2015/06/01 のログ
ご案内:「落第街大通り」に西園寺偲さんが現れました。
■西園寺偲 > 「おら、公安委員会だ!」
「変なモノ売ってねぇだろうな!?」
公安委員会の男たちが乱暴に露店を荒し、売り物や売り上げをがめている。
妙なモノを売っていないかの調査との名目でのカツアゲである。
その中で偲は手元のファイルに何事かを書き込んでいる
■西園寺偲 > 「まるで肥溜めですね。
焼き払ってしまえばいいのに……財団も何を考えているんだか」
もっとも、彼女はそこまでこの島を思っているわけではない。
彼女が望むのは公安委員会と敬愛する委員長閣下の望み通りに秩序を保つ事。
その為にはこんな落第街など焼き払った方が都合がいいが、委員長閣下がしないなら仕方が無いのだ
ご案内:「落第街大通り」にミウさんが現れました。
■西園寺偲 > 「へへ、おら、調査に協力してもらおうか」
「ほら、お前もだよ!」
やがて公安の男たちは、手近に居た二級生徒とおぼしき女性たちを引き寄せる。
偲はそれを見て溜息をつきながら言った。
「――そういう事は、本部に帰ってからになさい」
■ミウ > (突然、公安委員の背後に少女がテレポートしてくる)
随分と過激な思想をお持ちなのね。
(そう上品に笑う。少女は、宙に浮いており、公安委員を見おろす形になっている)
■西園寺偲 > 公安の男たちが少女を連れ去ろうとしてあっけに取られてみている。
偲はわずらわしそうに振り返った
「――何か?」
■ミウ > 焼き払ってしまえばいいなんて、人前では中々言えない事を堂々と言いのけるものだから、少々感心しているのよ。(わりと悪い意味で)
公安委員会の人達ね、お仕事御苦労様だわ。
(そう上品に笑うと)
それにしても皮肉よね。『神』ではなく、人が人を罰するなんてね。
■西園寺偲 > 「――勘違いしているようだから言っておきましょう。」
偲は眼鏡をくいっと直しながら少女に向き直る。
変な連中には嫌という程会って来た。びびったら負けなのだ。
「ひとつ、ここに居るのは学園生活になんら利をもたらさない害虫、寄生虫どもだけです。
焼き払ったところで困る「生徒も教師も」いません。
ふたつ、罰するのは人ではありません、法です。
我ら公安委員会は学園法の代行者なのです」
■ミウ > 勘違いね……?
(きょとんと首を傾げる)
別にここの人達を特別庇う事をする気はないのだけれど、焼き払うのは倫理的にどうなのかしらね?
人間のとるべき道……と言えるのかしら?
そして、ここを焼き払う事があなたの基づく法だとでもいうのかしらね?
まあ……仕事熱心なのは、結構な事よ。
■西園寺偲 > 「――ひとつ、お教えしましょうか」
偲は公安の男の一人に命じて少女を連れてこさせる。
少女に向かい、学生証を出すよう言うが、少女は震えたまま頭をふるふると振った。
偽造学生証すら持たない者、不法入島者。
偲はゴミを見るような目で少女を一瞥した後、キミに向き直る
「学生証を持たない不法入島者、二級生徒などという連中は『存在しません』。
ここは存在しない人間しか居ない廃墟です。焼き払うのに何の不都合が?」>ミウ
■ミウ > なるほど……。
(学生証を提示できない少女を見て、こくこくと頷いてみせる)
(一見納得したように見えて、そうでもなかった)
ところで、学生証をもたない者には人権とやらは認められないのね。
二級生徒はともかく、少なくともそこの少女は存在しているわね。わたしの目にちゃんととらえているわ。
つまり、そこの少女のように、住民はちゃんといるという事ね。
捕まえるならともかく、焼き払うとまでいったら関係のない人まで巻き込んでしまう可能性もあるわ。
わたしにとっては、確かに不都合はないのだけれどね。
(そう優雅な笑みを浮かべる)
■西園寺偲 > 「あぁ、分かりました。
あなたとの決定的な意識の相違点が」
呟いた瞬間、偲は思いっきり裏拳で少女の顔面を叩いた。
悲鳴をあげ地に倒れ伏す少女を一瞥する事も無く、
偲はハンカチを取り出し手を拭く。
まるで、汚いものに触ってしまったかのように。
「あなたはあのムシが人間に見えていたんですね。
眼科か精神科に行く事をお勧めします」
■ミウ > (少女の顔面を思いっきり叩いている公安委員の少女がいるが、わたしは特に何もしなかった)
