2015/06/17 のログ
ご案内:「落第街の裏路地」にメアさんが現れました。
メア > (裏路地の方向から妙な音が小さく聞こえる。)

あはは♪ねぇお兄さん、さっきの威勢はどうしたのぉ?

(楽しそうに笑う少女の手には鉄パイプ。
対する不良にも見える男は歯が折れ、鼻から血を流しながら
少女の前で正座をしている)

えーと…「ここのルールを教えてやる」だっけ?
ねぇ、教えてよそののルールって奴♪

(先ほど表の通りで少女と男はぶつかった。
少女は謝り先に行こうとしたが男はそれを許さず
取り巻きと共に少女をここへ連れて行ったのが数分前…)

メア > って言うかさー…ちょっとぶつかったぐらいで
あんな怒っててさー…何なの?
僕とぶつかったぐらいで骨折でもした?

はは、もし本当にそうならお兄さんカルシウム足りないんだね♪
牛乳飲んだ方が良いよ♪

(そう言って話しかけていた男の隣に正座している男に近づく)

それじゃぁ、僕がこれからカルシウムがちゃんと摂れてるか
確かめてあげるよ♪

(鉄パイプを振り上げ、そのまま男の顔面にフルスイング。
男は歯が砕け溢れる血に混じりながらくぐもった悲鳴を漏らす。)

あー…お兄さんカルシウム足りてないみたいだね?
これ位で歯が折れるなんて…牛乳飲まなきゃだめだよ♪

(ニコニコと笑顔で告げる少女に残りの男達が恐怖する。
最初に突然壁に何かで叩きつけられた仲間をちらりと見る…
動けばああなる。
少女が最初自分達に告げた言葉を思い返し何とかここから
逃げ出そうと策を練る。)

メア > さてと…次は誰が良い?
歯に自信のある人は大歓迎だよ♪

(残る男たちに問う、楽しそうに鉄パイプを揺らしながら)

あぁそれと…勝手に動いたら絵画の仲間入りだから♪

(クスリと笑い壁に叩きつけられ気絶した男の方を指さす。
死んではいない…だが重傷だ。)

悩むよねぇ、歯の治療か入院か♪
でも僕は入院をお勧めするよ、歯って確か…
えと……何だっけ?

(首を傾げ悩む少女、うんうんと悩む少女を見て好機と思った男が
縄を千切り少女を押さえつけようと飛び掛かる。)

メア > そうだなぁ…じゃぁ今度は非常口のあれを目指そっか♪

(少女は振り返らない。
だが男は飛び掛かり手が少女を捉える寸前。
突如壁に叩きつけられる。)

ねぇ、僕動いたらダメって言ったのにさぁ…
何で動くの?もしかして頭の欠陥が耳にまで来たとか♪

(壁に押さえつけられ動けない男に近づく。
メリメリと押さえつける力が強くなっていき、男が悲鳴をあげる)

はぁ…バカは死ななきゃ治らないって聞くけどさぁ、
死ぬ前に学習するのが動物なのにね♪

君ってお猿さん以下なんだね♪

って…もうアウトかよ…

(既に気絶したのを見てつまらなさそうな目で見つめる。
同時に男は地面に落ち、少女は正座している男たちに向き直る。)

さぁ…次は誰かな♪

(悲鳴は誰かに届くか、それともこのまま少女が飽きるまで
路地裏の片隅で男達の地獄は続くだろうか…)

ご案内:「落第街の裏路地」に白崎玲刃さんが現れました。
白崎玲刃 > ………メア…?
【落第街へと情報収集に来ていた玲刃は、
路地裏で情報収集の最中に悲鳴を聞き取り、聞こえた場所へと向かい
そこで繰り広げられていた光景を目にして絶句した。
なんとそこでは、以前知り合った事のある少女が、男達へと向かって拷問めいた行いをしていたのであった。
しかも、その少女は、以前、玲刃に殺すのを止めろと説いた少女であり、それが尚更、玲刃を驚愕させた。】

お前は…メア……なのか…?
【以前、あった時とは全く雰囲気の違う少女へと向けて、
戸惑いの混じった表情で声をかけた。】

メア > うーん…ガッツのある挑戦者は無しかぁ…残念♪
さっき僕に向かってきた男、あいつは少なくともガッツはあったよ?

なのに君たちは…はぁ…僕を倒して~とか考えないの?
異能が無くても魔術とか覚えないわけぇ?

