2015/06/13 のログ
あの日の思い出 > 「ああ、そうだったんだ。ありがとう、受け取っておくね。」
にこやかな笑顔の末に…。

「…そういえば、揚げ足鳥君はいるかい?ケンタッキー・フ●イド・チキンの新商品が発売されたらしいし、その情報を聞きたいんだけど。」
きょろきょろ、と思い思いの事を言っている相変わらずなメンバーの各々に視線を遣って。

「お疲れ様。」
またあのケモミミサボりか。

「そうだね…ドラ●もんの歌でも歌ったらどうだい。」
総会長に儚い笑顔のまま横槍という名のロンギヌスを…ぶっさした。自分は歌わないらしい。中二病っぽくなるとアレだそうだ。

先導者 > クスクスクス、と笑い
「本当に必要な時はやりますから、そう遠くない未来にでも」

トランプまとめてシャッフルする。
次は一人ブラックジャックだ。

「夏休みといえば今年も臨海学校の季節ですけどなにか仕掛けます?」

スペードの4、クラブの6、ハートのQ。バースト。

「浪人先輩、ブッ込むね~」

『総会』メンバー > 『そうだね……まぁその時は頼りにすることに成ると思うよ。そう遠くない未来にでも。』
『とりあえずは強化合宿さ、各々の能力を伸ばす。』
『どんなゲームだって本気で遊ぼうと思ったらまずは本気で遊べるくらいに強くならなくっちゃ誰とも遊んでももらえないんだよ。』

ま、悪役が強化合宿するなんて普通のやつらには考えも至るまいだろうけれど、と楽しそうに笑みをうかべ


『バイトちゃんは今はハンバーガーのバイトやってたよ……つい最近、変えたって。』
『異能的にもそのほうが都合がいいらしいってさ。』

『って、そんなこと言わず一緒に歌おうよ、僕一人で歌っても寂しいじゃないか』

「ン、なんだよ!それじゃあ俺様が特別にデュエットしてやってもいいンだぜ?」
「いいか、特別だぞ!今回だけ!こんなサービス滅多にしねーンだからな!!わかってんのかよ総会長!」
ツンデレのようなよくわからないアピールをしつつ、唐突に方天画戟のように横槍を振り回してきた

『アッハイ。わかりました。オトモさせていただきます』
ある意味有無をいわさない勢いだった。


やがて流れてきたアニソンを二人でハモりながら歌う。
息はピッタリとあっていた。

あの日の思い出 > 「夏休み………ああ、そうそう、夏休みは、花火でもしたらどうかな。…私としてはそうだね、打ち上げ花火を撃ち出すロケットランチャーなんかを季節限定新鋭兵器として作ったら綺麗で威力もあるし楽しいって思うよ。…まだ早いかい?」

『浪人の提案』と綴ったルーズリーフに、何やら矢筒の様なものを書いて、『花火砲』と、上にタイトルとして名付けた。

あの日の思い出 > 「悪の組織が強化合宿…かぁ。ごめんね、私…夏季講習…入ってるんだ。勉強しないと…参加できる時には参加するからね。本当にごめんね…。」
両手を合わせて、各々の面子に頭を下げつつ…。

「えあ…そうだったんだ。バイト君、災難だったね。笑顔無料で有名な…マク●ナル●かい?」


「総会長…。爆殺姫さん…。…輝いてるね、やっぱりさ、現役って良いよね。いつまでも中二病《わか》い心を忘れないって。…良いなぁ、私も、浪人なんかしてなかったら、きっと…。」
しみじみとデュエット曲を聞く浪人生の姿が。

『総会』メンバー > 「おっ、いいなそれ!俺様爆発物大好きなんだよ!!」
歌の途中でマイクを持ったまま苦学生の少女へ指を突きつけて賛同する
プロレスラーのマイクパフォーマンスを彷彿とさせる絵面であった

「兵器を考えるのはいいけれど、それを開発出来るだけの技術者と開発出来るだけの資金源はあるのかしら?」
と、クールな視線を携えて黒髪ロングの女子高生が夢も希望もないことを言い出す

