2015/06/02 のログ
■志葉恭介 > 【周りに居た顔なじみの落第街に住まう愛すべきクソッタレ共が言う。「恭の字そいつは贅沢すぎる! お前さんに出来るのはいつだって荒っぽい解決事さ!」】
……そりゃあ、自覚はありますけれどもね。
生活費は自分で稼げと言われて放り出された以上、せめて学業に専念する為そちらは楽をしたいと思うのも人情では……
【呵々大笑しながら乱暴に肩を叩き去っていくご同類達。さもしい言い訳は今夜の彼らの酒のあてにでもなるのだろう】
うぅ、む。
■志葉恭介 > 【ぽつねんと取り残され、屋台のゴミ箱に包み紙を突っ込んで結局羊肉なんだか魔物肉なんだかわからないケバブ屋から踵を返す。腹も満ちた。依頼は無い。こうなれば最早――】
部室で寝よ。
【能動的とは言い難い結論であった】
■志葉恭介 > 【かくて少年はその日さしたる収入無く部室へと戻り】
【硬いソファに寝転んで『学生街の焼肉店で腹が膨れるまで肉を食う』という夢を見るのであった】
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から志葉恭介さんが去りました。
ご案内:「とある廃ビルの一室」に白崎玲刃さんが現れました。
■白崎玲刃 > 【左腕に包帯を巻き、仮面を付け、フードを深く被った男が、廃ビルの階段を上っていく。どこか、ある部屋を目指している様だ。】
■白崎玲刃 > 【彼が依頼人のいるのいる一室に付くと】「遅かったな。」【と、待っていた男は怒るような口調で言った。】ああ、すまない、準備に少々手間取ってな【と、彼は無表情で答える。】「違う、そうじゃない、俺が遅かったって言っているのは依頼を受けるのが遅いって言いたいんだ。お前が素直に依頼を受けていれば、あいつを始末していれば、あいつらを連れ去られずに積んだのに…どうして、今になって受ける気になった?」【と、依頼人の男は恨むような攻め立てる様な口調で、彼に問うた】
■白崎玲刃 > こちらとしても、無視できない状況になったからな【と、彼をはぐらかし、理由を答えぬ。そして、依頼人に対して無表情で問うた】始末と言っていたが、暗殺の依頼か?高くつくぞ。【と、彼は依頼人に対し、強気に出る】「いや、今更依頼をする気は無い、もう、俺にとっては手遅れだからな」【と、依頼人は良い、そして、付け加えた】「だが、お前に情報を伝える事で、あいつらが始末されるならそれで満足だ。」【と、依頼人は若干自暴自棄になっているような表情で言う。彼は、訝しんだ表情をして問うた】それで、始末してほしかった奴ってのが誰なんだ?
■白崎玲刃 > 「ああ、落第街にたびたび現れて、調査と称して、カツアゲをしたり、女を連れ去って行く奴らだ。俺の妹も連れて行かれた…」【と、依頼人は語る。それに対し、玲刃は少し、その集団に怒りを浮かべながらも、平静を装い依頼人に問う】それだけだと、情報は不十分だ。写真とかは無いのか?あと、二級生や違反者以外にも、ちょっかいを掛けてるとか言った話は聞かないか?【と、問うた。それに対し、依頼人は苦い顔をして答えた】「ああ、写真は撮ったんだがな、見つかって、奪われたよ…あと、二級生や違反者以外にちょっかいを掛けてるってのは、俺の聞いた限りでは、一度も聞いたことは無いな。俺が始末して欲しい奴とは、違うやつなんじゃないのか?」
■白崎玲刃 > ああ、そうか、情報提供感謝する。【彼は無表情に礼を言う。それに対し、依頼者は、燃え尽きたような表情で答えた】「もう情報提供は良いよな。じゃあ、しっかしと、始末してくれよ?ああ、もう、肩の荷が下りたよ…」【そう言って、依頼者は注射器を取り出し、自分に刺そうとする。玲刃は慌てて、注射器を奪うと、依頼者に問うた。】これは何だ?【注射しそこなった男はうなだれながら答えた。】「最近出回ってる違法薬物だよ…これを打つと楽になれると思ってな…」【それを聞いた玲刃は、さゆりからのメールを思い出し、一瞬驚いた表情を浮かべ、そして、すぐに元の無表情に表情をもどす】(違法薬物だと…まさか、これがさゆりの言っていた…)