(グリグリと鉄パイプで男のうち一人の頬に当てる。)

異能が荒事向きじゃなくてもさぁ、そういうの勉強すれば
こういう時役立つんだよ?
それともそれもダメだったのかな、馬鹿だから♪

(キャハハ♪と笑った所で自分を呼ぶ声に気付く)

んー?
あ、白崎じゃん♪ヤッホー♪

今さぁ、地域への貢献とこいつらの健康診断やってたんだけどぉ…
一緒にやらない?

(ニヤリと笑い尋ねる。男達の表情は完全に恐怖で染まり、
壁際には動かない男が2人倒れている)

白崎玲刃 > 【玲刃は、普段と違う様子のメアから、以前会った時とは全く異なった好調で声を掛けられ顔をしかめる
メアという少女はこの様な口調であったか?否、物静かな少女であったはずだ
明らかに様子がおかしい。そう思い玲刃は、メアを見ながら考える様な表情をする。】

………健康診断?俺には、どう見ても逆に、健康状態を悪化させている様にしか見えないぞ?
それに、だ。いつもとは随分様子が違うようだな、メア。
【そして、玲刃は自身の戸惑いを隠すように、飄々とした笑みを浮かべながら、メアへと言葉を返すと
少し警戒し身構えながら、追い詰められてる男達を背にしながら、メアと対峙する様な位置関係へと移動しようとする。】

メア > いやぁ、こいつらカルシウムが足りないみたいだからさぁ♪
僕がきちんと確かめてあげようと思って、これで確かめてるんだよ♪

(そう言って鉄パイプを揺らす。
白崎の動きに合せるように動く、難なく男達とメアの間に
位置取れるだろう)

そう?
あー…ちょっとストレス溜まっちゃったかもね♪

それに僕こんな所に連れ込まれてさぁ…怖くて怖くて仕方ないんだ♪

白崎玲刃 > ははは、それで更にカルシウムが必要な状態にしちゃあ、ちと可愛そうじゃないか?
【男達とメアに間に位置取った玲刃は、冗談めいた笑みを浮かべながら答える。】

ストレス…ね。どう見ても、そんな程度の変容には見えないけどな。
そして、怖いと来たか、どう見てもそいつらの方が怯えてガクブルしてるぞ?
【メアの言葉に合わせるように、あくまで飄々とした態度で、冗談めいた言葉を返しながら、
メアを観察し、メアの身に何が起こってるのかと、思案する。
そして、いつ向うから襲いかかられても良い様に、こっそりと身体強化を異能、魔術の両面で発動し重ね掛けする。】

メア > それは仕方ないよ♪
地域貢献って言ったでしょ?
ゴミ掃除も兼ねてるんだから、ゴミがどうなっても仕方ないよ♪

(ニコリと笑い当然のように答える。)

ストレスを舐めちゃダメだよ?
禿げたりお肌が荒れたり胃に穴が開いちゃうんだから♪

あー…何でだろうね?
怖がるより怒った方が正しいと思うんだけど…
僕にはよく分かんないや♪

(姿形はメアである、だが言動やしぐさが全く違う。
それに加え一人称も変わっており表情も豊かに見える。)

白崎玲刃 > ………お前、本当にメアか…?違うだろ?
【男たちをゴミと言い捨てた少女を見て、玲刃は思う、
違うと、この少女はメアでは無いと、外見はメアそのものではあるが、明らかに中身が違うと
玲刃の心に怒りが満ちてゆく、目の前にいる少女は、以前、玲刃が指名手配されていた時、
公安委員に対し捨て身の特攻を行おうと考えていた時に、
現れ玲刃を止めた。人が死ぬのを嫌っていた優しい少女であった筈だ、
だからこそ、玲刃は感心し、出来るだけ殺さない道を行ったはずだ。
しかし、目の前で反吐が出る様な事を言っているのは何だ?
玲刃は、メアも、そして自分自身も、侮辱されている様な感覚に陥り、内心怒りが溜り、
無表情に言葉を投げかけた。】

メア > アッハァ…僕はメアだよ♪

まぁ白崎が思ってるメアじゃないだろうけどねぇ♪

(見える見える、自分に向けられる怒りが見える…
面白くて笑みが零れる)

でもそれでぇ?
そんな事聞いてどうするの?

