2017/10/05 のログ
■神代理央 > 暫くすると、ダンボールやら紙束やらを抱えた委員達がぞろぞろと店から現れる。
それに伴って、路地裏から香水の匂いを全身に纏わせ、僅かに衣類の乱れた委員達ものそのそと現れるだろう。
指揮官が任務終了と撤収を告げるのを聞きながら、砲身に手を伸ばして異形の背に跨った。
「さて、帰るまでが遠足です。気を引き締めて、帰路につくとしようじゃありませんか」
お前は楽しまなかったのか、と下卑た笑みを向ける委員にニッコリと笑みを向けつつ、軋むような金属音を上げて歩き出した異形に揺られる。
次の任務は、久し振りにコイツラで暴れてみたいものだと、眼下の異形をぼんやりと見つめながら学生街への帰路についたのだろう―
ご案内:「娼館通り」から神代理央さんが去りました。