■白崎玲刃 > どこで手に入れた?【強い口調で玲刃は尋ねる。】「ああ、うなだれてる所をな、通りすがりの親切な奴からもらったんだよ…楽になれる薬だってな…」【そう聞くと、玲刃は少し思案した後、男につえた】知り合いの風紀委員から聞い話だが…これは、きっと、能力を暴走させる薬だ。【その言葉を聞き、依頼者は驚く】「風紀委員と知り合いだって?なんで、なんでも屋が風紀委員なんかと…そして、どうしてそんなものが…」【依頼者に矢次に問われ、玲刃は無表情で適当に答える】ああ、俺だって知らんよそんなこと。まあ、とりあえず、情報提供感謝するさ、まあ、心配するな、言ってた奴らに関しては始末するなりどうにかするなり考えるさ。【そう言って、玲刃は部屋から去って行った。残された、依頼者は最後に頼ろうろしていた薬すらも奪われ無気力そうにうなだれた】
■白崎玲刃 > 【玲刃は階段を降りながら思考する】(さゆりの言ってた違法薬物が、こうも簡単に出回っているとはな…とりあえず、これはどうするべきか…)【考えながら、玲刃は廃ビルを出て、何処かへと歩いて行った。】
ご案内:「とある廃ビルの一室」から白崎玲刃さんが去りました。
ご案内:「廃墟になった校舎」に害来腫さんが現れました。
害来腫 > 【既に廃墟となり、人の立ち入る筈のない校舎に、複数の人の気配がある。】
【校舎の中には違反部活に所属している学生が数人、そして彼等が顔色を伺う、陰気な男が一人】
【そして、彼らの間を隔てるように地面に転がされている、数人の女子生徒達】
害来腫 > 「へへ、今月分のみかじめ料です…」
男の一人が、こびへつらう様に笑顔で、陰気な男に『みかじめ料』である女性達を提供する。
「処女、非処女は問わず、魔術の適正は並以上…でしたよね
これだけ集めるのは大変だったんですから」
あーご苦労ご苦労、んじゃあ<<害来腫>>さんには俺から言っておくから、お前らは今までどおり
楽しい楽しい部活動に勤しんでくれ、俺はこの子達にもう少し用があるから
害来腫 > 【<<害来腫>>と呼ばれた男には、その活動をより円滑に行う為、現在所属している公安の一員としての他に】
【複数の顔を持っている、今もその一つである、違反部活の部員達に元ロストサインの一員にして、公安委員<<害来腫>>の手下として】
【違反部活の部員達と接触をし、情報を得ていた。】
【だが最近の彼は、自身の活動とは別に彼らから<<害来腫>>からお目こぼしをしてもらうための条件として】
【『みかじめ料』と呼ばれる、落第生や不法入国者の女性を毎月数人、要請するようになっていた。】
害来腫 > 【本来ならこのような手間をかけず、蟲を使えば済むにも拘らず】
【彼がこうしてわざわざ、時には自身の体を蟲で作り変えてまで姿を晒し、女性達を調達しようとするのには理由があるようだが】
【今のところ、その目的を知るものは殆どいない】
さて…
【集められた少女達から一斉に浴びせられる、畏れの視線に対し、男は満足そうに、愉快そうに顔を歪める】
害来腫 > そんなに怖がらないでくれよ…僕はさ、君達を保護しに来てやったんだぜ?
【一番手前の少女の顎に手をやり、自分の顔へ無理やり視線を向けさせる】
君達にとっては救世主、そう、いわば『正義の味方』さ…もうちょっと感謝してくれてもいいんじゃないかな
【そこまで言って、急に顔を俯き、男が肩を振るわせ始める】
ぷ、くっくっく…!正義の味方、正義かー…!
はは、いいねえ正義の味方、まさか正義の味方ってもんがこんなに居心地がよくて便利だとは思わなかったよ
そりゃあどいつも正義を掲げたくなるよなあ!
【少女は、突然笑い出す男に恐怖の視線を向け続け…ふと、頬に違和感を感じ視線を移す】
【そこには、どこからか湧いた害虫達が、少女の頬を這い回っている】
「~~~~~!!!!~~~~~~~!!!!」
【余りのショックにパニックを起こしたのか、先ほどまで震えるだけだった少女が、火がついたように暴れだす】
ご案内:「廃墟になった校舎」に白崎玲刃さんが現れました。
■白崎玲刃 > ん?なんだ、悲鳴か?…!?
