2018/09/11 のログ
■冬桐真理 > 「落第街、か。覚えておくよ。」
少年の説明に、頭に大雑把な地図が書き足されるような感覚を覚える。
そしてここがどういう場所なのかも把握する。
そもそもの雰囲気からして健全な場所でないことは予想がついていたこともあり、驚くこともない。
「そうだな、なら遠慮は要らないな」
返事と同時に男共が動き――出す前に槍が突き出される。
それを合図に女も駆け出す。淡い光を踏みつけると同時に彼女の体が勢いよく弾かれるように敵陣に突っ込む!
「喧嘩を売る相手を間違えたな――」
一息で敵陣に切り込み、まずは中央から
ぎよ、と目を見開く男のみぞおちに勢いよく全体重を載せた拳を見舞う。
そこから反転、真後ろの男の首筋へ回し蹴りを放ちその胴をすかさず踏み飛ばす。
そのまま勢いよく目の前の男、頭を固めそこへ膝を打ち込む。
鼻血を吹き出しながら倒れる男を背に、ニヤリと笑い敵を見据える。
今ので3人は落とした。残るは5人。
しかしこの惨状に残りの半数は戦意を失い、今にも逃げ出しそうだ。
「ハ、この程度か」
そう吐き捨てながら、横目で少年の動きに意識を向ける――
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
■玻座真 至境 > 戦況はこちらが圧倒的…むしろ相手が弱過ぎる。とはいえ油断はしていないが。
それよりも彼女の動きを眺めていたが、へぇ…と内心で感心したように頷く。
単純に戦い慣れている、というのもあるが鍛えただけでの動きでは得ない。
実際、淡い光などが発生していたり、それを踏みつけた彼女が弾丸の如く突っ込んだり。
魔術か異能か、特殊なアイテムでも駆使しているのかは分からないが…あちらのフォローをする必要も無さそうで。
『――3人、片付けるんで残り2人は任せます。』
と、一言だけこちらを見る彼女に伝えてから今は無手の状態なれど――
不意に、地面に罅割れが生じる。少年の踏み込みが強すぎたせいだ。
その、力強い踏み込みから一気に男の一人の懐に潜り込む――ソイツは、今まさに拳銃を抜き出してこちらに突きつけようとしていた。
…が、遅い。その拳銃の銃身をガッシリ掴めば、”グシャリ”!とあろう事か素手で銃身を握り潰す。
瞬間、男が発砲し銃が暴発。手首から先が吹き飛んだ男を蹴り飛ばし壁に叩きつけ…。
次の瞬間には二人目へと肉薄し、その首根っこを掴めば豪快に最後の一人へと投げ飛ばす。激突した二人に更に追い討ちで鋭い打撃を打ち込んで纏めて吹っ飛ばし――。
「………。」
無言で一息。動きが”鈍ってる”なぁ、と内心で痛感しながら彼女の様子を伺う。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
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ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に玻座真 至境さんが現れました。
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■冬桐真理 > 「ああ、そっちは任せた」
短い返事を返すと同時に跳躍、今まさに殴りかかろうとした男へ肘を埋め込む。
怯む男の背後に回り襟首を掴み――軸足を崩すと同時に勢いよく真下へ引き落とす!
