2018/07/17 のログ
神代理央 > 「…まあ、時間も良い頃合いか。一度撤収すべきなのだろう」

理由がどうあれ、情報が無ければこれ以上この街に留まる理由はない。
凭れ掛かっていたシャッターから身体を起こすと、制服についた埃を払って歩き出す。

「情報が十分とは言い難いが、次のマーケットは一手手を打つべきやも知れんな。他の委員の応援が貰えれば上々だが…」

何にせよ、今夜考える事でも無いか、と小さく欠伸を噛み殺す。
通信機を起動し、本部に帰投する旨を告げると、住民達の警戒する様な視線を横目に、悠々と落第街を後にした。

ご案内:「落第街大通り」から神代理央さんが去りました。