悲しいかな、学生の身分、お金は正直無いのだった。

先導者 > (手っ取り早く伸ばすには薬って手もありますが)
(スッとローブの中から薬品アンプルを取り出し)
「これでは美しくありませんものね」
(再びローブに仕舞う)

ダイヤの4、クラブの4、スペードの4、スペードのK。バースト。
「爆破オチ、愉しい強化合宿になりそうですね」
苦笑い

あの日の思い出 > 「でしょ。結構自信作なんだよね。まだ作ってもないけど。きっとたのし―――」
と、にこり、薄く笑って言おうと思ったのだが。
「…そこだよねー。技術者がいないのも、お金がないのも。」
眉を下げて、ペンを落とした。

「だったらさ、まずは技術者捕まえるって方針で、どうかな。…総会長さん。技術者捕まえてきてよ。ね?御願い。」
ここで出てきたのは…むちゃぶりだった。


「大々的には爆発落ちが至高だって私は思うんだ。」
ペンを拾い上げて器用にくるくると回しながら。

『総会』メンバー > 『ボクは努力値を上げるのにも薬は使わない派だからね。気分の問題だけれど。』
『ていうかさ、薬で強くなるとか絶対負けフラグじゃん。そういう奴見ると、コイツ馬鹿だなーって指さして笑ってやりたくなってさ。』
歌い終わったマイクを女子高生へと渡して
席に座るとジュースを一口


『手厳しいけど、それがまぁ事実。ボクが言うのも何だけど、この組織に集まってくれるのは酔狂な人達だけだと思ってるんだよね』
『故に、そういう真面目な技術持った人間は捕まらないし、出資者も捕まらない。』
『だからこその何の資金源も必要のない異能っていう兵器にも負けず劣らない、力を持った同志を集めているわけなんだけれど』

『あ、勿論酔狂な開発者も出資者もいるっていうのなら仲間にしときたいけどね!やっぱ金はあったほうがいいんだよねぇ。』

あの日の思い出 > 「努力値を上げる薬品は4980円で買えるよ。積極的に利用しようね。」
それは、違う世界の話である。
「ドーピングは犯罪って言うしね…うん。」

「ああ、そうだったそうだった。…異能があったね。って、言っても私の異能って何に使うかさっぱりだけど。…あ、そうだ、もし良かったらブドウジュース一杯もらえるかな。」
ちら、とジュースを口にするその姿を見遣って。

「そうだね、大分酔狂だと思う。…了解、通ってる予備校にそういう人いそうだったら、連れてこようかな。…それじゃ、これから予備校だよ…では、愉しんで。」
そういえば、自分も結構この中では真面目で浮いてる気がする。
そんな思いを馳せながら、立ち上がって。その場を後にするだろうか。

『総会』メンバー > 『何に使うのかって?そりゃあ自由に世界を愉しくするために使うに決まっている、寧ろそれ以外の利用法があるのなら聞いてみたいね。』
『キミだって、今の世界に満足できないからここにいるんだろう?僕らはその手伝いだってするってことさ、愉しいことならね』
ジュースを渡しながら、口元をニヤリと釣り上げるように笑った

『まぁ、勉学も愉しいといえば愉しいし、学生の本分でもあるわけだし頑張るといいさ。受験勉強、愉しんできてね。』
相手のそんな思いも知ってか知らずか、それを見送った

先導者 > 「これを増やして売って稼ぎます?」
「うちにはコピー系異能者おりませんが――」
「『母さん』の子供たちなら一人くらいいそうかな?」
(いいこと思いついた、とニヤニヤ)

私もジュース頂戴、と紙コップにオレンジジュース注ぎながら
「またね浪人」
一気に飲み干す

「さて、私もそろそろ時間なので。」
スッと席を立って
「それではまた、明るい明日にでも」
一礼して空間に飲まれるように消え、去る

ご案内:「違法部活『総会』」から先導者さんが去りました。
ご案内:「違法部活『総会』」からあの日の思い出さんが去りました。
『総会』メンバー > 『はいはい、先導者ちゃん。きっと愉しい明日にでも、また。』
ローブ姿の女性を見送り。部屋の時計を見る。