(だが、その扱いは酷い事だけは伝わる)
そうね。人間に見えるわ。
不法侵入という事らしいので、犯罪者である事は間違いなさそうだけれど、種族としては人間よね。
ムシとして扱うのは、いかがなものかと思うわよ。
(にこり)
でも、その辺はあなたの言う通り、見解の相違かしらね。
■西園寺偲 > 「ええ、ではそういう事で――あまり色々な事に首を突っ込まない事です。この島で平穏無事に暮らしたいのならば」
ふんと小馬鹿にしたように鼻を鳴らすと、男たちに撤収を命じる。
データは十分に取れた。もうここに用は無い。
偲は踵を返し、立ち去ろうとする
■ミウ > そこは、『神』の気紛れね。
どこに首を突っ込もうとも、それは全て『神(わたし)』が決める事だわ。
立ち去るのね。
どちらにしても、ここを焼き払おうとするには、上でも重々考えるべき事は多そうね。
■西園寺偲 > 「――神ならばなおの事です。
この世界は人間のものですから」
傲岸不遜に言い放つ。
もっとも彼女にとっての人間とは、選ばれた者だけの事だが。
「焼き払いませんよ。
委員長閣下がそれを望まない限りは、私はそれに従います」
■西園寺偲 > そして公安委員たちは立ち去った。
後に残った住民たちは、口々に公安に対する悪態をつきながらも商売を再開する――
ご案内:「落第街大通り」から西園寺偲さんが去りました。
■ミウ > この世界が人間のものと言い放ち、その人間を差別するとは、皮肉な話だわ。
(傲慢に、そして優雅に笑ってみせる)
お仕事御苦労様ね。
(そう言って、わたしも瞬間移動で消えていった)
ご案内:「落第街大通り」からミウさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」に麻美子さんが現れました。
ご案内:「落第街大通り」から麻美子さんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」に麻美子さんが現れました。
■麻美子 > (落第街の大通りから、裏路地でのやり取りをこっそりと覗き込む)
「あの女、一体何をやってるッスかね。
汚職の証拠でも掴んでやればギャフンと言わせられるッスよ。
……いや、これは私怨じゃないッス。正義の鉄槌ってやつッス。
悪は滅ぶべしッスよ。」
(誰にしてるのかも分からないような言い訳をしながらも、
彼女はこそこそと裏路地を覗き込む。)
■麻美子 > 「売り上げとか言ってるッスから、
麻薬の売買とかやってるに違いないッス、
………というかやってても何の違和感もない悪人面ッスよあの女。」
そういいながらも、何度かシャッターを切る。
「……あのノート、何がかかれてるッスかね。
後であのおじさんに聞いてみるッスよ。」
■麻美子 > 「うーん、さすがに路地裏に居るってだけじゃスキャンダルとしては弱いッスねー。」
(携帯に収めた写真をぱらぱらと捲る。
これでは変な男から女がノートを受け取った事しか分からない。
やはりノートの内容を調べるべきか……。)
■麻美子 > 「それにしてもこう、
落第街にはあんまり長居したくないッスね。
大通りは比較的治安がいいとはいえ、
顔のコワーイおにいさんとか
お姉さんがうようよいるッス、
チンピラとかに絡まれる前に退散したいッス。」
(いやな汗をたらしながら、周囲を見渡す。
おおよそ、場違いなのは間違いない。
というか、間違いなく場違いだ。
出来ればチンピラに絡まれる前に逃げ出しておきたい。)
■麻美子 > (路地裏に動きがあったのを確認すると、再び視線を路地裏に戻した)
「風紀委員さーん、やっちまうッスー
その性悪女をぶっ殺すッスー」
(小さい声で風紀委員の少女を応援する。)
「いや、私怨とかじゃないッス。
これは正義の鉄槌ッス。」
■麻美子 > (隠れて路地裏を覗き込みながら、不穏な言葉を口にする少女は、
周りからみればさぞ怪しいだろう。)
■麻美子 > 『面倒事は簡便ッスけど、これは間違いなく好機ッス、
あの女、明らかに慌ててるッス。
公安の男どもの反応から見て、汚職は確実。
せめて、あのノートくらいは確保したほうが……』
そう考えを廻らせながらうんうんと唸る。
■麻美子 > 『いやいやいやいや!!!やっぱり怖いッス!!!