【左腕に包帯を巻き、仮面を付け、フードを深く被っている男が歩いてくる。偶然にも違反部活群を歩いていた彼は悲鳴を聞き、廃墟になった校舎へと足を引き入れ、目の前で行われている光景を見て、絶句した】
害来腫 > っせえよ
【暴れる少女の顔へ、立ち上がると遠慮のないローキックを放つ】
さっきも言ったけどさ、俺はお前達を保護しようっての
まあ、必要なのは
【蹴られて倒れた少女の下腹に、足を乗せ力をこめる】
ここだけだから、いらない部分はちょいちょいっと取り除いても構わないけど
【もはや抵抗する気も失せたのか、少女達は自分たちが辿るであろうこの先の運命に、皆絶望の表情を浮かべている】
さ・て…一人ひとり運んでたら手間だし、まとめて運ぶとしますか
【男が言い終えると同時に、部屋中の隙間や崩れた穴から、ありとあらゆる害虫や野犬、小動物が姿を現し始める…】
ご案内:「廃墟になった校舎」に朝霧 葵さんが現れました。
■白崎玲刃 > 【彼は、縛られた少女たちや、少女に暴行を加える男を見て顔をしかめる。そして、突如として現れた害虫達に驚き音を立てる。】
しまった…いや、よし!
【音を立ててしまった以上、隠れている必要はないと意を決して部屋へと飛び込んだ】
害来腫 > あ?誰だ?
(あらかじめ周囲を見張らせていた蟲や動物達が侵入者を感知し、<<害来腫>>へ警告を伝える)
(どこまで見られていたのかわからない、男はとりあえず呼び出した蟲達を再び潜ませ、侵入者を警戒する)
■朝霧 葵 > ガサガサうるさいわね~・・・
まったく人が楽しくゴミ漁り(!?)してるのに~・・・
(血のような液体にまみれた女性がふらふらと騒音の原因に近づいている・・・)
■白崎玲刃 > 誰だと言ったか?いや、すまない、今は、顔を隠して行動してるのでな、名を告げるわけにはいかなくてな。しいて言うなら、通りすがりの、なんでも屋だ。そういう、貴様は何者だ?何をしている?
【飄々とした態度で、名前を告げず、なんでも屋だと告げ。そして、相手を睨み問うた】
>害来腫
害来腫 > 何でも屋ねえ…
【突然現れた目の前の不審人物に、訝しげな視線を向ける】
まあいいや、俺?俺はまあ…
【自身が公安の者であることを言う気は毛頭ない、加えてこれは個人的な思惑での行動であり】
【もしこの件が明るみに出て、他の公安委員に知られればただではすまない、となれば】
見ての通り、違反部の活動の真っ最中さ、で、俺をどうするんだ何でも屋さん
【身分を隠した上で白崎に問い返す】
金でも貰ってこいつら探しに来たのか?それともただの正義感で突っ込んだだけか?
ま、どっちにしろさっさと帰った方がいいと思うけどな…
>白崎 玲刃
■白崎玲刃 > ふむ、違反部の活動の真っ最中ともなれば、俺も違反的な事をしても良いというわけだな?
さて、どうする?か…むしろ、そっちこそ、もし、俺が、貴様を殺すとっいったらどうするんだ?
【笑みを浮かべながら問い返す、無論、顔は笑っていたものの、目は笑っていなかった。】
ああ、金でも正義でも無いさ、ただの気まぐれだよ。
まあ、帰らせてもらおうかな…無論、貴様を始末した後でな。
【そう飄々と後半からは殺気の籠った声で言うと、身体強化の異能と魔術の重ね掛けを行い、虚空へと右手を掲げた。】
>害来腫
ご案内:「廃墟になった校舎」にミウさんが現れました。
害来腫 > は、俺を殺す?いやあ、君面白いわ…面白いからさ…
(そこら中の、ありとあらゆる隙間から、穴から、殺意が充満する)
消えとけよ
【限界まで膨れ上がった殺意が爆発すると同時、害虫の群れが、野犬が、鳥が、一斉に飛び掛り、這い寄り、襲い掛かり】
【白崎に雪崩れ込むように迫る】
【同時に、手に入れた少女達を蟲を使いこの場から運び出す】
【白崎には蟲の群れが壁になり、見えることはないだろう】
>白崎 玲刃
■ミウ > (突然、捕らわれの少女達の背後に瞬間移動してくる)
これはまた、穏やかではない光景ね……。
この少女達は、これからどうなるのかしら。
(そう上品に笑ってみせる)
なんでも屋が仕事中なのかしら?
