2018/02/19 のログ
■追影切人 > 「やっぱテメーかアーバ…えぇとアーバ何とか。別に、こんな形で決着付ける気はねーよ。
そっちがやるってんならこの場でも構わんけどな。」
血の気は多いほうだし、戦闘狂だし、そもそも目の前の相手は因縁があるが。
だからといって、斬鬼時代と今は違う。こちらも時と場所を選ばずとは行かない事情がある。
これが、以前やりあった転移荒野だったり、人気の乏しいスラムとかなら別だが。
「それに、今回はエモノの物色に来てテメーと偶然遭遇しただけだ。不完全な形で決着とかストレス溜まるしな」
と、肩を竦める。斬鬼時代よりこういう理性的な所が増えたのは、少しは成長した部分でもある。
しかし、また随分と姿が違うもんだな…と、繁々と今度は観察する目で少女を眺め。
「つーか、変身能力もあんのかテメーは。こりゃ普通のヤツはまず気付かねーわな」
と、感想を述べるが気付いた少年が言っても説得力はあまり無いかもしれない。
■アーバリティ エルグランデ > 「…アーバリティだよ。切人」
自分は名前を覚えているのに相手は忘れていることに不快感を覚えつつ相手の発言に安堵する。
彼は強者だし決着をつけたいが別に焦ることでもない。
今日はのんびりと武器選びがしたい。
「へぇー 僕も武器選びだよー。
理由は秘密だけどねー」
怪しげな笑みを浮かべて切人の顔を覗き込む。特に意味のない行動に彼はどう反応するのだろうか…
「そうだねー あるよー。例えば君の姿も出来るよー。今は人が多いし何より君が見てるから保留ね」
変身条件は言わない。
万能と思わせた方がいいしそうでなくとも条件は知られない方が警戒されなくてよい。
■追影切人 > 「長い、アーバでいいだろうが。つーかそれで」
物凄い真顔でそう言い切った。かなり失礼だがそもそもこの怪異に遠慮や気遣いをする気はこの少年には殆ど無い。
とはいえ、彼女が強敵であると認めているからこそ、その気配などをしっかり記憶していたのだが。
まぁ、今回ばかりは「休戦」という形で決着は持ち越しという事になりそうだ。
「……あぁ、別に聞く気はねーよ。何を使おうが全部斬るだけだからな」
それがハッタリや強がりではない、というのは交戦した彼女はよく分かるだろう。
彼女のように多彩さに掛けるが、そもそも斬る事に関して異常特化した少年だ。
ちなみに、顔を覗き込まれたので右手を伸ばして猫耳とか触ってみようとする。
勿論、殺気や敵意は無い。今回は双方が休戦という意見で一致しているからだ。
「気色悪いからそもそもやるんじゃねぇ。つーか、ホント別人みてぇだなこれ」
で、遠慮なく猫耳だけでなく髪の毛とか頬とかに触っていこうとする少年である。
元々、戦闘行為とそれ以外できっちり切り替えが出来るので今はどちらかといえば何時ものダウナーなノリで。
■アーバリティ エルグランデ > 「えー…じゃあ切(きり)でいいかな。報復報復」
真顔で言い切られ、ムッとした表情でそう答える。
切人と一文字しか変わらないが切と略したらどんな反応をするのだろうか。
あまり期待はしていないが楽しみにしており。
「…となるとやっぱり銃だよねぇ…」
彼の言葉に嘘などなく、本当に切ってくるであろう。
近距離はナイフでも充分な気がしないでもないしやはり銃がほしい。
毒にも耐える特別な品は無いものか…
切ることに特化した彼だがその能力はほぼすべてを補えていることも再確認して。
猫耳に触られれば「んっ」と声をだしてしまいピクッと体を震わせる。
猫耳(その他獣耳含)は触られるといい感じに気持ちいいのだ。
「僕の唯一の異能だからね。使い勝手はかなりいいよ」
自慢風にそういい、髪にも手を伸ばされるが気持ち良さそうに目を閉じておとなしくしており。
のっている様子。
■追影切人 > 「あ?別に好きにしろ」
不快とか嫌そうな顔をする…どころか、真顔のままでこの返答だ。
彼女からすれば面白くないかもしれないが、そもそも略されて困る事も無い。
「…テメーはそもそも銃火器とかの経験は豊富なのか?ド素人レベルじゃ話になんねーぞ」
お節介や敵に塩を送る気はサラサラ無いが、一応そこは尋ねてみたりする。
彼女が強力な怪異で、変身能力もある・・・で、多分長生きしてるというのは既に分かる。
