2015/06/25 のログ
ご案内:「路地裏」にメアさんが現れました。
■メア > 異常なしの健康体……な訳ないじゃん
【少女が愚痴を漏らしながら歩いている。
イラついているのか、足の引っかかったポリバケツを蹴飛ばし】
あー…なーんか隠し事されてるみたいでいやなんだよねぇ♪
■メア > うっざ~い♪
超うっざ~い♪
【研究所で目が覚めたメアに身体スキャンをかけた洲崎が言っていた
言葉が気になる。なにも異常はなし…】
も~ちょっとウソって分かりにくい言い方ないのかなぁ♪
あー…あいつもむかつくし信じるあの子もムカつくぅ…
【路地裏を散歩しながら絡まれればそいつでストレス発散♪
そんな考えできたが…】
ふぬけばっかかよ、全員去勢でもされたんじゃないの?
【さっきから一向に誰も突っかかってこない、普段なら偉そうな
子供なんてすぐに袋にされるものだが…】
■メア > ……うん、これは世論調査が必要だね♪
【ぐるりと周囲を見回し一先ず尋ねて回ることする何か妙な噂でも
広がっているのか、騒げない理由でもあるのか…と】
と~り~あ~え~ず~…誰か居ないかなぁ♪
【きょろきょろと周りを見る、人影もだんだん少なくなってきたのか
なかなかすぐには見つからない】
■メア > はは♪
やっぱ居たね♪
【少し探してみればチンピラ崩れのような輩がいる】
ねーお兄さん、ちょっとお話良いかなぁ♪
【笑顔でその男に近づいていく、男は少女の身なりを見て明らかに
警戒する…まるで危険人物でも見るように】
■メア > 何々お兄さん?
まさか女の子恐怖症とか?
でもお兄さんの事情とかどうでもいいからさぁ、話を聞かせてよ♪
【相手の顔色などどうでもいいと言いたげに勝手に話を進める
男の話をまとめれば、最近どうやらこの辺りに行かれた公安委員会の人間
が出没する。殺人や放火もいとわないそいつに狙われるのが怖い…
それと自分のような黒い服を着た少女が拷問まがいの所業を行い
何人かが病院送りになったらしい】
ご案内:「路地裏」にクラスカさんが現れました。
■クラスカ > (常識も裸足で逃げ出す常世学園とはいえ、今日の落第街の路地裏は一際異常が際立つ)
(本来ならば男が凄んで女が逃げ腰になることが世界のお約束)
(別の世界線にでも迷い込んだのか、すぐ傍での男と女の立場は逆転している)
(こういう日もあるか、と自分を納得させ、早々と「仕事」に取りかかることにした)
■メア > ふーん、公安ってヤバいやつ多いしねぇ♪
【自分の知っている公安の人間を思い浮かべながら】
にしても…うん、そっか…ありがとねお兄さん♪
【後半のことはまぁ自分がやったことなのでどうでもいいが…
放火に殺人…変なの…
などと思いながら男から離れる】
まぁ、クソふぬけって事には変わりないよねぇ♪
どいつもこいつも…公安に睨まれたくないなら家に引きこもってろよな…
■クラスカ > ここに張り紙とかしても余計効果薄いと思うんだけどなァ。
(落第街は害虫と害獣、及び彼らが運ぶ人体の健康を阻害するウイルスの温床だ)
(故に、なのか。先日歓楽街で騒ぎが起きた『鼠』について、新たな被害を防ぐための警告をしよう、と決まったのがつい先日)
(区画は常世島全域。ポスターだの街頭呼びかけだの、ないよりはマシ程度の涙ぐましい小さな努力が生活委員主導で始まった)
あ、何事もなく終わった。
(などと、一触即発かとの空気を醸し出していた二人を、遠巻きに見やる)
■メア > うん?
【ふと、近くに別の人物を見つける…第一印象は紅白
目立つ赤色のカーディガンを見つめて返り血?
などと思ったりもするが、まだ判断はできない】
■クラスカ > (下げていた鞄からカラフルなマジックで彩られた「鼠に注意!」のポスターが一枚取り出される)
(当然コンクリートの壁に画鋲など通る筈がないので、ガムテープを千切って無理やり上と下を貼り付ける)
(もう一枚は電柱に)
(街灯があれど落第街のしかも路地裏は、暗い)
(ポスターの中身など伺い知れたものではない)
こんなもんでいいかな。
(しかし満足げに、いい仕事をした、と男は額の汗を拭う)
■メア > 何やってんのあいつ…
【路地裏で選挙活動?と何かポスターの様な物を張っているのを眺める】
ねぇねぇお兄さん、何やってるの?
