2016/09/21 のログ
櫛鉈 蛟 > 「だろうな……ハァ、面倒なこった」

どちらかといえば、監視するのは主に公安の担当で、風紀の担当はこの男の職務質問とかいざという時の捕縛だ。
まぁ、そういう時は荒事担当の彼女とかにお呼びが掛かる可能性も高いが。
あと、チンピラ男については自業自得であるし、割と平気そうなので無視しておこう。

「持ち物検査ねぇ……まぁいっか。どっちにしろ拒否権ねーしな」

以前、外部組織からの刺客をノした時に手に入れた拳銃は持っていないのが幸いしたか。
代わりに、腰の後ろに黒いケースに収めた短刀を所持しているが、これは風紀委員も把握済みだ。
なので、これは別に除外してもいいだろう。そもそも男以外では抜けない謎仕様である。

「申請が通るといいな…っつー訳でホイ」

軽くジャケットを捲り上げたり内ポケットを見せたり。あと、腰の後ろの短刀も見せておく。

ご案内:「歓楽街」に櫛鉈 蛟さんが現れました。
アイシャ >  
面倒な事になることをする方が悪いですよ。
――失礼します
ふむ、財布の中身が恐ろしく軽いのが怪しいですが、それ以外は特に問題なさそうですね。

(ジャケットやパンツのポケットを調べ、ついでに財布を拝借して中身を確認しておく。
 遊びに来たと言う割には中身が無いが、そういう事もあるだろう。
 元の場所に戻しておく。)

はい、ご協力ありがとうございました。
ご協力のお礼に何か奢りましょうか?
私結構お金持ってますし。

(つい、とメカメカしい人差し指で示すは、ハンバーガーのチェーン店。
 お礼云々は口実で、自分が食べたいだけである。)

櫛鉈 蛟 > 「ごもっともな忠言、耳が痛いねまったく」

煙草を咥えたまま苦笑いで肩を竦めるが、まぁ今の立場になったのも自己責任だ。
あと、財布の中身が軽いのは余計である。金が無いのだからしょうがない。
最悪、カツアゲするかチンピラにわざと絡まれてからぶちのめして現金調達も考えていたのだし。

ともあれ、一通り調べられて解放されたので良しとしよう。
と、まさかの向こうからのご提案。あと、金を持ってるのは羨ましい。

「あ?風紀委員の一員が、俺みたいな胡散臭いのに奢っていいのかよ?まぁ、タダで食らえるなら遠慮なく奢って貰うけども」

と、謙虚に断らずにむしろ堂々とお言葉に甘える所存。
遠慮してもしょうがないのだし、そういう訳で彼女が代金持ちで異存は無い。
と、いうか取り押さえてる男はどうするのだろう。眼を離したスキに逃げそうであるし。

アイシャ >  
学生に戻られてはいかがですか?
結構楽しいものですよ。

(自身は学生らしい生活はしていないが、同僚の話を聞いていたりすると楽しそうだと思う。
 彼は何かしらの理由でその身分を捨てたのだから、会ったばかりの自分に言われて戻るとも思えないが、言うだけならタダだ。)

このまま放置してカツアゲか何かされても困りますので。
今のところは悪さをしているわけではありませんし、そのぐらいは許されるでしょう。
――と言うか私だけ食べると言うのも気が引けますので。

(合成音声で早口に告げ、しゃがみこむ。
 男の身体を片手で持ち上げ、)

――あてみ。

(ド、と男の首筋にチョップを食らわせた。
 がっくりとうなだれる男。)

――さて、いきましょうか。

(ぐったりした男を担ぎ上げて、そう告げた。)

櫛鉈 蛟 > 「今更戻ってもなぁ…また直ぐに退学する未来しか見えねぇし」

学生証があると、身分証明書として便利ではあるが。
まぁ、でも何らかの転機がもし訪れれば戻るかもしれない。可能性はゼロではない。

「いや、こんな風紀委員が巡回強化してるポイントでわざわざやんねーよ…と、いうか罪悪感感じるのか」

その辺りの感覚が分からないのか不思議そうに。と、彼女がチンピラを片手で持ち上げたかと思えば

「それ、当身じゃなくて単なる延髄チョップだろうに」

と、ツッコミは一応入れておきつつも、まぁこれで暫く男が眼を覚ますことはあるまい。
と、いうか男をメカ娘が担ぎ上げる、というシュールな光景が目の前にあった。

「おぅ、気絶されて連れて行くのか…まぁ、暴れたり抵抗されないだけマシかもな」

と、いう訳で彼女のおごりという事でハンバーガー店でハンバーガーを堪能していくのである。

アイシャ >  
物事を始めるのに遅すぎると言う事は無い、と博士が言っていましたよ。
気が向いた時は、歓迎しますよ。

(男を担いで歩きながら、振り返って笑顔を向ける。
 博士、と言うのは自身を製作した異邦人の科学者のこと。)

――訂正します。
当たり屋のようなことをされても困りますし。
あてみです。
マルトクチョップとも言います。

(とにかくあてみと言ったらあてみなのだ。
 捕まえた犯罪者は気絶させるのが一番である。
 そのままハンバーガーショップでチーズバーガーを大量に買い込み、彼の分も一緒に会計。
 大量の紙袋と気絶した男を担いだまま彼に別れを告げ、背中の推進装置を光らせながら文字通り飛んで帰っていく。)

ご案内:「歓楽街」からアイシャさんが去りました。
櫛鉈 蛟 > 「博士ねぇ。まぁ、一応考えておくわ」

現時点では、少なくとも戻る気はあまり無いのだし。、しかし、気絶したチンピラを担いで笑顔のメカ娘。
何と言うかシュールというか男前な絵面というか。

「お、おぅ…」

もし自分がやらかしたら、こんなチョップとかメカ攻撃のオンパレードを食らうんだろうか。
内心でゾッとしねぇな、とか思いつつ。ともあれ、そのままバーガーショップの中へ。
彼女の奢りで何個掛かったが、相手の買い込んだ量にマジかよ、と苦笑いしていたとか。
ともあれ、その後は飛び去る彼女を見送り、自分も今夜は引き揚げようと歩き出すだろう。

ご案内:「歓楽街」から櫛鉈 蛟さんが去りました。