投げ技のひとつ、四方投げと呼ばれる技だ。
白目で泡を吹く男の向こう、ついに心が折れたか情けない悲鳴とともに背中を見せる男にポケットから小石を取り出し、男目掛け投げつける。
小石は男にぶつけられると同時に先ほどと同じ、淡い光を発し――次の瞬間男を弾くように吹き飛ばし、向かいの壁へ派手に叩きつける。
「これで全部か」
振り返ればそこには先程までなかったはずの地割れ、そして雑多に積まれた血塗れ。
背中を冷たい汗が伝うのを感じながら少年に向く。
「助太刀、助かったよ。.....しかし、凄まじい戦いぶりだな。」
少々やりすぎたか、などと考えつつ少年の元へと足を運ぶ。
■玻座真 至境 > 『…まぁ、色々と訳ありなので。この街…いや、この島では表でも裏でも訳ありばかりですよ。――貴女もそうでは?』
戦闘態勢を解けば、彼女の言葉に緩く肩をすくめながらそう答えてみせて。
こういう特殊な環境の島だからこそ、何の事情や背景もなく島に来るのは少数派だと少年は思っている。
ともあれ、全員片付ければ一息。槍も別に愛着は無いので回収する事も無く。
幸い、どいつもこいつも命はある。別に殺す事に躊躇は無いが、この女性の手前止めておこう。
『――ともあれ、ここに留まるのは危険かと。落第街と隣接している歓楽街か異邦人街までなら送りますけど』
と、申し出てみるがそれはつまりこの街に長く留まるなという警告でもある。
彼女の腕っ節は確かのようだが世の中、上には上が居るし学園都市なだまだしもここは治安においては論外なのだ。
ご案内:「廃ビル」に玻座真 至境さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
■冬桐真理 > 「そうだな。あたしも訳ありだ。」
隠すことも否定もせず、そう答え。
男どもの生死はどうなったか、興味もないので聞きはしない。
少なくとも、自分が始末した分は生きてはいるだろう。
「ああ。お言葉に甘えるとしよう。さっきも言ったが、
まだこの島に来たばかりでな。概要はともかく地理についてはさっぱりだ。行先は任せる。」
少年の申し出に二つ返事を返す。事実未見の地で厄介事を抱えているのであれば下手に動き回るより識者に案内された方が安全というものだろう。
「ここからだと学園までどれくらいなんだ?」
ご案内:「廃ビル」に玻座真 至境さんが現れました。
■玻座真 至境 > 『…でしょうね。……じゃあ、出来る限り最短ルードで。…移動補助の魔術か異能があれば割とすぐかもしれませんが』
と、彼女を先導するように歩きだしつつそう答える。言い換えれば、普通に徒歩なら数時間は普通に掛かるとも言える。
『そもそも、こんな街ですから正確な地図はありませんからね…土地勘が無ければ普通の人はまず迷います。
流石に学園都市やその周辺の地図などは普通に売ってますが…と。』
思い出したように懐を漁り、彼女へと軽く放り投げて渡そうと。
それはいわゆる常世島の簡単なマップだ。とはいえ、島の形やそれぞれの地区の分割、後は鉄道網が載っている程度。
勿論、落第街やその更に奥にあるスラムについての情報は欠片も無い。
『…と、一応名乗っておきます。俺はハザマ・シキョウ…まぁ、察してるとは思いますがこの”存在していない筈の街”の住人の一人と思って貰えれば。
少なくとも学生などではないですね。』
かといって犯罪組織などに加担している訳でもない、と補足もしておきつつ。
一応、案内がてら名前程度はそうやって名乗っておくだろうか。
ご案内:「廃ビル」に玻座真 至境さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に玻座真 至境さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」から百鬼さんが去りました。
ご案内:「廃ビル」に玻座真 至境さんが現れました。
■玻座真 至境 > ともあれ、そうしてお互い自己紹介なんぞをしつつ。無事に歓楽街の所まで送り届けて。
少年も一人、そのまま落第街へと戻っていくのだった。
ご案内:「廃ビル」から玻座真 至境さんが去りました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
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ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
ご案内:「廃ビル」に冬桐真理さんが現れました。
■冬桐真理 > 「悪いな、今ので打ち止めだ――面倒だろうが、歩きで頼む。」
先導する少年のあとをついて行き、放り投げられた地図を受け取る。
「なるほど、確かに存在しない街、だな」
不自然な空白に呆れたように笑い、地図をしまう。
「ハザマか。あたしは真理。トウドウシンリだ。あとしばらくの間世話になるよ」
自己紹介を受け、こちらも名を返す。
この島の特徴をおさらいするようにレクチャーを受け、気がつけば人通りの中へ辿り着いていた。
「ああ、ここまでか。ありがとう」
別れ際、案内の完了を知らせた少年にお礼を言い軽く手を振る。
(光と影、か――)
背を向けて歩き出す少年を少し見送り、女――真理は人混みの中へと消える。
ご案内:「廃ビル」から冬桐真理さんが去りました。