2016/11/18 のログ
ご案内:「落第街大通り」にルベールさんが現れました。
■ルベール > 「やっぱ同じ世界から来た奴は、他にはいねーか。」
艶やかな金色の髪を揺らしながら、酒場で酒を傾ける女。
情報屋の持ってきた情報を受け取りながら、ちぇ、と舌打ち一つ。
帰る方法は暗礁に乗り上げたまま、分からない。
別に悲しくも無いし悩みもしないけど。
いつまでもこの場所にい続けるのであれば、戦士以外の生き方も考えねばなるまい。
■ルベール > 「まー、……しゃーねえか。」
仕方ない、と頭を振る。
生きていくためには何でもやらなければならない。
それだけは昔から変わっていない。
「また地下闘技場でも行くか……?」
負けが込んだらそれだけで死んでしまいそうだが、
どうにもまともな仕事は長続きしない。
■ルベール > 「ま、いいさ。
昔やった仕事を一つ一つ試して、なんとか生き延びるとすっかね。」
プロレスラーを勧められたが、丁重に断る。
上手く加減できない自分は、……相手をつぶすことしかできないし。
さあて、どーすっかね、と酒を飲む女は、今宵はふらりと帰らない。
ご案内:「落第街大通り」からルベールさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」にオルファさんが現れました。
■オルファ > (瓦礫の積もった街の片隅、大きな瓦礫のてっぺんに大きな体の獣人が腰を下ろして通りを見下ろしている。煌々と照らす月明かりは、狼だと周辺に至らせる程度に明るかった。)
今夜も荒れてんなぁ。いやはや、相変わらずってやつだけどよ。
(通りの幾多の場所で行われる抗争の音は耳に飛び込んでくる。聴力も人間とは比べ物にならないのだ)
ご案内:「落第街大通り」からオルファさんが去りました。
ご案内:「落第街大通り」にオルファさんが現れました。
■オルファ > (そんな狼の耳が近付いてくる何かの気配を捉える。振り返り、真紅の瞳を廃墟と化した建物の一角、物陰へと向けて――)
オイ、そこにいるの――誰だ?
■オルファ > ――失せろ。
(物陰の何かは低く威圧的なその声にすぐさま退散していく。気配が消えていったのを確認し、大きな瓦礫に背中を預けて退屈そうに大あくび)
ふぁぁぁぁぁぁっ……掛かって来んか。今夜は騒がしい夜にも関わらず、俺は静かに過ごせそうな気がするなァ。
(ばりばり、と大きな手で毛並みを掻いて呟いた。)
■オルファ > (そのまま根無し草のような狼はのっそりと立ち上がる。静かになりつつある街の一角に溶け込むかのように、歩き出し)
さぁて、今夜はどこで寝るとするかねぇ。
(低く呟くと、じゃり、じゃり、と大股で瓦礫を踏みしめながら歩き……)
ご案内:「落第街大通り」からオルファさんが去りました。