2018/09/22 のログ
■神代理央 > 舞い上がった粉塵も収まり、後に残ったのは慌てて此方から離れていく住民と、それを眺める己のみ。
「……やはり今ひとつ見栄えしないな。もう少し、力の差というものを見せつけられる奴が居ればいいんだが…」
燃え盛る鉄塔だったものを眺めながら僅かな溜息を一つ。
「…まあ良い。一度本部へ戻らねばな。いつまでも此処で散歩を楽しむ訳にもいかんしな」
小さく首を振って己の雑事を追い払うと、欠伸を噛み殺しながら帰路へとつくのだった。
ご案内:「落第街大通り」から神代理央さんが去りました。