『さて……明け方までまだ時間ありますね。』

マイクを手に、立ち上がる黒尽くめの男

「そうだな、やるっきゃねェ……」
額の汗を拭って、マイクを構える


「私、まだ一曲しか歌ってないのよ、満足できるわ理由がないわ」
スマホを置いて予備のマイクを取る


『朝までオールナイトカラオケ!in総会!やるぞーーーっ!』
「「おおーーーーーーーーっ!!」」

結局その日は、防音の効いた部屋で朝までゴキゲンなカラオケ大会が開催されたのであった・・・。

ご案内:「違法部活『総会』」から『総会』メンバーさんが去りました。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に薄野ツヅラさんが現れました。
薄野ツヅラ > (かつり、かつり)
(煤けた落第街のある通り、杖をつきながら少女はのんびりと歩く)
(正義は相反するもの、その言葉を幾度となく反芻する)

まァ、正義も何も興味ないんだけどねぇ───……☆

(昨晩のカフェテラスに揃った面々は、誰一人正義の方向性は一致していなかった)
(勿論、組織としての違いはあるのだろうがあくまで個人として───)
(全員が逆を向いていた)

そうでもしないと面白くないけどねェ……

(ぼんやりと崩れた街を見遣る)
(火が点いたのだろう、想像には容易い燃え痕が幾つも残る)

薄野ツヅラ > (一人の時に幾度となく襲われて大怪我を負っても少女はこの街を往く)
(其れが落第街の自然の摂理だ、と解っていた)
(強い人間だけが生き残り、弱い人間は当然淘汰される)
(自身が弱い人間である、と認識したうえで薄野廿楽は落第街で生活している)

ンー、わかんないわねェ───……
なんでそこまで此処に執着するのか…親でも殺されたのかしらぁ

(間延びした口調で一人、思案する)
(落第街に明らかな敵意を向ける美人さんとそうでもなさそうなその上司)
(似たような笑い方をする2人の公安委員の笑みを想起する)

(────なんかイラっときたわぁ……)

(露骨に厭そうな顔をしながらまたかつり、杖を鳴らす)
(明るい時間ならば歓楽街と大した違いのないこの街をぐるりと見回す)

ご案内:「違反部活群/違反組織群」に井戸木さいこさんが現れました。
井戸木さいこ > 「うふふ。ここに居たんだね。」

 後ろからツヅラを呼ぶ声がする。
 紙袋を抱えた、サイコロの髪飾りに頬に模様のある少女。
 振り向いたのなら、くすりと微笑んでみせるだろう。
 昨夜のような様子は見受けられない。

薄野ツヅラ > ン──……?

(ゆらり、幽鬼の如く振り返る)
(聞き覚えのある、艶のある声)
(振り返らずとも、井戸木さいこであることは明確だった)

こんにちは、先生がこんなとこに居るのも珍しいわねぇ?

(わざとらしい皮肉をひとつ)
(にこり、小さく笑った)

井戸木さいこ > うふふ。私だからね」

 理由にならぬ理由を返す。
 来たいから此処に来た、そんなニュアンスかもしれない。

 買い物袋の中から、りんごを一つ取り出してみせる。
 艶がありながらも、どこか幼い声を響かせた。


「うふふ、昨日のキャンディのお礼に、おひとつりんごは如何かなぁ?」

薄野ツヅラ > まァ最近は治安が悪いらしいし気を付けてぇ?
火達磨になりたくなければお勧めしないわぁ

(公安組織は教師より権限があるんだったか、と首を捻る)
(数秒思案してどうでもいい、と云うように笑顔を浮かべた)

頂くわぁ、貰えるものは貰う主義だしぃ──…☆

(数歩、歩み寄る)
(左腕は固定されていて動かない、右手には杖)
(手を伸ばしたくても伸ばせない不便な身体を、ゆっくりと動かした)

井戸木さいこ > 「うふふ。最近も学園も物騒だねえ。
 迷惑かけちゃうような極端な子は指導しちゃおうかな、なぁんて。
 生徒指導員になっちゃったからね、うふふ。」

