2017/09/20 のログ
HMT-15 > 「とりあえず情報が少ないものに
認知資源を割くのは不適切だ。」

思考にひと通りの区切りをつけたのか
ボディを持ち上げるようにモーター音と共に
各足に力を込めればクレーターから脱出すべく
歩みを進めていくが間もなくして問題が発生する。

「・・・脱出不能。」

途中までは登れるものの傾斜がきつくなれば
昇ろうと足を動かし続けるものの
そのままツツーと下方向に下がっていく。
再度やや後ろに下がって勢いをつけて
斜面に挑戦するもその結果は変わらなかった。

HMT-15 > その後にクレーターの斜面を必死に
滑っているロボットの姿を部隊の委員に発見され
控えていたクレーン車によって救出される。

「む。」

四足をぷらーんとさせて吊り下げられている様子は
まさに間抜けという言葉が似合っているだろう。
そのすぐに3メートルほどの高さから
やや荒っぽく降ろされ持ち場へと戻る。

現場調査はしばらくの間続き
裏の人間達は眉をひそめていたことだろう。

ご案内:「違反部活群/違反組織群」からHMT-15さんが去りました。