銃とかここは法治国家だったはずッスよ!!!
犯罪放置国家じゃないッス!!!法治国家ッス!!!』
銃を取り出しての捕り物になりそうな
現場を眺めて頭を抱える。
■麻美子 > 『「レイチェル・ラムレイは落第街で気が狂って公安委員に銃を向けた』
とでも報告書には書いて差し上げましょう」って確かに言ったッス。
あいつやっぱり性悪ッス。』
ボイスレコーダーで音声を録音しながら、2人のやり取りを見守る。
『啖呵を切ったくらいッスから、まぁ、多分負けないッス
時空圧壊《バレットタイム》レイチェル・ラムレイ。
確か相当な使い手のはずッス。』
■麻美子 > そう考えて、臆病な自分が少し嫌になる。
……が、すぐに首を振った
『そうッス、アタシが行かなくても平気ッス。』
ご案内:「落第街大通り」に五代 基一郎さんが現れました。
■麻美子 > 『怖いものは怖いッスよ、
最悪、負けても骨は拾ってやるッス。』
ボイスレコーダーを握り締める。
おそらく、これがあれば少なくとも彼女の潔白は証明できるだろう。
■五代 基一郎 > 『落第街。異邦人街が多種多様な存在のるつぼであるなら食もまた然りであるように。
落第街もまたその雰囲気と同様、ジャンクフードが発達する場所でもある。
屋台に腰を据えればまずめだったそれを注文する』
パクチーうどん1つ
■五代 基一郎 > 『パクチーうどん。それはうどんに本来的、かつ伝統的意味合いで乗せられるネギ類ではなくコリアンダー、パクチー、香菜(シャンツァイ)と呼ばれる香草をこれでもかと乗せたものだ。
出てきたそのうどんの器を見れば、初見であれば箸をつけるには有機がいるだろう。
なにせうどんの温かい湯気にのってパクチーを刻んだ時の独特の甘いともいえる香りが鼻をくすぐるのだ』
■麻美子 > 「ん、なんか美味しそうな匂いがするッスね。」
スンスンと鼻をならした、思えば、
今日は放課後のおやつを食べてない。
くるる……とおなかがなる。
「いや、確かにするッスけど、
今はそれどころじゃないッス」
ぶんぶんぶんぶんと首を振ると、
路地裏のほうに視線を戻した。
■五代 基一郎 > ……いただきます。
『だが箸で軽くかき回して、その草的パクチーの盛りと共にうどんを啜るとどうだろうか。うどん本来のカツオやコブの出汁が効いたスープとパクチーとの相性。
元々麺類と共に食べるエキゾチック、アジアンな料理を思い出す。あれは確か魚醤を使ったものだ。
中々に美味、そしてジャンクだった。悪くない。』
■五代 基一郎 > 『これは追加で何か頼まなくても、これとして完成されている……そんな気分がしてくる。
出汁事態も中々。中の下というのがまたそそる。
さて二口目、このまま完食しようかと思っていた時。
屋台の店主から声をかけられた。店主はある場所を指さして示して……いいのか、と呟く。
よくはないんだが』
■五代 基一郎 > 『代金を置き……うどんの丼を左手に、割り箸を右手に持ってそこへ歩いて行き
それらに集中しているだろうその少女に声をかけた』
ねぇ、どんなもんですか
■五代 基一郎 > 『広報部所属一年の未見不 麻美子。その彼女に後ろからうどんの匂いを漂わせて五代 基一郎は話しかけた。
路地裏を覗きこむ君へ、うどんの香りが背後から声をかける』
■麻美子 > いきなり話しかけるとビクゥッ!!と体が震える
よほど集中していたのか、背後の気配には気がつかなかったらしい。
「お、脅かさないで欲しいッスよ!!