害来腫 > 【校舎の一室へ向かい、大量の生き物たちが移動していくのが、貴方には見えたかもしれない】
>朝霧 葵
■白崎玲刃 > ははは、俺に消えろだなんて、お前も面白い事いうな
【笑いって言いながらも、迫ってくる害虫や、野犬達に顔をしかめ、虚空から長剣を引き出しながら、身体強化で得たありったけの力でなぎ払う、無論、殺せたのは、野犬や鳥などの大きい一部だけであり、害虫の半数以上は無事であり、害虫に群がられてしまう。】
>害来腫
■白崎玲刃 > 【言葉を返す余裕は無いようで、ただ一瞬見えた、ミウの姿に目配せをしただけだった。】
>ミウ
■ミウ > 蟲の群れの壁ね……。
(運び出された少女の背後に瞬間移動してきたため、玲刃君と害来腫の姿は千里眼でしか見る事ができない)
(つまり、二人の姿は千里眼で見えている)
■ミウ > (玲刃君の目配せを見て)
さて、この『神』があなた達を助けてあげようかしらね。
(そう、優しくにこりと笑う)
まずは、蟲達をどうにかしないといけないわね……。
(わたしの周囲に、数十本もの剣が創造される)
害来腫 > は!?
【創造された剣に警告を出す虫達に、ようやく第三の侵入者の存在に気づく】
何だこいつ、どっから出てきた…!確かこいつは…
【突然の侵入者が誰か考えるも、少女達を奪われるわけには行かないと即座に行動を起こす、あれらは大事な『苗床』なのだから】
なんだってこんな目に俺が…!!
【捉われた白崎には目もくれず、ミウヘ向け別の蟲の群れをけしかける】
【威力は低いがどれも危険な毒や病気を持った害虫達、噛まれればただではすまない】
■ミウ > (迫りくる害虫の大群)
(並の人間ならば、どう対処する事も出来ず、毒にやられてしまうだろう)
(だが、わたしはご生憎様『神』である)
害虫の大群とはまた、厄介ね。
(わたしは、自身の周囲に炎のオーラを創造する。近づいてくる蟲達は焼き殺される事だろう)
(もし近づいてこない蟲がいるならば、周囲に創造した剣を射出して、蟲達を狙うだろう。当然、少女達に一切危害が加わらないようにだ)
■白崎玲刃 > っ……【蟲に群がられ、話す事もままならない玲刃、目にも多数の蟲が群がってきており、視界もままならない、更には、毒で病気である、普通であれば、そのまま、体中が毒と病によって破壊されつくしてしまうだろう、しかし、玲刃には身体強化の他に、もう一つの異能があった、それは、再生である。毒と病にという体中と蝕み破壊しつくそうという力と、遅い速度ながらも再生しようとする力がギリギリ拮抗出来ず、再生が少しずつ押されてゆく。しかし、回復魔術を使い続ける事で何とか、拮抗させる事に上手くいく。だが、その負担は大きい、虫に群がられながらも、なんとか、探知の魔術も使い、害来腫のいる方向を確認し、ぎこちない動きで歩いてゆく。そして、無残にも蟲に噛みちぎられた左腕に巻かれていた包帯の中から、3日半の時を得て再生した左腕が表れていた。】
>害来腫
害来腫 > くそ、くそ、くそ…!
【支配できるとはいえ、本能で恐れるものが現れれば、害虫の群れは動きを止める】
もういい、女は惜しいがこうなりゃ撤収だ…
【男が言うと、害虫の群れは出てきた箇所へ引っ込むように退散していく】
てめえ、このカリは高くつくからな…!お前だけじゃねえ、お前の周りの連中にも、人気のないとこには気をつけるよう言っておくんだな!
