2017/03/22 のログ
■イチゴウ > 「む。」
イチゴウの前に立ちふさがる3人の人影。
しまった。侵入していたのがバレたか。
違反部活生は45口径の短機関銃を構えて
明らかに平和的でない視線をイチゴウに向ける。
「・・・仕方がないな。」
重機関銃に弾を装填する。とはいっても
非殺傷のゴム弾だ。平時では殺傷力のある兵装は
風紀本部から許可されていない。
「増援は来なさそうだし。
面倒だけどやるか・・・」
イチゴウは消していた重機関銃のレーザーサイトを
点灯させ違反部活生達は短機関銃の引き金に
指をかける。
■イチゴウ > まず最初に攻撃を仕掛けたのは
違反部活生の方だ。3人とも短機関銃を
フルオートでイチゴウに浴びせる。
「あのSMG・・・トンプソンか。」
正直第3世代MBTの正面装甲級の固さを持つ
彼の装甲をもってすればこれくらいの弾丸など
避ける必要性すら無い。
放たれた弾丸を受けつつ
違反部活生達がきっちり21発撃ち切ったのを
確認すると今度はイチゴウが反撃に出る。
まず重機関銃で一人の違反生徒を射抜く。
射抜かれた違反生徒は文字通り吹っ飛んでいき
後ろにあるコンクリート壁に直撃する。
いくらゴム弾とはいえ大口径である事には
変わりはないのでまず骨折は免れないだろう。
「次はオマエだ。」
イチゴウは2mほどジャンプして
弾倉を交換している違反生徒に対して
垂直に前右足を叩きつける。
叩きつけられた違反生徒は頭から
アスファルトに突っ込む。
そこから連続して残りの違反生徒に
後左足を回し蹴りの要領でぶつける。
蹴られた生徒はコンクリート壁で気絶している
生徒に直撃して同じく気絶する。
「身の程知らず共が。」
気絶している3人の違反生徒を尻目に
イチゴウはもう一度歩き出す。
■イチゴウ > 「うーむ、今日は収穫ゼロだな。
それにこんな違反生徒を倒したとこで
報酬なんて入りゃあしない。」
今日は報酬無しだなと愚痴を漏らしつつ
巡回の終了時刻も近いので帰路につく。
ただ今回は何の情報も出てこなかったが
殺し屋の件は非常に気になる。
つい最近聞いた噂であるし
それにこの島の事だ。既に知り合っている誰かが
殺し屋だという可能性も捨てきれない。
しかし色々と決めるのはもっと調査が
進んでからだ。そんな事を思いながら
変わった形の戦闘ロボットは機械音と共に
この地を後にするのであった。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」からイチゴウさんが去りました。