2017/03/05 のログ
ご案内:「落第街大通り」に百鬼さんが現れました。
百鬼 > そういえば、そろそろこの体の調子も本格的に確認しなければいけない。
まだ微細ではあるが、少々思考速度と肉体の反射速度にズレが生じつつある。
アレから10年弱経過している以上、元々のこの肉体の不安定さを省みれば当然か、と。
仮面は思考の片隅にそう思いつつ、とある場所で足を止める。

特に何の変哲も無い、落第街ではありふれた如何にも怪しさしかない店舗だ。
そこへと、相変わらず淡々とした動作で扉を開けて中へと入っていく。

――数分後、小さな紙袋を右手に携えて店舗から出てくる。
中身が何なのかは当然この人物にしか分からないであろう。

百鬼 > さて、最低限必要な物も一応仕入れた事だ。行くとしよう。
そのまま、やはり靴音一つ立てずに落第街の雑踏の中へとその姿は消え行く。

ご案内:「落第街大通り」から百鬼さんが去りました。