【捨て台詞を残しミウから離れ、白崎の下へ】
そうだ、元はといえばこいつが…!
【私怨から、懐に忍ばせた小瓶を取り出す】
【中には蟲から抽出した強力な毒、浴びれば常人なら三日三晩苦しみぬき、内蔵と神経を破壊され死に至る代物】
くたばれこの仮面野郎…!
【白崎へ向け、瓶の蓋を開け毒液を浴びせようとする)
>ミウ 白崎玲刃
■ミウ > (蟲達が撤収しているところを見て、優雅な笑みを見せる)
やはり、蟲は火に弱いわよね。
あなた、それは『神』に対する宣戦布告と受け取っていいのかしら?
そうだとすれば、中々に肝が据わっているわね。
(そう言って、優雅に笑ってみせた)
(害来腫が少女達を諦めたようなので、少女達を解放してあげようとする。念のため、護衛として騎士を数人創造した)
あなた達は、今の内に逃げてね。この騎士達に、誘導させるわ。
>害来腫
■白崎玲刃 > !?…【ぎりぎり残っていた聴覚で、お前の周りの連中にも危害を加えるといった感じの言葉を聞き取り。玲刃の心により一層殺意が満ちる。そして、毒液を浴びせようと近づいてきた、害来腫を探知し、害来腫がどういう行動をしようとしてるかはわからないまま、魔術を身体強化へと集中させ、両手で長剣を掴み、害来腫へ向けて高速で振りぬいた。】
害来腫 > な…
【降りぬかれた剣が、今まさに液体をかけようとした男の腕を切り飛ばし】
【逆に自分自身が毒液を被る羽目になる】
ギ、ガアアアアァァァァァ…!!!!!
【毒を浴びた男の体は、形を保てなくなり蟲の塊となって地面に崩れ落ちる】
【微かに生き残った蟲達も、しばらくもがき苦しんでいたがやがて動かなくなった】
>ミウ 白崎玲刃
■ミウ > な、なんて身体……。
この人……身体のほとんどが蟲でできているの……?
(思わず、驚愕してしまう)
こんな人も、この常世学園にはいるのね……。
(さすがの創造神も、身体が蟲で出来た人を見るのは初めてだった)
■白崎玲刃 > …【息を整えると、探知魔術を再度発動し、男の気配が無くなった事を確認すると、実際にどうかはともかくとして、とりあえず始末したと玲刃は考えし、魔術を回復に集中させ。毒に耐える。そして、声帯が食い破られたため声が出せない事に気が付き。回復を少し弱め、ミウに対し、念話の魔術を発動し。礼を言う】
[ありがとう。たすかった。ミウが来なければ、捕まってた奴ら逃がせなかった]
【抑揚の無い音でミウへと念話が伝わる。】
>ミウ
■白崎玲刃 > 【始末したと思い込んで、探知の魔術を切っているので、例え害来腫が生きていても、玲刃は気が付かないだろう。】
>害来腫
■ミウ > (念話が心の中に伝わったので、返事をする)
礼には及ばないわ。当然の事をしたまでよ。捕まっている少女達を放ってはおけないわ。神としてね。それより、毒は大丈夫かしら……?
(その声はクールだった。ただ、玲刃君の身体を案じる時の声はとても優しいものだった)
この蟲の男は、どうすればいいかしら?
害来腫 > とんだ厄日だぜ…
【途中から蟲で作った変わり身にすり替わっていた男が、安全圏で再び人の形をとる】
あの連中、いったい何者だ…詳しく調べる必要がありそうだな…
【そう呟くと、自身の所属する公安委員会の部屋へと戻っていった】
■白崎玲刃 > [一応、回復がぎりぎり拮抗はしている。心配してくれて、ありがとうな。?まだ、生きてるのか?なら、始末してくれ、俺は目をやられてるから見えない]
【そう念話でミウに伝えながら、ときおり、ふらふらと体がぶれる。体中が、蟲に食いちぎられ、悲惨な事になっている。】
■ミウ > 一応、倒れている男はとどめとして燃やしておくわね。
(そう言って、炎を創造し、蟲の死骸達を燃やす)
ぎりぎり拮抗? それって、かなりダメージを受けているわよね!?
玲刃君、とても無理するね……なんでも屋の性なのかしら?
わたしも治療を手伝えるわ。
いる?
