2015/09/26 のログ
ご案内:「地下闘技場」にリビドーさんが現れました。
リビドー >  
「ふむ。暇にあかせて顔を出してみたが――さて。」

 興味を引く相手が居るだろうか。
 会場で行われている試合を横目に眺めつつ、相手を漁る。

 ――会場では桃色の髪の少年と茶栗色髪の少年が試合を繰り広げている。
 片や鞭、もう片は――なんでもありのタイプか、などと評しつつ。

リビドー > (――中々居ないか。)

 ボクがこのような場所を彷徨くのは別段今に始まった事でもない。
 肩書故に避ける輩も居るものの、やけに見る顔だと言った目で見られる事はあれど、
 そう大勢に避けられている事はない――と思いたい。

 機や間合いの図りそこね、或いは直感的に踏み込むに至らずを繰り返す。
 中々見つからないなと愚痴をこぼした後に、一旦一角の瓦礫に腰を落ち着かせる事にする。

 先の試合は拮抗しているものの、栗色の髪の少年がやや優勢か。
 軽く試合を眺めてから、暇そうに溜息を付いた。

ご案内:「地下闘技場」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > とりあえず……
(明らかにこれまで来たことがないってのが丸出しな程に、やってくれば周囲を見渡して)

落第街で、人様に迷惑をかけず、手っ取り早く稼ぐならココが良い、とは聞いたのであるが。
(長身へと向けられる視線をいなしつつ、緩い足取りで歩き始め)

聞いた通りアンド予想通りに、なんというかむさっ苦しい場所であるなぁ
(ため息一つ首をかしげると、さてどうしようかと考え始める)

リビドー >  
 試合が終わる。
 長きに渡る攻防の果てに、桃色の髪の少年が降参を認める。
 栗色の髪の少年が隠し持っていた万年筆を桃色の髪の少年の眼前に突き付け、そこで試合が決した形だ。

「ふむ。」

 ――目を凝らす事で、使い込まれた形跡が辛うじて見えた。
 武器ではなく、愛用の道具としての使い込まれ方だ。

 試合が終わった所で、再度周囲を一瞥する。

「おや。」
 
 入り口辺りに見えるのは――ゆっくり歩いて、彼へと近寄る事にしよう。

「ギルじゃないか。元気にしてたかい。」

ギルゲイオス > あっちゃもこっちゃも、殴り愛――もとい、殴り合いであるな。
(薔薇の華が咲きかけたのを、投げ捨てて。
思案気にしながら、顎を指で撫でていたの、だが)

ん、と……
(声の方角、気が付けば、視線を其方へと向け。
見覚えのある相手に、緩くと手を振る)

リビドー、であってるよな、うん。
どうも、ちょいとぶりである。
其方も特に変わりは無かったのであるかな?
(口の端を緩くと上げてみせる)