2017/03/18 のログ
ご案内:「酒場「崑崙」」に佐伯貴子さんが現れました。
ご案内:「酒場「崑崙」」に寄月 秋輝さんが現れました。
■佐伯貴子 > (カウンターで飲んでいる。
ウーロン茶を。
未成年の飲酒は禁止されているが、
酒場に入店してはいけないわけではない…はず)
あー、シーザーサラダと、ポテトフライと、若鶏唐揚げ下さい。
(注文を済ませる)
■寄月 秋輝 >
「……あの、ここ一応酒場なんですが」
開口一番、そんなセリフ。
ドリンクに対するものか、それとも貴子の年齢に対するものか。
隣はいいか、などと聞くことも無く、隣の席に座る。
「日本酒の……これと、酢の物を……」
しれっと注文もこなす。
■佐伯貴子 > アルコール飲まなきゃ問題ないだろう。
君は飲める年齢だから保護者だな。
私の。
(特に悪ぶれもせず、箸でポテトフライをつまむ。
佐伯貴子はここに来るのは初めてではない。
風紀委員の仕事として見回りに来たことがある。
その時は雰囲気がすきだったので目をつけておいたのだ)
さあ、私の代わりにどんどん飲んでくれ。
君の金で。
(いつも通り適当なことを言いながらポテトを食べる)
■寄月 秋輝 >
「まぁ……いいですけど……」
なんとも言えない顔で、出てきた酒を受け取る。
それを一口飲んで、うむ、と一息。
「……いいですよ、それくらい。
いつまでこうしてご馳走出来るかわかりませんからね」
頼んだ酢の物が来た。タコだ。
それを箸でつまんでいただく。
見た目よりやっていることがオヤジである。
■佐伯貴子 > なんかはっきりしない言い方だな。
そんなんだから彼女もできないんだ。
(ひどい言い草であると同時にカマかけである。
恋人ができたのかどうか確かめるためだ。
最も、いるのなら女性と二人で酒場には来ないだろうが)
それくらいって、飲み屋の食べ物って結構な値段だぞ!?
メニュー見て正直驚いたもん…
(ファミレスやカフェとは少し値段が違う。
それは些細な違いだが、
未成年にとっては大きな違いだった。
ウーロン茶を煽ってもういっぱい頼む)
■寄月 秋輝 >
「それは関係ないでしょう。
そう思うなら合いそうな人を紹介……は、やめといてください」
『友人を売れるわけがない』とか言われそうな気がするのでやめておいた。
実際独身継続中である。
「……魔術研究もやっているという話はしましたよね?
風紀委員会の仕事と、魔術研究成果なんかでそれなりに……」
体を寄せて耳打ちして、小さくため息を吐く。不思議と酒臭くない。
あまり生々しい話はしたくないので、さらっと切り上げる。
が、やはり酒場のメニューはそれなりの値段だ。
アルコールと一緒に頼んで採算が取れるように設定されているとかなんとか。
■佐伯貴子 > いいや、はっきりした男の方がモテる!…と思う。
むしろこっちが紹介してもらいたいぐらいだ。
(佐伯貴子は女友達が多い。
だが他人に紹介したりするのは苦手だった)
…それってかなりハードワークじゃないのか…
飛び級するほどでしかもそれって…
(胡散臭そうに見つめる。
魔術研究と単位が直結しているのなら不思議ではない。
しかし、それは上手くいきすぎというものだ)
こっちは地道に勉強しているというのに…
(この世の理不尽に歯ぎしりをする)
■寄月 秋輝 >
「どうにも男性の知り合いも多く……
いやあなたは男性はちゃんとねらい目が居るのでは?」
おそらく冗談だろうとは思いつつも、そう返しておく。
結局お互い、しばらくは独り身だろう。
「正直死ぬほど大変ですね。
これに毎日のトレーニングも兼ねていますから。
ただ卒業に関しては、単位よりも大事なものがありますから」
くすっと笑い、そんなことを思わせぶりに呟いておく。
真面目にこなしてはいるが、疑われてもおかしくはないのかもしれない。
「……それでいいと思いますよ。
僕のように詰め込み詰め込んで、寝る間も削って勉強して仕上げるより、
貴子さんのようにゆっくりしっかり根付かせるほうが」
■佐伯貴子 > 狙い目ってなんだ狙い目って!?