(治療の手伝いが必要だと思いつつ、一応、同意を求めておく)
■白崎玲刃 > [ははは、再生できるとな、ついつい無茶しちまうものなんだ。治癒か、ああ、頼めるか?]【念話をしながら、意識をもうろうとしつつもぎりぎりと繋ぎとめる。そして、何か思い出した様に念話で言った。】
[あと、今は何時だ?]
【昨日、音音が憔悴した状態になっていたのは、今頃の時間だったのではなかったか?と慌て、ミウに念話で問う。】(ははは、手助けするって言ったのに、このザマだよ…)【と、一人、心の中でごちる。】
ご案内:「廃墟になった校舎」から害来腫さんが去りました。
■ミウ > 再生能力を過信してついつい突っ込んでしまうと、いつかとんでもない目に合うかもしれないわよ……。(ジト目ながらも、玲刃君の身体を案じている)
ひとまず、身体の毒は免疫力やワクチンを体内に創造して、治療するわ。
(その言葉通りの治療法を実行する。
(そして、全身の食いちぎられた傷は、傷口の肉を創造再生する事で、治療してしまう。創造の応用技である)
今は23時半よ。
(時間を聞かれたので、教える)
(あの害来腫が生きている事に、今のわたしは気づいていない。わたしは万物を創造する神であっても、全知全能ではないのだ)
■ミウ > (治療により、ある程度は玲刃君の助けにはなるだろう)
(だが、元々の傷や毒が酷いので、完璧な治療とまではいかないかもしれない)
■白崎玲刃 > [はは、そうだな…気をつけるよ。とはいっても、俺はもっと大きな規模の相手を的に回す可能性もあるからな…]【ミウに念話で話しながら、公安委員について調べてた事を思い出す。】
おお、ありがとう。かなり、楽になったよ。流石は、創造神様だな【声帯の治った彼は、念話魔術を切り。冗談めかして笑いながらそう言った。】
23時半か…【そう呟きながら思考する。】(あの時は何時だったか…深夜であった事はたしかだ…急ぐべきか…?)
■白崎玲刃 > 【ミウの治療によって、大分良くなり、声帯などは治ったが、まだ、視界などはぼやけているだろうし、体に傷もある程度は残っているだろう。そして、毒もだ、再生の異能によって徐々に消えては行くだろうが、完治には数日かかるだろう。】
■ミウ > もっと大規模な相手……ね。なんでも屋はやはり大変ね。
どうしても勝てない相手と戦う事になる依頼を受けた時、あなたはどうするの?
(心配そうな瞳をしながら、きょとんと首を傾げる)
喋れるようにまで回復して、よかったわ。(にこりと笑う)
でも悪いわね……あなたの傷や毒が少々酷かったものだから、神の力でも完治には至らなかったわ。
■白崎玲刃 > ああ、これはもともと、やるつもり無かったんだが…これはなんでも屋の依頼というよりは、個人の信念での戦いだな。
流石に俺も、なんでも屋として、受けるなら、どうしても無理で、その依頼が受けるリスクに見合わない事があったりするときは、断るぞ。【苦笑いしながら答える。】
ああ、どうにか話せる様にはなったよ。まあ、まだ、視界はぼやけてるけどな。まあ、しかたないさ、あれだけの無茶をしたんだからな。【治りきらなかった事をさも気にして無いというふうに平然と言った。】
■ミウ > 自分の信念を貫けるのは、とても素敵だと思うわ。信念で強大な相手に向かっていける勇気は敬服に値するわね。
(人間の信念は時に素晴らしいものである、とわたしは思っている)
さすがに、文字通りなんでも、無茶して受けるわけではないのね。安心したわ。
(無理をしていないか心配しただけに、安堵の息をもらす)
無茶をして……頑張ったわね、玲刃君。
さっきの玲刃君は、とてもかっこよかったわよ。
(そう、優しく笑ってみせる)
■白崎玲刃 > そうかな?まあ、今でも挑むかどうかは悩んでいるがな…
【そう言いつつも、ちゃっかりと情報収集は続けている。】
はは、そうかな?まあ、ありがとうな
【玲刃は照れた様な笑みを浮かべながら言葉を返す。そして、一変、真剣な表情で問う。】
そういえば、ミウは公安委員について何か知ってる事とか無いか?