【年相応の子供らしい聞き方…だよなこれ、うん。
で青年に近づく、そこでようやくポスターの中身も確認する】
(鼠に注意って…こいつここの連中にケンカ売ってるのかな?
注意したってそこらへんに居るっつーの…)
【そんなことを思いながらも、口には出さないように注意しつつ】
■クラスカ > (銀髪の青年が、自分より大分背の低い少女が声を掛けて来たことに気づく)
(伸び放題の前髪は瞳を完全に覆い隠し、その真意と表情は伺えない)
僕かい? 僕はほら、張り紙で『鼠』の注意を促そうとしてたのさ。
(少女の内面には気付いていないようで、その語り口はあくまで、子供に言い聞かせるよう穏やかに)
最近歓楽街の方で『鼠』が大量発生してね。
それもただの『鼠』じゃなくて、とても危険な……異能を持った『鼠』なんだ。
■メア > 異能を持った?
そんなネズミさんが居るの?
【青年の情報に食いつく。異能を持った鼠…そんなのは聞いたことがないが、
異能は別に人間にだけあります。なんて誰も証明しているわけでもない
というか何でさっきの野郎何でそんな大事なこと言わねぇんだよクソが!と心の中で罵りながら】
んと…そのネズミさん、どんな異能を使うの?
■クラスカ > うーん、まだはっきりは分からないけど。
集団で現れて、一匹の鼠がたくさんの群れを統率しているみたいだったって話。
鼠は基本的に集団生活を営む動物だから、それ自体は珍しくないんだ。
でもあまりにもそのリーダー……みたいな鼠が、大量の鼠を傘下に置いてたらしいから、
(一旦言葉を置く。少女がどんな反応を示すか、伺うように)
「相手を支配する」能力かもしれないね。怖いでしょ、そんな鼠がいるの。
■メア > 支配…怖いネズミさんだね…
(支配…な訳ないよねぇ)
【表と裏でまったく別の答えをしながら思案する
本当に相手を支配する能力なら鼠だけ率いるのはおかしい
どうせなら獣やそれこそ人間を使えばいいはず…それに態々矢面に
立つと言うことは…】
えと…それってどんなネズミさんなの?
【今はとりあえず情報が欲しい。知らず知らず近づいたのがその
異能を持った鼠であったなんてことは避けておくために】
■クラスカ > (青年の銀色の髪の間から、蒼色の瞳が露わになる)
(深い海の底に似た静かな輝きは、不自然に食いついてくる少女に対しても、何一つ疑問を挟もうとはしない)
目撃情報では、白い体色をしてた、って言ってたね。
他には外見に目立った特徴は報告されてない。
人間に噛みついて、噛みつかれた人が、おかしな行動を取ったって話も聞いてる。
これはなんだろうね、鼠は不衛生だから病気を持ってて、運が悪く発症した?怖い話だよ。
(わざとらしく首を傾げ、付け加える)
君みたいな子が狙われないように祈るよ。
どうか、気をつけてね。
■メア > うん、白いネズミさんには気を付けるね。
(噛みついて…狂犬病みたいだな…)
【情報はある程度揃った、見た目は白いネズミで噛みつかれる
もしくは実際に体が接触すると異能が発動する。
これだけわかれば十分だ】
お兄さんも気を付けてね?
ここら辺はネズミさんも多いから♪
■クラスカ > そうなんだよね、だから早く帰らないと……。
(小さな四足歩行の毛玉が数匹、二人の足の間を潜ってゆく)
(幸いか白い個体はその中には存在しておらず、皆薄汚れたドブ種であった)
(鼠たちは転がっていた、誰かが蹴飛ばして凹ませた痕跡のあるポリバケツの物陰に隠れると)
(一様に固まり、小さな唸り声を漏らしていた)
あいつらがボスを連れてきちゃうかも。それじゃ。
(軽く手を上げると、そそくさと名乗りもせず、退散する)
ご案内:「路地裏」からクラスカさんが去りました。
■メア > うん、それじゃーね♪
【笑顔で手を振り青年を見送る
青年が完全に見えなくなると笑顔をやめ】
ちっ、危うくあぶない目にあってたね…
【忌々しそうに先ほど話をした男が居たほうを見る
すでに男は居ないのにまた一つ舌打ちし】
はぁ…イライラ発散どころか余計に溜まる~♪
…もう帰ろ……
【これ以上ここにいてもいいことはないだろう、と路地裏を進んでいく】
ご案内:「路地裏」からメアさんが去りました。
ご案内:「路地裏」にルナさんが現れました。