 やや、出会った頃のように作った笑みを笑ってみせる。
 歩み寄りを見てとれば、さいこ自身からも歩み寄って、置く様にだろう。

「邪魔するな、何て言われちゃうかもしれないけどねえ。
 新人教師が語る事はないからもしれないけれど、ここの教師は『生徒を指導する力があることがひとつの条件』、だからね。
 思想の差異で片付けられないものは、指導しちゃうゾ☆ なんてねぇ。うふふ」

 冗談めかし、指でピストルを作ってばきゅんと撃つ様なジェスチャー。

「……ま、そんな純粋な正義感だけじゃないことは私がよく分かっているけど。それでもね、うふふ。」

薄野ツヅラ > じゃあ先生にお任せしちゃおうかしらぁ?
ボクみたいなLv.0には些か身に余る話だしぃ───…

(左に林檎を置けば、どうやって食べようかしらぁとぽつり)
(ポシェットの中に徐に仕舞いこんだ)

あっは、何処の教師も人の喋り方を真似るのが好きみたいねェ……
ホントいい趣味してるわぁ、なんてねぇ
その教師ですら生徒を見殺しにするとこ見ちゃったし信用できないと云うかぁ──……☆

(にっこりと笑顔を浮かべて溢れるのは皮肉だけ)
(愛らしいジェスチャーを見れば怖いわぁ、と軽く笑う)

純粋な正義感なんて何処かに置き忘れてきちゃったわぁ、
今頃廃品回収にでも持っていかれてるんじゃないかしらぁ?
───ボクは私利私欲のためにしか動かないんだゾ──…☆

(冗談めかして笑った)

井戸木さいこ > 「うふふ。任されてもいいけどねえ。
 それに、私もLv0、いや、誰も得しない分、マイナスかもしれないね。うふふ。」

 それでもやるけど、そう言って笑って見せた。

「でも」「私も生徒だったら」
「体質の改善とかを徹底出来たのかな。ちょっとだけ、そんな事を思うよ。」

 一言、独白するかのように付け加える。
 今の私にとって、私の心にとって、私の体質はマイナスにしかならない。
 そんな、愚痴を、心の中で響かせた。

「うふふ、敬意を評したオマージュだよお。
 それに、無条件の信用なんて幸せすぎて怖いかも。自分でする分には構わないけど。」

 皮肉を受ければ視線を、遠くへと移す。

「そっか。私は何のために動いているんだろうねえ。なんて。
 多分、"見ていられないから" 何だと思う、けれど。」

薄野ツヅラ > やっぱり先生向きだったのねぇ、天職なんじゃないかしらぁ?

(やや悪戯気に、意味深な含み笑い)
(独白を聞けば困ったように口を開いた)

生徒でも、無理矢理脳を弄ってどうこうしないといけなかったのは流石に堪えたしぃ……
五十歩百歩じゃないかしらぁ、コンプレックスを解消しようとすればそれがまたコンプレックスになる

(あくまで独り言だけどねェ、と笑った)
(ぼんやりとさいこを見遣る。理由もなく、ただ目を惹かれた)

センセ、なんかあったでしょお?
今の先生が見ていられないのはボクも同じなんだゾ──……☆

(ゆっくりと杖を持った右手で、ヘッドフォンを外した)

井戸木さいこ > 「ありがと。そう言ってくれると嬉しいな。
 ……うふふ、その辺りはやっぱり難しいねえ。」

 異能、才能、力。正義、思想、優越感、劣等感、承認欲求。
 衝動、感情、ロイス、エゴ。

 この手の問題は、特にキリがない。わたしのコンプレックス一つにに触れるだけでも幾多の問題や感情と直面することになる。
 それらを一緒くたには、みんな同じ意思と欲望だろ、と達観して見る様な事は、出来なかった。

「ん、そうだねえ。色々有ったよ。うふふ。
 ……わたしの話なんて話してもつまらないと思うし、気分転換か何かしたいなぁ。
 ツヅラちゃん、おすすめとか、ないかな?」

井戸木さいこ >  ――心を聞けば、今は比較的穏やかにも思える。
 とは言え、よく聞こえない言葉がノイズとしても聞こえるだろう。
 心の底に沈殿しているものがある所以なのかもしれないか。

薄野ツヅラ > ────お勧め?

