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > (月曜日の夜。
比較的安全な、大きな通りを歩いている。
喧騒はうるさいが可愛いものである。
違法なことはしていないのだから)
やれやれ…
テスト明けだから元気なのか?
■佐伯貴子 > (夏季休暇ももうすぐだろうか。
毎日遊ぶことはできないが、
今までより自由時間は増える。
トレーニングに当てるのも、
勉学に励むのも、
自分次第であった)
ここ、「おしるこコーラ」売ってたっけ…
ご案内:「歓楽街」に寄月 秋輝さんが現れました。
■寄月 秋輝 >
「……今何か恐ろしい単語を発言しませんでしたか」
偏光迷彩解除。
たぶんすごい顔してる。
とはいえ、先日見たであろう体調の悪そうな面構えは治っている。
■佐伯貴子 > 誰だ!?
(声で相手はわかっているのだが、
いかんせん姿が見えない。
左拳を引き右拳を軽く前に出し、
戦闘態勢を取る)
姿を現せ寄月…
■寄月 秋輝 >
「襲いませんから」
両手を上げて姿を現す。
「で、何ですかそのおしるこコーラとかいう劇物は」
もうそっちにしか意識が無さそうだ。
相手の体勢も気にしていない。
仮に殴り掛かられても大丈夫という意識でもあるのかもしれない。
■佐伯貴子 > 襲うからなー寄月は襲うからなー
(周囲には聞こえない程度の声で言いながら、
ファイティングポーズを解く)
冬はホットでおしるこの味、
夏はアイスでコーラの味という画期的な清涼飲料水だ。
あったら奢れよ。
無理やり抱いておいてタダで済むと思うなよ。
(言いながら自販機を眺める)
■寄月 秋輝 >
「いやそれに関しては申し訳ない話ですが」
表情はしれっとしたものだ。
貴子が姿勢を戻せば、彼も手を下ろす。
「画期的……なんでしょうかね、それ?
まぁそんなものでよければ、喜んでご馳走しますが。
その恩もありますし」
半信半疑、みたいな顔で自販機を見ている。
いやそんなもんあるわけない、別のもので恩を返したい。
■佐伯貴子 > 申し訳ないと思っているのは良い。
自分の悪行を自覚しているのだから。
(自販機を観察するが置いていないようだ)
画期的だろう。
学内と公園には大体置いてある。
…しかたない、普通のコーラで我慢するか。
(と言いながらコーラを指さし寄月を見る。
もちろんこんな安いもので済ませようとは思っていない)
■寄月 秋輝 >
「学内と公園に置いてある」
思わず復唱してしまう。
どうやら現実にあるらしい。
しかしその魔の手はまだ歓楽街までは届いていないようだ。
このまま平穏で居てくれ歓楽街。
心の中で願いながら、コインを入れて示されたコーラを買う。
それを取り出し、貴子の手に渡した。
■佐伯貴子 > そんなに珍しいものでもないだろう。
鶏の血とか溶岩とかも売っているぞ。
(人間だけが通っているわけではない。
頷いて当然のように受け取りタブを開ける)
恩か…そうだな…
こちらの昔話では、恩を受けた動物が巨万の富を持ってくる、
というのが一般的だったなー…
(遠い目でどこかを見ながらコーラに口をつける)
■寄月 秋輝 >
「そのあたりは理解できますが、おしるこコーラ」
そっちは理解できないらしい。
人間の飲み物のほうが難解な場合もある。
「その動物は人間も込みですか……
残念ですが富は言うほど無いので、生命保険でもかけて受取人をあなたにする他ありませんね」
■佐伯貴子 > おしるこコーラdisってんのか!