交流が広ければいいってものでもないんだよ…
(深くため息をつく。
飲んでいないのに酔っぱらいのようだが、
通常運転である)
そりゃあ大変だろうなあ。
私は毎日やることに追われて必死だよ。
せめて寝る時間を減らせれば…
(どんより暗くなってブツブツ呟く)
君の寿命は知らないが、人生は短いんだ。
できれば課題をこなすには早い方がいい。
ただ、私は凡人だからな…
(疲れたOLのような愚痴である。
やっている仕事の内容はそれに匹敵するほどハードなので、
仕方ないのかもしれない)
■寄月 秋輝 >
「寝る時間を減らしてはいけませんよ。
僕のように突然倒れますから」
多分わかっているでしょうけど、と続ける。
何せその被害者同然なのだから。
「そうですね、あと四十年くらいは生きられるんじゃないでしょうか。
……僕も結局凡人ですよ。
ただ睡眠と運動以外の時間が勉強で、睡眠と勉強以外の時間が運動だっただけです。
そんな生活は真っ当な人間がやっていいものじゃないです」
酒をちびちび飲みながら、自分なりの言葉を選んでいく。
「ゆっくりでいいんです。
急いでも、その途中で転んで怪我をしたら、結局遅くなる。
急がば回れ、という言葉の意味も次第にわかってくるものですよ」
■佐伯貴子 > それは自己管理ができていないと言うんだ。
アドバイスとしては有難く受け取っておく。
(ちびちびとウーロン茶を飲みながら、
反論しつつ礼を言う)
こっちの人間とあんまり変わらないな。誤差だな。
…そうだな、まっとうな人間は真似しようと思ってもできないだろうな。
まるで修行か何かだ。
(佐伯貴子は寄月が何のために生きているのか、実は知らないのであった。
しかし深く突っ込もうとも思っていないのであった)
それはわかってる…わかってるが…
隣の芝生は青く見えてしまうんだ…
■寄月 秋輝 >
「言ってみれば修行ですね。
ほかに趣味が無いから、それ以外にやることがないという話ですけれど」
勉強は運動の気晴らし、運動は勉強の気晴らしでしかない。
楽しむことをほとんど知らない人間の、あまりに歪な生き方だ。
「……そうかもしれませんね。
でも僕から見ても、貴子さんの今は充実しているように見えます。
きっとお互い恵まれているんでしょうね……」
次のつまみに軟骨の唐揚げを頼み、酒ももう一本頼んでおく。
一本飲んでも顔色は変わらない。
■佐伯貴子 > 私は僧侶になるつもりもないし、無趣味なわけでもない。
だけどなんか羨ましく感じてしまうのはなぜだろう…
(唐揚げを箸でつつく。つつくだけ)
恵まれているってどういうことなんだろうな…
とにかく私は溜まっているんだよ!
なんかこう…ストレスが!
(何かに気づいたように目を見開く。
単に鬱憤が溜まっているだけの自分に気がついたようだ。
そして、相手の方に頭を載せるようにしなだれかかる)
あー。
この溜まりに溜まったアレを発散させてくれる男、どっかにいないかなー。
一晩でいいんだけどなー。
(飲んでいるのはウーロン茶。
純度100%のウーロン茶である)
■寄月 秋輝 >
「やらなければならないことだけに打ち込める、という姿が見えるからかもしれませんね。
少し真似をするつもりで頑張ってみるのもいいんじゃないでしょうか」
言い聞かせるというより、逆に自分に対して囁くように呟いた。
くいっと酒をあおり、ぺろりと唇を舐めた。
「……ええと、確かに勉強をひたすらするのはストレスかもしれませんけれど……」
かなり荒れてきたなーと思い、下手な言葉を出さないように口数を減らす。
酒を味わっていると、肩に重みが。
「……ちょっと、アルコール飲んでませんか?
まさかウーロンハイじゃないでしょうね?」
それを受け止めてやる、などと言う前に考えることがある。
まさか、と貴子の手元にあったグラスを取る……が、明らかにウーロン茶だ。
まずい、状況に酔ってる。
「……貴子さん、ちょっと落ち着いて……」
■佐伯貴子 > もう頑張るのには疲れたんだ…
(遠い目をしている)
勉強だけじゃなくて仕事もしてるんだ。
学年が上がると仕事も増えるんだよ…
(雪崩かかったまま、寄月の肩の当たりを擦る)
落ち着いていてこれなんだ。
飲んでもいない。
どれだけ追い込まれているかわかってもらえると嬉しいな…
(可愛らしい声色を作っている。
半分脅しである。
ただし、男を誘うという経験がないので、力技である)
■寄月 秋輝 >
貴子の顔を見て、ぐっと息を詰める。
彼女なりに努力を続け、楽しいことも我慢して、仕事と勉強を両立させてきたのだろう。
そんな女性に対して、これ以上頑張れと告げるのは酷でしかない。
「……そうですね……
一度リフレッシュしておきましょう。
先のことを忘れて、しっかり息抜きしたほうがいいですね」
甘い声色に屈したというわけではないのだが、そんな少し可愛げのある佐伯貴子も悪くない、とは思う。
こんな姿に惹かれて、堕ちてみるのも面白いかもしれない。
「……いつもそうしていれば可愛いのに」
小さく微笑んで、そう囁いておいた。
■佐伯貴子 > そうだ…息抜きが必要なんだ…
(なんとか打ち負かした男に対して、
色気とは遠いだろう笑顔を向けてみせる)
いつもは可愛くないとでも言うのか。
…でもいいよ、別に…
可愛くない女でも付き合ってくれる寄月は好きだよ。
(そんなことを言いながら腕を絡ませる。
店を出ても腕が離れることはないだろう。
年齢的にも経験値的にも、あまりにも直球すぎる誘い。
不器用なのが佐伯貴子という少女だった)
ご案内:「酒場「崑崙」」から佐伯貴子さんが去りました。
ご案内:「酒場「崑崙」」から寄月 秋輝さんが去りました。