だが、彼女がどの程度人間の武器を扱えるかは未知数なのだ。
「…いや、何でエロい声を出してんだテメーは。性感帯とかじゃねーだろうな?」
と、言いつつ猫耳と髪の毛を重点的に触ったり撫でてみたりする。勿論、別に愛撫とかではない。
「…成る程。テメーが異名持ちの怪異なのに、中々尻尾を掴ませないのはソレもあるのか」
と、素直に納得したように頷いて。ついでに、撫で心地が悪くないので止め時が分からない。
ちなみに、こうしていると友人とか気心の知れた相手みたいだがこの二人、普通に本来は殺しあう間柄である。
■アーバリティ エルグランデ > 「……」
真顔のままさらに返され、こちらも必然的に真顔になる。
もう少し面白い反応を期待していたしこのさい表情を少しでも変えてくれればよかったのだが…
彼にとってはそこまで気にすることでは無いようだ。
「ある程度は使えるよー?っていうかそれこそ何でもできちゃうよ?色々してきたからねー」
長生きの中、銃火器や剣、盾と何でも使ったことがある。
なので銃もある程度は使えるわけで。
「…んー…わからないかなー。獣人に聞いた方が…いいと思うよー」
時おり気持ちいいのかピクッとしており。
性感帯な気がするが別に困ることでもないのでスルーして。
「そうなんじゃなーい?実際こないだまで遭遇0だったしー。」
ロボットと会えるまで一人も会ったことがなかった風紀。
まさか自身の変身能力のせいとは思っておらず…
撫でられるのは気持ちがいいので特に何か言うわけでもなく安心して撫でられており。
■追影切人 > 「……ってか、何を張り合ってんだら俺らは」
くだらねぇ、とばかりに溜息を。そもそも基本戦闘以外ではダウナーぽいのだ。表情も少々変わり難いのは否めない。
「…器用貧乏…あー違う、器用万能に近いのか。また厄介だな」
手数、もとい攻撃手段が豊富なのは厄介だ。少年も多少あるが基本にして最大は斬る事に他ならないのだから。
さて、撫でるのは別にいいのだがどう見ても感じてないだろうかこの怪異。
「生憎と、友好的な獣人の知り合いなんていねーしなぁ。…つか、テメーは変な所で無防備だな」
呆れたように口にする。これであの戦闘能力や凶悪さを持つのだから怪異は未知数だ色々と。
あと、あまり変な声を出されると少年的に少しキツい。主に下半身的な意味で。
「…また、風紀も厄介なのを相手にしたもんだ…まぁ、それは俺もか」
ただ、彼女を斬るのは自分という点では誰にも譲る気は無いが。そもそも互いに決着は望んでいる事なのだから。
(しかし、それはそれとしてそろそろマズいな。女日照だからそろそろヤバいか?)
戦闘とは別の意味でこれはピンチな気がしてきた。と、いうか何でこの怪異は本当に変な所で無防備なのか。
■追影切人 > ともあれ、何だかんだありつつ武器の物色などを続けていただろうか。
お互い殺し合いする、もとい決着を付けるべき相手だが今回は休戦協定な感じで穏やかに済んだかもしれない。
ご案内:「落第街大通り」から追影切人さんが去りました。
■アーバリティ エルグランデ > 「…たしかにそうだね」
かなり下らない。別に切(きり)なんて呼ぶわけでも無いし。
むしろ呼びにくいぐらいだ。
バカなことをしていた自分を軽く叱りつつ自分の頭をこぶしでコンと叩き。
「極めたりしてる訳じゃないからただの器用便利的な感じだね。剣術なら君に負ける。」
自分で言うのもあれだが多数の手段を有するといいことはイコール強いと繋がるわけで。
そして彼女は少年の予想通り感じている様子。
「やーい一人ぼっち。…んー?そう?
まぁ今は戦闘はしないんだから安心だしねー」
普段ならここまで無防備にならない。
ここまで無防備になれるのは戦闘が発生しないと確信してるからなのか。
「僕に目をつけられて目をつけたんだ。
最後まで戦うよー」
ハートがつきそうな声でそういい。
猫耳はやはり性感帯のようで感じている。
それに困る彼に僅かににやついており…
「っと…そろそろ真面目に武器を探すかな」
んじゃま、と手を軽くあげて話を切れば店先の銃等に真剣に目を通す。
店主が帰ってくれと言うまでいた彼女は結局武器を買うことはなかった。
ご案内:「落第街大通り」からアーバリティ エルグランデさんが去りました。