2017/08/25 のログ
ご案内:「歓楽街」に風間理音さんが現れました。
風間理音 > 「いーや、暑すぎるでしょまーじで…」

歓楽街の広場、そこに備え付けられたベンチに腰掛けて呟く。
既に日は傾いてきているというのに、うだるような湿気と気温は変わらず。
つい先ほど購入したアイスコーヒーのカップを額に当てながら、
だらけきった様子でベンチの背もたれに寄り掛かって。

「夏とかなんで存在してんのって感じだよー。ありえない、いやまーじで」

一人ぶつぶつと気候に対して文句を言いながら、コーヒーを口にしては
額に当て、また一口飲んで…なんてことを繰り返していた。

風間理音 > ハンカチで汗を拭い、メイクの崩れを手鏡で確認する。
先ほど雑貨店で安かったので購入してみた冷却スプレーを開封すれば、胸元から吹き付けてみる。

「うひゃっ、つめった!あー、でもこれいいかもー…」

無香料なのをいいことに、必要以上にシューシューとスプレーを吹き付ける。
そんな時、目の前に見知らぬ人物が立ち止まり、声を掛けてきた。

「ん、なにおっさん。…あー、いまそういうのナシ。冷たいものおごってくれる分には大歓迎だけど」

慣れた様子であしらうと、その男性は立ち去っていった。
その後ろ姿を見やりながら、コーヒーを一口飲むと。

「あっついのに元気だねー。どんだけ下半身に素直なのさ」

そんな感想を漏らしながら、ポーチから小さな扇風機を取り出し、顔面に風を送っていた。

風間理音 > 「っつーか風、生暖かいんだけど」

顔に当たるのは、生暖かい風。
手持ち扇風機の風量の貧弱さも相まって、いまいち涼しくない。
それでも無いよりはマシと、体勢はそのまま。

「ここら辺、アイスとか無かったっけ?」

ふと思い立ち、周囲を見渡すも、あるのは酒場やカジノばかり。
ですよね、などと呟くと、ぐったりした様子で立ち上がり。

「やることもないし、帰ろ…」

途中、新たに飲み物を購入しながら、帰路についた。

ご案内:「歓楽街」から風間理音さんが去りました。