………どんなもんって何がッスか?」
うどんの丼をちらちらと見ながらそう返した
■五代 基一郎 > いやほら、ほらアレ。あ、食べる?
『箸が突っ込まれたうどんの器を未見不に差しだしつつ
何とはわかっているだろうこと、を態々聞いた。
路地裏で行われている公安委員会副委員長と風紀委員の彼女らの戦いのことだ。』
多勢に無勢だろうなとかさ。あ、これ結構いけるから。
■麻美子 > 差し出されたどんぶりを受け取るか受け取らないか悩んだが、
驚かされた駄賃と思って受け取る事にし、
箸がさされたままのどんぶりを受け取った。
「折角だから貰うッス。」
少し考える……。
「そうっすね、多勢に無勢とはいえ、
お互いの戦力的に差はそれほど無いと思うッス。」
受け取ったうどんを食べる。
確かに結構美味しい。変わった味だが。
「確かに悪くない味ッスね。」
■麻美子 > と、そこでしまったと口を塞いだ。
『あまりにも自然に聞いてくるから答えたッスけど、
そもそも見ているの自体悟られない為に態々
「何のことッスか?」って答えたのに、無為にしちゃったッス……』
『……この男、出来るッスね。』
そう考えて、少し警戒心を強める。
何しろ、ここは落第街だ。
この男が安全とは限らない。
■五代 基一郎 > 『同じように、チラ見しつつそれら異能者同士の戦いを観察し未見不が答えた言葉に頷きつつ
自らも口を開いて感想のような、覚書のようなことを呟く』
レイチェル・ラムレイ。彼女、出来るからなぁ。
風紀委員としての活動は聞いてるけど、過激な行動を補うぐらいには能力と使いこなす経験と知恵があるのがわかるな。
一度食えば十分と思うが時折食べたくなるかもしれない味がソレなんだよなぁ……
■麻美子 > 覚書のような感想を聞くと、それに同意する。
「そうッスねー、能力も銃も、
かなり使い込んで使いこなしてるッス。
対する相手は数はいるッスけど所詮烏合の衆ッスからね。」
もぐもぐと怪しげなうどんを食べながら、
自分の記憶の中で目の前の男を検索する。
『……そもそもこいつ、風紀委員じゃなかったッスか?』
「確かに飽きるようで飽きない、
絶妙な味ッス、悪くないッスね。
落第街は怖いッスけど、また食べにくるのも悪くない気がするッス。」
■五代 基一郎 > ただ相手がな、ほら公安委員会の副委員長だろう。
西園寺偲……彼女も過激な行動が目立つのは話で聞いてるけど。烏合の集と言うけどさ。
あぁして複数の部下に指示して強靭な一人に対抗してるんだから
彼女自身も地位相応の実力は持っていると見て間違いないんじゃないかな。
ほら、一対一で叩きのめすだけが公職の仕事じゃないしさ。
特に公安となるとそっちのほうが主でしょう。
ただあまりこういうの、長く続くとマズいんじゃないかなぁ。
最もこの場所で何が起きようと、ヨタ話で済んじゃうんだろうなぁとは思うけど。
■五代 基一郎 > パクチーうどん、その面白さはそれで完成されているところにあると思う。
これにフライやコロッケ、テンプラを入れるか……という発想に至らないのが神秘的なものを感じると思わない?
俺は思うなァ……東洋の神秘かな……
■麻美子 > 「指示は確かに的確ッスけど、
レイチェル・ラムレイサンの能力には相性が悪いッスよ。
レイチェルサンの能力は速度がキモッス。
対して、相手は指示を聞いて動く為に1手要するッス。
相手が指示を聞かないと動けないような連中なら、
そこまで脅威ではないッスよ。」
「まぁ、そうッスね、
公安委員と風紀委員がガチバトルしてるーって話が噂になって、
野次馬が集まってきたらアウトッス。
公安と風紀が陰湿にやりあってたのが表に出てきたら、大戦争に発展する可能性があるッスよ。
……現に、ちらほらと路地裏を覗き込みにくる人が増えてきてるッス」
■麻美子 > やりあってる双方が良くも悪くも有名っていうのも手伝うッスからね。……と、付けたし
■麻美子 > 「確かに、これ以上何か入れたらちょっとしつこい気がするッスね、
まさに絶妙なバランスッス、まさに東洋の神秘、あるいは神の奇跡ッスね。」
なんとなく口を合わせているわけではなく、本心だ。
食べれば食べるほど、このうどんには引き込まれるものを感じる。
■五代 基一郎 > 今回は連れている連中が悪かったかなぁ。
能力者自身で固められているから、今回は優勢にコトを運んでいるけど
次があったらそうも言ってられないかもな。
だが次があると困る問題になるよなぁコレは。
どっちに転んでも問題にならない?
