2015/06/10 のログ
ご案内:「落第街大通り」から設楽 透さんが去りました。
■園刃 華霧 > 「面倒なモノは面倒だし。
まあ、気が向いたら聞くんじゃナイかナ。」
そんなもんだよ、と笑う。
「ソコでこっちに矛先が向いたらどーするかネーって感じだ。
まー、相談に乗るくらいなら気分次第じゃないかナ。
はいはい、それじゃまた」
手をひらひらふる。
■園刃 華霧 > 「……ぁ? また?」
手を振って見送ってから、思わず自分につっこむ。
「……まー、いっか。二度とお目にかかるかわからないしネー。
それより、したくもない仕事だ」
あー、と唸って。それから歩き出した。
ご案内:「落第街大通り」から園刃 華霧さんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」に黒星さんが現れました。
■黒星 > 夜でも尚明るい、いや、夜の方がその存在を主張する照明の数々に照らされた大通り。
そこから幾つも分岐する路地の薄汚れた店から出てきたのは真っ白いスーツの一応は教師に分類される男だった。
■黒星 > 閉まってくドアの向こう側から投げられた何事かの声に、適当にひらひらと手を振ってあしらってから、大通りに向かい足を動かす。
ズレたサングラスから見える表情は余り満足そうなものではなかった。
「ぅーん、やっぱり簡単にゃいかんもんだネ。」
■黒星 > 「もちっと詳しく聞いときゃ良かったかもネ。
ここは適当にほっとくと、店が潰れてるから困るヨ。」
大通りに出たところで壁に背をつけ、ポケットから取り出した煙草の箱から一本取り出して口に咥える。
「ぁー、どっかで煙草も買わんといかんネ。
二級生徒に薬と煙草と、ドレが一番近いかネ。」
■黒星 > 咥えた煙草の先に勝手に火が点り、煙を吸い込んで口の端から吐き出す。
これ位で注目を集める場所であるハズもなし、そのまま行き交う人の流れを軽く眺めて まぁ、行き先でも考えているのだろう。
「んー……ん……、あの店どこだっけかネ。」
■黒星 > 「こういう時は、っと……」
内ポケットから取り出すのは現代人に必須のアイテム、スマホであった。
しかも結構いい奴。
慣れた指の動きでロックを外すと、色々とアドレス帳を弄くって、SMS でメールを飛ばす。
「~~~~」だヨ、っと。
■黒星 > 「ぉ、流石流石、返事が早くて助かるヨ。」
少し、という程も待っていないだろう時間で来た返信を確認。
通りの右見て、左見て。
「あぁ、アレだったかヨ。」
■黒星 > そのまま、行き交う人の雑踏をスルスルと音も無く抜けながら、すぐに真っ白い姿が見えなくなっていく。
ご案内:「落第街大通り」から黒星さんが去りました。