2016/07/19 のログ
ご案内:「落第街大通り」に紫刃来十さんが現れました。
紫刃来十 > 何時にも増してにぎやかな大通りを、一人の男が歩いていく。
徐々に近づく夏季休暇、それに伴いいち早く羽目を外した者達が騒ぎを起こす者達も、ここでは珍しくはない。
当然被害を被るのは主に歓楽街や落第街に店を構える者達、中には
それが原因で店を畳むものまで出ることすらある。

「普段と違って後ろめたいことしなくていいってのは楽だが…」

が、紫刃のような用心棒等を主な稼業にしているものとしては、むしろ稼ぎ時となる。
そうした者達に対して、自身を用心棒として雇わせトラブルに対処させる。
払いのいいところなら一度請け負うだけで夏季休暇中は遊べるほどの金が手に入るため
実力のある者達は、この時期即席の用心棒として荒稼ぎを行う者もいる。

紫刃来十 > 「さて、雇ってもらおうにもどこに売り込みにいったもんだか…」
候補は幾らでもある、だが問題は報酬の量と

「借金取りの方も平行してやりてえからな…」

稼ぎでいえばやはりきたない事もやる分、借金取りや裏稼業のほうが稼ぎがいい。

「まあ他の事もしつつ、っていうならそんなにキツイところには行けねえよな…飲食店か、或いは…」

以前の闘いで廃ビルとなった、地下クラブのある建物の前を通る。

「…そこまで大きくないところならいけるか?」

そんなことを呟き、前を通り過ぎる。

紫刃来十 > 人ごみの中を条件に合いそうな店を探しつつ歩いて回るが、やはり夏季休暇前ということもあり
まだそこまで応募をしているわけではない。

「…むしろこの時期から募集してるような連中だったら常に募集かけてるようなとこばっかりか…」

早く決まればその後の予定も立てやすい、そう思って探しに出かけては見たが流石に
本番前では目当ての条件の店を見つけることはできそうになさそうで。

紫刃来十 > 「流石に急ぎすぎたか…歓楽街のほうもだめだったし…さて、余った時間どうすっかね。」

その後もしばらく探して回ったが、結局目当ての条件の店を見つけることはできず
いったん切り上げて帰っていった。

ご案内:「落第街大通り」から紫刃来十さんが去りました。