そこのゴミどもを助けたりしちゃうのかな♪

(背後の男達をちらりと見る。
白崎が自分たちの前に立っている内に逃げようとじりじりと
メアと白崎から距離をとっている)

白崎玲刃 > ……俺が思ってるメアじゃないね。そうだな、俺は到底、お前をメアとは思えない
【笑みを浮かべるメアへと、向かって、無表情で吐き捨てるように言葉を放つ。】

ふむ………助けると言ったらどうする?
【玲刃は、背後の男たちを見ながら思う、
きっと、この男達も自業自得ではあったのだろう、
普段ならば、この男達に絡まれている相手を助けに投げナイフを投げているだろうが、
まあ、いい今日は気まぐれだと。
それよりも、目も前の少女と対峙するのを優先するべきだと玲刃は考える。
故に、玲刃は少女を試すように、笑みを浮かべながら言う。もし、助けると言ったらどうするのか、と。
そして、いつでもかかって来られても良い様に、収納の魔術の発動を意識する。】

メア > あっそう♪
まぁ白崎が何と言おうと僕はメアだよ♪

(満面の笑みでは無く薄い笑顔、嘲笑するような目で
白崎と男達を見つめ)

そうだなぁ…邪魔しないでほしいって思うな♪
白崎だって今まで僕より酷い事沢山してきたんだろう?

今更正義のヒーローぶってんじゃねぇよ、悪党が。

(ゆっくりとそちらへ近づく、手に握った鉄パイプは捨てて。)

白崎玲刃 > ああ、その通りだ、俺は悪党だよ。俺に正義なんて無いさ。
所詮、気に食わないから立ち向かうそれだけだ。
それに、まあ、俺も正直、そこの男達はどうでも良いわけだが。なんだ、今のお前が気に食わないからな、邪魔する気分になっただけだ。
【自身を悪党だと肯定しながら、笑みを浮かべながら、吐き捨てるように、目の前のメアと名乗る少女に言葉を放つ。
そして、近づいてくるメアに対して身構える。】

メア > ハハ♪
良い答えだよ玲刃、僕が気に入らない…
そう、それでいいんだ♪
正義感なんかよりもよっぽどいい、実にいい答えだよ♪

(ゆっくり、一歩ずつ近づき白崎を見上げる)

それで?
僕の事もナイフで刺す?
それとも殴り倒しちゃうのかなぁ♪

白崎玲刃 > ふむ……
【目の前の少女にどう対処するべきか思案する。
この様な言動を取っているとはいえ、身体はメアなのだ、故に安直に傷つけるわけにはいかない。】
(ああ、そうだな。今回もあの手で行くか、
サヤ相手には効かなかったが、メアならば…)

いや、無駄に傷つけるつもりは無いさ、なんてって、その身体はメアなんだからな。
【玲刃は、飄々とした笑みを浮かべながら答え、
とりあえず、メアに最小限のダメージで、気絶をさせるという手段を取ろうと考え、
玲刃は、メアの延髄に手刀を当てるべく、メアへと向かって動く。】

メア > 博愛主義は素敵だよ、白崎…
でもさぁ……

(振るわれた手刀に腕を当てて止めるだろう)

ガキを舐めてると痛い目に遭うよ♪

(そう言って素早く距離を取る。
反射速度はかなりのものだが体は女の子。
反撃する事は叶わず、間合いを取るだけだ)

白崎玲刃 > 言ってるだろ、博愛では無いって、
ただ知り合いをましてやこんな少女を傷つけるのは気が引けるだけだ。
【メアに対して、苦笑いを浮かべながら言葉を返す。】

舐めてるつもりは無いんだがな…
【間合いを取った相手に対し、どう攻めるべきかと身構えながら観察する。】

メア > それを舐めてるって言うんだよ♪

(足元の小石をそっと拾い上げる。)

はぁ……メアが優しい子で良かったね、
殺しだけは絶対にダメだなんて……つまんないのに♪

(小石を手先で遊びながら語りかける)

ねぇ、白崎はどんな感じだった?
人を殺した時って…♪

白崎玲刃 > 人を殺した時…ね。最初は正直、吐き気がしたさ。
でも、平静である様に務めたさ、ある時まで俺は道具だったしな。
そのうちに、別に殺しても何も感じ無くなったさね。
【玲刃は、過去を思い出しながら言う、
天涯孤独になった直後、自分を拾った男が居た、先代のなんでも屋
その男はあくまで、玲刃を、異能者や魔術師と戦う為の道具の一つとしてしか扱っていなかった、
玲刃が、その男を裏切り、殺し自由を手にするその時までの事を思い出しながら
玲刃は、人を殺した時について無表情で語った。】