現職の風紀委員が公安の副委員長をふんじばったり
公安の副委員長が現職の風紀委員をどうこうしたりとかさ。
大戦争ってわけにはならないだろうけど
お察しの通りネームが、ゴシップに拍車をかけて真実味を持てば……
■五代 基一郎 > まぁ、ほら他の公安の連中や風紀委員会ももう察して動いているだろうし
そういった悪い方向にはコトは運ばないでしょ、たぶん。
適度なところで打ち切られて……あぁ、なんかまたかみたいな展開になりそうじゃない?
そう思いませんか、未見不さん
■五代 基一郎 > 入れてもやしか、と思うけどもフォーと違ってうどん自体がしっかりと存在感を持っているもので
他に何かいれても口当たりが……って気分になる、そんな良さを内包している……パクチーうどん。
■麻美子 > 「確かに次があれば危ないかもしれないッスね、
少なくとも、次には十分に対策してくるはずッスよ
相手も無能ってわけじゃないッスから。」
「確かに、そんなに悪い方向には行かないと思うッスけど、
今回レイチェルサンがあの子をふんじばったら、
少なくとも公安側は風紀委員への対抗心をますます強くするはずッスよ。
学園全体に波及するほどではないにせよ、そこの二つが争いはじめると、
今度はそこ二つに抑えられてた『不良生徒』が強くなるッス。
少なくとも、若干治安は悪くなるんじゃないッスかねー。」
■麻美子 > 「公安委員も風紀委員も不良生徒を放っておいてでも
争うような大人気ない人達じゃない事を信じたいッスね。
そうっすよね、五代サン。」
■麻美子 > 「そうッスねー、
これ以上に何かを入れるのはたとえもやしでも蛇足な気がするッス。
折角の食感が悪くなるッスからね。」
けらけらと笑い、路地裏に視線を戻と、
予想通り、風紀の側が勝ったらしい。
「どうやら終わったみたいッスね。」
■五代 基一郎 > まぁ、そうなるよなぁ。
どちらにせよ上がそれなりの【配慮】をして何事もなし。となるのが常だしさ。
現風紀委員長も公安委員長も事態を混乱させたくはないだろうし。
ある意味ネームバリューが助けた感じになるのかなぁ……
未不見さん、どうしますこの一件。記事にします?
『自分の名前を思い出したか、知っているのかはさておき。
その呼びかけに肯定の意味も含めて貴方の名前を返し、今回について考えを聞いた。
些か不信な物言いや風体だが記事やらなにか出すことについて咎めるだろう口調ではないのは明らかだった』
■五代 基一郎 > ラムレイ君の他に最初からいたか、途中で駆け付けたか。
どちらにせよ数が逆転してこの結果に、ってことだなぁ。
見えてた?もう一人。俺は見えなかったけど
■麻美子 > 「記事にはしないッスよ、
記事にしたら確かに退屈してる学生達には
刺激的で面白い記事にはなると思うッスけど、
アタシは記者であって扇動家じゃないッスから。」
■麻美子 > 取材道具をしまいこむ、
記事にはしないとはいえ、学校には報告する事になる。
この男が言うように、おそらく学校側がなんとかするのだろう。
「気配は消してたッスけど、
目視なら余裕で見えてたはずッスよ?
途中でレイチェルサンが通信機を使ってたッスから、
応援として呼んだか、たまたま通りすがったかッスね。」
■五代 基一郎 > 成程、流石広報部の精鋭”エース”
ジャーナリストのポリシー、思慮深いご判断を伺えて私は嬉しいです。
これが記事になったとして喜ぶのは暇な連中か、わる~い連中だもんな。