2018/01/22 のログ
ご案内:「酒場「崑崙」」にジョゼフ・マーキンさんが現れました。
■ジョゼフ・マーキン > 仕事帰りの一杯、のハズだったが。一仕事終わった後の酒はとてもとても素晴らしいものであった。
摘みを口にすれば、すかさず酒を飲み、煙草を口に。
「—―——という訳なんですよぉ大将。酷い話でしょ?おじさんだって結構頑張ってるっていうのに、現代社会ってやつは———」
髪の毛をくしゃくしゃと触りながらも再び酒を飲む。口の周りにビールの泡を取らずに言葉を続ける。
「飲みすぎ?いやぁ、これもお仕事の一環なのよ。違反をしている生徒を探すっていう建前で、酒を飲む。最高だと思わない?それに...」
そこまで言ってから口を閉ざす。ごまかす様に追加で同じものを注文すれば、もう一本煙草を取り出し、火をつけ、口にする。
白い煙を吐きながら大きな欠伸をした。
■ジョゼフ・マーキン > この世界にきてしばらくが経つ。自分の住んでいる世界以外にこんな場所があるとは思ってもいなかった。
ここに来た当初のことを思い出しながら煙を虚空に吐く。
最早元の世界に戻ろうという気はないが、あそこで過ごした経験が今生きるのであればそれに勝ることはないだろう。
「大将、もうちょっとだけいてもいいかい?おじさん酔っぱらっちゃってさ...。」
無論この体で酔うことはないが、手元の酒を一気に飲む。
魔術の教師。これが今回この世界で自分に課せられた仕事。
鞄の中にある今日の授業で提出されたプリントを片目に小さく溜息を吐いた。
「こういうのも楽しいかもしれないしね」
■ジョゼフ・マーキン > 「学園ってのはうちのところでいう協会と同じもんか...。いい世界だよねぇ。帰る気も失せますわ。でもぉ...。」
すんと鼻を鳴らしては目を細めて一つの方角を見据える。
血の匂い、嗅ぎなれた鉄臭い匂い。かつての世界を思い出すようで。
「どこの世界もある意味本質ってのは変わらないのかもしれないねぇ。おじさんたまには張り切っちゃおうかな。
大将、お勘定。」
そう一声かければ、代金を置いて店を出ていく。
久しぶりに降る雪を見ればもう一度鼻をすんと鳴らす。
「さてと.....。
」
ご案内:「酒場「崑崙」」からジョゼフ・マーキンさんが去りました。