2016/07/25 のログ
ご案内:「落第街大通り」にメグミさんが現れました。
■メグミ > 歓楽区の巡視――と言う名目での落第街の巡視業務。
他に風紀委員の姿は見えない。単独での巡視が認可されているのだろう。
同時に別ルートから巡視を行っている人はいるかもしれないが……
「……ふむ。」
淀んだ世界に圧される事もなく道を往く。
堂々とした歩みには、少々の威圧を覚えるものもあるだろう。
……事実、幾らかの生徒らしきものの動きは止まっている。
■メグミ > 今の所、目立ったもめ事はない。
馬鹿正直に風紀委員が歩の当然と言えば当然であるし、厄介なものは目の届かぬ所で起こっているのだろう。
とは言え、今はそれを暴く為に深入りする業務ではない。
牽制しておくことだって大事な事は理解している。
それが威圧や畏怖に因るものであることも承知している。
■メグミ >
歩いている最中、ふと立ち止まる。
何かを覚えれば周囲を見渡し、眉を顰めた。
「……地下から一際厭な気配は感じますが――
報告にあった、アレでしょうか。」
炉と呼ばれる例のアレだろう。
……直ぐに手出し出来るものでもない故に探る事は出来ないが。
ご案内:「落第街大通り」に寄月 秋輝さんが現れました。
■寄月 秋輝 >
偏光迷彩を纏いながら、落第街を駆け抜け。
途中でメグミの姿を見かける。
(……マズいかな)
思わず、姿は隠しているのに物陰に隠れる。
私用でここに来たとなると、さすがに問題な気がする。
しばし、こっそり見つめることにした。
■メグミ >
「……。」
妙な物音が聞こえた気がする。が、視認できる範囲には誰もいない。
とは言え何らかの手段で身を隠すものは少なくないし、このような場所にそのようなものが居るのは当然の事だ。
「ふむ」
警戒し周囲を見渡す。
潜伏からに暗殺術の類を仕掛けられるとすれば厄介な話だし、考慮すべき可能性だ。
■寄月 秋輝 >
(あ、まずい。警戒されてる)
ここで完璧な隠密行動がとれないあたり、ずいぶんと衰えたと思う。
が、先制攻撃など仕掛けられては、たまったものではない。
会話が成立するであろう、今のうちに顔を出すべきだ。
偏光迷彩を解除し、姿を現す。
「すみません、メグミさん。
僕です、寄月秋輝です」
両手をホールドアップしながら近付いていく。
胸元のネックレスがちゃらりと音を立てた。
■メグミ > 声の方へと向いた上で死角にも気を払う。
身体能力は高くない。高くない故にそのようにする必要がある。
「……貴方でしたか。」
声こそ柔らかいものの、警戒は抜き切らず。
姿形を変える者を知る身としては警戒を解くにはまだ早い と思ったのだろう。
■寄月 秋輝 >
「すみません、姿を見せないように動いていたもので」
腰の刀の柄頭に手を当て、抜刀の意思を見せないようにしながら近付いていく。
足取りもゆったりと、急な動きを見せないようにしている。
「……何か見つけましたか?
このあたりで動きを止めたような気がしますが」
■メグミ >
幾らかの行動から正気の本人だろうと判断。
目の前の彼への警戒は落とす。
「それならば構いませんが……
……いえ、真新しいものはなにも。」
小さく首を振る。
風紀委員ではそれとなく挙げられていることでもあり、現状何かできるものでもない。
故にそのように答えるだろう。
■寄月 秋輝 >
「そうですか。
何かあるならばお手伝いでも、と思いましたが。
本日はただの警邏ですか?」
ようやく警戒が解けたようで、柄頭から手を下ろす。
この会話の間は、周囲への警戒を肩代わりする。
それなりの範囲の視界を確保しながら、メグミに近付いていく。
■メグミ >
「ええ。と言っても大きなトラブルも特になく。
寄月さんはどうかなさいました? いえ、個人的な事でしたら見なかった事にしておきますけれど。」
軽く口元を緩めて、そのように答えた後に問い返す。
大分融通は効く手合いのだろう。 冗談めかした提案を付け加えた。