2016/05/11 のログ
ご案内:「落第街大通り」に柴木 香さんが現れました。
柴木 香 > とてとてと走る大通り。
なんだかあぶない告知もあったけど関係ある話でもなく。
いつも通りの配送帰り、です。

「――わっふー…♪」

口にはジャーキー、回想はっちゃんは軽いし走るにはもってこい。
走れれば場所はどこでもいいわけで。

柴木 香 > 音に比べて脚は疾い。
軽く流しているだけでも道交法が機能していれば検挙されそう。

――検挙されないからここを走っている、というのもあるけれど。

柴木 香 > 「んー……」

実際、走るのに都合はいいけれど。
治安が悪いのは本当なんだなぁ、と思う光景もちらほら。

ちらほらというか、しょっちゅう?

見かけたところで出来ることはないし、
走っていれば絡まれることもまずないから平和だし。自分だけは。

柴木 香 > とりえずは、異邦人街を抜けて寮まで戻る?
途中に何か買い食いできれば自分にとっては大勝利。

そんなわけで、はっちゃんの舵を切る。
めざせまだみぬおいしいもの。今日のぎょーむは終了です。

そうしてはたと。
近道の細い通りと、遠回りの大きな通りと。

柴木 香 > ぼーけんするなら細い道?
というわけで。
速度は落とさず、とてとて細い道。

とてとてと自動車並の速度で走る大八車にちょっかいかけよう、なんて。
そういう人はまずいない。

というか、走るの楽しい、

柴木 香 > 「むー……っと、と。」

進路にごみ。ごみというには大きいそれ。進路のぼーがい用?
はっちゃんを脇にそらせつつ――

ひょい。

拾い上げて回収。重い、コンクリートの塊だった。はっちゃんに投げ込む。
あとでごみ箱に捨てておこう。そんなことを考えつつ――

とてとてと、走り続ければ道も終わり、
終わればどこかと合流する。これだから道を走るのはおもしろい。

覚えている限りだと、もう少し走ればこの辺りも抜けるはず。

柴木 香 > とてとてと、抜けていく。

他のところでは法定速度は守らないと。
抜けるころにはちょっと駆け足も緩くして。

ご案内:「落第街大通り」から柴木 香さんが去りました。