2017/07/24 のログ
ご案内:「歓楽街」にフィアドラさんが現れました。
フィアドラ > 「いらっしゃいませー!メイド喫茶ですよー!」

私は今アルバイトの真っ最中!
通りかかる人にお店の事が書いてる紙を配るお仕事です!

「ケーキありますよー!おいしいですよー!」

お店の制服は学校の服よりもふわふわヒラヒラしてて少し動きにくいです。
この恰好はメイドさんって言うらしいです!
良く分かんないですけど人間の間では人気の格好らしいです!

フィアドラ > 「いらっしゃいませー涼しいですよー!
 クーラー付いてますよー。」

私は別に暑くないですけど人間はこの時期暑くて大変だそうです。
だから、お店の中はクーラーでちょっと寒くなっちゃうくらいに涼しいのです。

「…誰も通らない。」

…みんな暑くて家から出たくないのでしょうか。
結構大きな道なのに殆んど人が通りません。
偶に通る人達もチラシは受け取ってくれません。

フィアドラ > 「…いったん、もどろ。」

そろそろ帰ろうかなんて思ったその時、ポケットの中でスマートフォンが震えて…
それにビックリして持っていたチラシがするりと滑って地面に落ちました。

「あーーー!」

チラシは遠くまで広がりました。
拾おうとしても手袋がつるつるしててうまく拾えません。

ご案内:「歓楽街」に中条 薫さんが現れました。
中条 薫 > 日も落ちてみんな静かになる時間帯だというのにこの歓楽街はとても賑やかだ。
まあ賑やかなのは店内だけで、大通りには人通りがほぼない。私はこっちのが好きだけどね。  

そんな大通りにメイドが一人、チラシ配りかな?  ・・・・ん?あのメイド、亜人かな? 二本の角、尻尾に鱗!ちょっと行ってみよう!と思った矢先、何があったかチラシをぶちまけるメイド。

その一枚がこちらまで飛んできた。

フィアドラ > 座り込んで何とか広がったチラシを集めようとします。

「難しい……。」

何とか両手を使ってチラシを拾おうとしますが全然捲れません。
…あっもう少しでめくれそうな感じがしま…。

「あー。」

…チラシがくしゃってなってしまいました。
…もう、これはダメです。お客さんに渡せない奴です。

「…助けてください。」

そこにたまたま人間の人が通りかかりました。
この人なら人間の手ならうまくチラシを拾えるかもしれません。
くしゃっとなったチラシをもったままでいいました。

中条 薫 > なんだか凄い手こずってる。 とても悲しそうな表情で助けを求められた。

「大変そうだね・・・お仕事お疲れ様。」

このまま見捨てるほど酷い人間ではないので、一緒に集めることに。 ガントレットを嵌めた手で器用にチラシを拾いまわっていく。
少し離れた位置のチラシには、陰に手を突っ込み遠くから回収する。異能の有効活用だね。

「はい、全部集め終わったよ。」

チラシの束をメイドに渡す。

「こんな時間にお仕事?頑張ってるねぇ。」
ねぎらいの言葉を掛けるが、目線は角や鱗や尻尾に注がれている。

フィアドラ > 「手伝ってくれるんですか?
 ありがとうございます!」

この人間は良い人です!
私も頑張って近くにあるのだけでも拾おうと頑張ります。
あまり、役にはたちませんでしたけど。

「わあ、ありがとうございます!」

一瞬で集めてくれました。
もし、私だけで拾っていたら朝になっていたかもしれません。

「はい。お仕事ですよ!
 メイド喫茶っていうんですよ!
 …尻尾の方が気になりますか?」

頭に付けたヒラヒラを見せびらかしながら言いました。
ついでに尻尾もゆらゆらゆらします。

「そうだ!人間さん!
 良かったら店によっていきませんか?
 助けてくれたお礼にジュースとか飲んで行ってください!」

中条 薫 > 元気な感謝の言葉に少し戸惑う。
(この子私より年下かな?そんな子がこの時間にメイド喫茶で働いてるのって・・・大丈夫かなぁ。裏表無さそうで純粋っぽいし、なんか心配だなぁ。) と、自信が孤児院出身なだけに変な心配をしてしまう。 対する彼女は自身の目線に気づいたようで、少し慌ててしまう。

「え?あ、いや・・・まあ、気になるといえば気になるけど・・・」

触りたい。正直に言えば、超触りたい。つい手をわきわきしてしまった。が、そこで彼女に店内に誘われる。

「そんなお礼なんて、それほどのことしてないけど・・・せっかくだし、寄ってみようかな?」

ここってお触りOKかな?などと考えつつ、店内に入っていく。

フィアドラ > 「触ってみます?みんな触り心地いいって言って褒めてくれるんですよ?
 …でもここじゃちょっと恥ずかしいですし、お店に行ってからですね。」

つるつるした黒い鱗で覆われてる尻尾を人間の人に向けて見せてあげます。

「すぐそこなんですよ!あっ!おかえりなさいませ!
 『すけいるはうす』へようこそ!!」

人間さんの先に歩いて挨拶してからドアに入りました。

カランカラーンてドアのベルが鳴りました。
中には机に肘をついて本を読んでいる。
女の人がいます。このアルバイトのメイドのリーダーの人です。
種族は半龍っていうやつらしいです龍っぽい角が生えてます。

『おかえりフィアちゃん冷蔵庫にコーラ入ってるわよ。
 …あらあらあら。ゴホン…おかえりなさいませお嬢様。』

リーダーは人間さんの姿に気がつくと立ち上がってピシッとしたお辞儀をしました。
さっきまでとは別人みたいです。

「ただいまですリーダー!えっと、人間さん…まちがえた…お嬢様はどこの席が良いですか?
 窓際の席と真ん中の席。あと奥にも席があるんですけど奥の席は別料金ですよー。
 高いからやめた方がいいですよー。」

奥の隠れてるところにある席はなんだか分からないですけど凄く高い別料金がいるらしいのです。
なんと、他の席の10倍くらいいります!