メア > なんだ…やっぱり慣れってくるんだね…

(残念そうに呟く。期待を裏切られた子供の様に)

もうちょっと楽しかったとか血が湧きあがったとか聞きたかったなぁ…
なんか、白崎も普通の人なんだね。
残念だけど♪

(小石を白崎に向け、ニヤリと笑う。)

あいつらも逃げちゃった…はぁ……
ストレスが溜まりまくりで辛いよ♪

白崎玲刃 > まあ、慣れなきゃ死んでるだろ、殺す度に隙なんか作ってたら…
普通か…?普通なら、人を殺すなんて経験しないと思うがね。
【無表情で言った後。
普通と、言われ眉を顰めながら言う。】

ああ、逃げたな。まあ仕方ないだろ?
しかし、人を傷めつけてストレス解消とは趣味悪いな…
【自分が原因である事を棚に置いて、けらけらと笑いながら言葉を返す。
メアの身体でそのような事を言う者に対して、嫌気がさしている様に顔をしかめながら呟く。】

メア > 普通だよ、相手が死んで吐き気を感じてだんだん慣れるなんてね♪

(ニコリと笑い微笑む。)

仕方ないねー♪
あと、趣味は普通だよ?
ストレス発散に運動したり物にあたったりするでしょ?
それと何が違うのさ♪

白崎玲刃 > ………物に当たるか?
【感情を押し殺していた時期もあった玲刃は、
ストレスを感じても耐えるのみで、物に当たる事はしない為、
疑問を浮かべながら首を傾げる。
そもそも、玲刃は依頼で戦闘になる事も多かったりする為、
自然とストレスが解消されているのも理由ではあるようだが。】

メア > 普通わね♪
破壊衝動だったっけ?あれだよ♪

それに、ああいう自分が強いと思ってる奴を痛めつけるとさぁ…
本当に楽しいんだよ♪
訳も分からず狼狽える様とかさぁ♪

白崎玲刃 > ……ああ、そろそろ、黙って貰えないかね?
【先程から玲刃は、平然と会話を続けている物の、目の前の人物への怒りが消えたわけではない抑えているだけなのだ
故に、玲刃の怒りも限界に近付きつつある、
玲刃にとって、殺しを控えた理由に値するメアの姿で、
延々と如何様な言動を取られ続ければ、怒りが溜まるのも無理も無いと言えよう。
しかし、メアに身体を傷つけずにどうにかするという手段も思い浮かばなかった、
しかし、そろそろ限界を迎えた玲刃はダメもとで、もう一度、延髄への手刀で意識を狩ることを試みる。】

メア > 白崎もカルシウム足りてないんだね♪

(手元の小石を振るわれる手刀の肩…その中にテレポートさせる。
魔術の干渉が無ければ白崎の肩に突き刺さるような形で
小石が現れるだろう)

我慢してんのは分かってんだよ…
だから葉っぱかけてやったのに、
さっさと仕掛けてこないから退屈しちゃった♪

白崎玲刃 > ……ぐぅっ!
【メアの延髄へと向けて手刀を振りおろそうとする玲刃、
だが突然、肩に激痛が走る、
しかし、玲刃は止まらない、身体強化によって無理やり腕を動かし手刀を当てようとする。
が、先程の痛みにより若干のタイムラグラグは出来ていた。】

メア > ちっ…

(白崎を舐めていた、痛みが走れば退くかと思ったが強引に手刀を
当ててきた…
咄嗟に位置をずらしたが後頭部に鈍い痛みが広がる)

いって…あぁくそ、首もげるかと思ったよ。
子供に何してんだバーカ!

(後頭部をさすり白崎の方を見る。
忌々しそうに、子供の暴言を吐きながら)

白崎玲刃 > ああ、すまないな。
だが、無理してかわそうとするからだ。ほら、あれだ、注射だって嫌がって動けば余計痛くなるだろ?
【痛がるメアに対し、一瞬本気で申し訳なさそうに謝りながらも、
冗談めいた笑みを浮かべながら、自分の幼少期の、まだ両親が生きていた頃の経験を思い出しながら言った。
そして、安易に向かうのは危険だと判断し、次の策を考える。】

(どうするべきか……電気の魔剣で…いや、あれは出力強くて気絶どころじゃ済まないだろうな……ふむ…ならば…)
【玲刃は、何かを考えると、肩の痛みを抑えながらメアへと向かって駆けた。
そのままの勢いでメアを抱き抱えようとするが。】