いっぺん飲んでみろ。
(熱烈なファンらしい)
どれだけ気長な計画なんだ。
しかもそれだと君とただならぬ関係になるではないか。
…どこまで本気かわからないな。
なにかないのか恩返し。
(自販機の側面に左肩でもたれかかりながら、
ゆっくりコーラを飲む)
■寄月 秋輝 >
「……はい、飲んでみます……」
熱意に負けた。
「いやまぁ、しばらくしたら死んでそうな気もしますけどね。
そのうち戦闘で致命傷でも負うんじゃないでしょうか」
というか、嘱託とはいえ戦闘要員の風紀委員に生命保険等かかるだろうか。
正直よくわからないが、もし必要ならやる価値はあるかもしれない。
「……何がしてほしいんですか?」
逆に恩返しの内容を聞いてみた。
■佐伯貴子 > その意気や良し。
そう簡単に死ぬとか言うなよ。
向こうの世界への未練が吹っ切れたからって、
そのまま糸が切れてあの世に行きましたとか、
絶対にゆるさないからな。
(本気の眼差しで寄月を睨む)
そうだなー…
とりあえず、海開きしたら、
水着褒め要因になってもらおうかな。
(相手は自分に欲情しうるとわかっていてこの言い草である。
襲われても文句は言えないというものであった)
■寄月 秋輝 >
「いやまぁ、もちろん死ぬつもりはありませんが。
元居た世界よりは平和に過ごせていますし。
とりあえず生命保険は早いうちにかけておきましょう」
わかってるのかわかってないのか。
とりあえず明日の朝刊に死亡事件として載ることはないだろう。
「そんなことでいいならいくらでも。
今から佐伯さんの水着を楽しみにしていますね」
薄く笑いながら言い放った。
ちょっとだけ余裕がある。
■佐伯貴子 > 生命保険…
あんまり詳しくないのだが、かけている期間が短いと、
そんなにもらえないような気がするな。
あんまり考えなくていいよ。
(保険は必要な商売だと思うが、
この島で風紀委員などをやっていると、
どうにも実感が湧いてこない)
あー、楽しみにされちゃあ恩返しにならないなー。
商店街で売れている冷感呪符を大量購入かな、
まずは。
(背中に貼ってある札がいつまでもつか分からない。
せいぜい財布として使ってやろう。
良心の呵責はない)
■寄月 秋輝 >
「ではこの方法は恩返しに使うのはやめておきましょう」
横においといた。
「構いませんけど……僕の家計もそんなに余裕が無いですからね。
体を使った恩返しを多めにしてもらえると助かります。
生活にも関わる死活問題なんで」
戦闘で死ぬ前に、生活が立ち行かなくなって死んではなんにもならない。
そこだけ軽く釘を刺しておく。
あとは良心に訴える。
■佐伯貴子 > ちっ、カネがないのか。
(佐伯貴子は金に汚い女である)
君は最後までキスをしなかったから、
肉バイブとして使うのもいいな?
(うっとりした視線で寄月を見つめ)
嘘だけど。
(コーラの缶を傾けた)
■寄月 秋輝 >
「冷感呪符くらいは買ってあげられると思いますから、それくらいならまぁ」
うーんとうなる。
どこまで自分にも余裕があるか。
「恋人関係じゃないですからね。
……肌を重ねておいて言うのもなんですけど」
こいつも大概感覚が狂っていた。
自分もたまには、と自販機に向かう。
ブラックのコーヒー。
■佐伯貴子 > 余裕のない人間にたかるほど非情じゃない。
冷感呪符は自分で買うよ。
(首を振った。
金に汚いからといって拝金主義者ではない)
自分で襲っておいてその言い草。
私が訴えたら君は確実に負けるぞ。
(と言っても証拠はないのだが。
携帯デバイスが録画になっていたかもしれないが)
じゃあ、私が危険な目にあっていたら助けてくれ。
それくらいかな、
今思いつくのは。
(コーラを飲み干すと、
空き缶をゴミ箱に入れる)
■寄月 秋輝 >
「それなりのことをしましたからね。
訴えられても仕方ないとは思ってますよ」
彼女の慈悲で生かされていることくらいは理解していた。
「任せておいてください。
だからといって、意気揚々と危ないところに踏み込んだりはしないでださいね」
笑いながら快諾した。
同じようにコーヒーを一気に飲み干し、缶を握り潰してからゴミ箱へ。
■佐伯貴子 > また何か溜まったら私に相談しろ。
溜まったらって鬱憤とかだぞ。
私以外だったら君は社会的に死んでいた。
(佐伯貴子だからこそ抱いたとか言っていたような気もしたが、
強姦魔なのはもう揺るぎない事実である)
誰が好き好んで危険地帯に入るものか。
さて、そろそろ引き上げるぞ。
ここはグレーの場所。
白い安全な場所に帰ろう。
(いうと、駅に向かって歩き出す)
ご案内:「歓楽街」から佐伯貴子さんが去りました。
■寄月 秋輝 >
「鬱憤溜めてあなたに相談はしませんよ。
声をかけるとしたら、どうしても佐伯さんがいいと思ったときだけにしますから」
強姦魔らしくないことを言いながら、小さく肩をすくめた。
覆らない事実ではあるが、こうもつつかれると胃が痛い。
「そうですね……移動しますか……」
それを追い、ふわりと浮いて移動し始めた。
ご案内:「歓楽街」から寄月 秋輝さんが去りました。