2017/10/20 のログ
■神代 理央 > 段々と折角の上機嫌が台無しになり始めた頃、懐の通信機が振動する。
確認してみれば、歓楽街で起こった違反組織同士の小競り合いを制圧せよとのこと。結局は荒事になるのかと溜息を一つ吐き出し―
「…まあ、俺にはそちらの方が相応しいということか」
元々そういう任務ばかり率先して請け負ってきたのだ。今更文句を言うわけにもいかない。
異能を発動し、金属の化物を召喚。驚くゴロツキ共を尻目に、通信機が示す場所へと立ち去っていく。
数刻の後、僅かに離れた歓楽街で砲声と爆発音が響くが―この街の住民にとって、それはほんの些細な事であった。
ご案内:「落第街大通り」から神代 理央さんが去りました。