(きょとん、と首を傾げる)
(自分のコンプレックスにも暫し思考していたところに、さいこの一声)
(随分急な話題の変わりように少しだけ困惑の色を滲ませつつ、口を開く)

急にお勧めって云われてもぉ、ううん────…

井戸木さいこ > 「うふふ。うん。」

 やや強引だったか、と思いながらも内心で舌をちろりと出す。
 とは言え、あのまま続けるのは、"怖かった"。
 そんな事も、読めてしまえるだろう。

「お昼から暗いお話ばかりもね」「なんてね」
「……遊びに行きたい所でも良いよ。うふふ、高すぎなかったら出してあげる。」

薄野ツヅラ > 何が怖いのかはわからないけれど───……

(一呼吸。すうと一息に吸った)
(屹度其れなりに理由があるのだろうと思い、深くは追求しない)
(奥底の部分に潜むものには、そう簡単には触れてはいけないと知っていた)
(精神を操る彼女だからこそ)

ンー、遊びに、ねェ……
暫くぶりに演習もいいかもしれないわぁ…?
先生なら怪我をしてる状況の立ち回りとか、教えられるでしょう?

(ふんわりと笑った)

井戸木さいこ > 「――ん、そうだね。って、そんな事で良いの?
 本当は万全な調子の立ち回りがあってこそだけど、そうだねえ……」

 思案げな素振りを見せる。
 思考も、そちらへ向いた様だ。

 潜むものは如何なるものか。
 一笑に付せるような悩みかもしれないし、壊れきった残骸かもしれない、正気を削り取るようなお噺かもしれない。
 いずれにせよ、彼女には更なる何かがある。それは触れずとも、聞こえただろうか。
 
 目の前の少女は、柔らかく笑みを浮かべている。

「本当は怪我している時はあまり動いちゃいけないんだけどね。
 とりあえず教えられそうな事は思い出したから、そうしちゃおっか。
 ……何だか先生しちゃってるかも。うふふ。」

薄野ツヅラ > 寧ろ今必要と云うかぁ───……☆
万全な状況の立ち回りなら存分に理解してるつもりだしぃ

(にぱっと悪戯な笑みをひとつ浮かべる)
(彼女から云う前には────人から云われなければ、彼女は能力の多用はしない)
(対話で同様に引き出せるのなら、そっちを先行する)
(それが薄野廿楽の中の自分ルールのひとつ)

出張授業なら悪くもないんじゃないかしらぁ?
登校はしないけど折角だから出席に印つけておいてよねェ──…

(色の違う双眸に、紅が食らいついた)

井戸木さいこ > 「うふふ、仕方ないねぇツヅラちゃん。
 補講の一つで処理しておくよ、多分いっぱい溜まってるからね、うふふ。」

 そう言って、宝石色の双眼を細め、紅を確かに見る。

 さて、どう教えようか。何を伝えようか。
 負担なく"薄野ツヅラ"には何が良いか、"薄野ツヅラ"はどんな刃部だったか。
 改めて思案しプランを組み立てる井戸木さいこの姿は、確かに教師に向いてもいるだろうと、改めて思わせるものだろうか。

「じゃ、とりあえず行こっか、ツヅラちゃん。」

薄野ツヅラ > そんなの偶に行ってお願いすればいいのよぉ──……

(辟易としながら溜息を深く)
(目の前の少女は、実に先生らしい先生だった)
(学校に背を向けた引きこもりにはなかなかに懐かしい、そんな)
(くすり、微笑を浮かべる)

────ええ

井戸木さいこ >  
( 怪我の癒えないツヅラに歩調を合わせ。
  この場を後にし、演習へと向かうだろう。)

ご案内:「違反部活群/違反組織群」から薄野ツヅラさんが去りました。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」から井戸木さいこさんが去りました。