2015/07/12 のログ
ご案内:「路地裏」に或蓮 歌月さんが現れました。
或蓮 歌月 > 背に不釣り合いな金属の棒…野太刀を掛けて、少年が路地裏を歩いている。
歓楽街から更に奥、学生の来るべきではない町並み…
いや、街と呼ぶのも難しいような、歪な建物の群れ。繋がっているもの、崩れているもの、そういったもの全てが…少年には我慢がならなかった。
「なんなんだ、ここ。」
すれ違う若者の耳障りなほどの大きな笑い声も。
彼らが先ほど蹂躙したばかりの、くずおれて泣く者達も。
……少年には、我慢がならなかった。

或蓮 歌月 > こうして、仮面をつけて歓楽街を歩くようになってから数日。
昨日初めて、力を振るった。

見るからにこの島の学生ではないか、もしくは連れて来られた二級学生とやらであろう学生の心を読んで、
廃墟と見まごうようなボロい建物の地階に広がる淫猥で……ああ、言葉にして考えるのも汚らわしいような施設を襲ったのだ。
入り口に立っていた用心棒らしき男を掴んで入り口から投げ込むと蜂の巣をつついたような騒ぎになったが、
その用心棒が腰に下げていた野太刀の力を開放したところで、いくらか静かになった。
その後は倒れている男たちの中で一番偉そうな奴の記憶から金庫のナンバーを読み取って、適当にスラムで金を撒いた。

或蓮 歌月 > 「要らないんだ、こんな街自体」
「学校が有って、勉強してればそれで十分だろ?」
「なんでこんなところが出来るんだよ?」

背に掛けた野太刀に手を掛ける。
少年が定めたラインは、"学生である"こと。
学校の中で勉強をすること、部活をすること、それ以外のことは…この島には必要がない。
学生証のない学生も、この島に巣食う不法入島者も、そいつらを働かせている、どうしようもない連中も、必要ないのだ。

ずるりと抜いた野太刀は、街灯もない路地裏で光ることさえ無く。
――叫び声さえ掻き消すような、荒れ狂う濁流の音が、笑い声も泣き声も飲み込んだ。

「……ようこそ、ラインへ」
水が引き、うず高く泥が積もった路地裏を、少年が歩く。
街を踏みつけて足あとで線を引きながら。

ご案内:「路地裏」から或蓮 歌月さんが去りました。
ご案内:「路地裏」にスラッシュさんが現れました。
スラッシュ > 皆様テストも終わり、早数日、いかがお過ごし、と言ったころだろうか。
時間は10時頃、この街ではまだマシな時間に分類されるだろうか。
今日もまだ空っぽのトランクをガラガラと引いて、疎らな街灯の薄闇を歩く、真っ赤な髪の女。

「あーっ!!やっとテスト終わったのニャー♡」
などと言って伸びをしながら歩いている。

が、今日の目的は様子見。
大通りの方にはまだまだ委員が多く警備しているようだった。
とりあずは休憩がてら、少し離れた路地に退避してきた。

ご案内:「路地裏」にブリガンテさんが現れました。
スラッシュ > 手帳を取出しメモを確認する。
落第街大通りの簡易的な地図と、複数の丸。
役に立つかはさて置き、警備のメモを取ってきたのだ。

(大通りの入口に4人と見回りが2人体制で見かけたのは3組…最近は路地裏にも入り込んでるし2,3倍は居るってぇ考えといても良さそうだナァ
ったく、同業者の皆様は一体どうやってんのかねぇ)

ブリガンテ > 「待っていたぞ。」

路地に広がる闇から声とともにスッと現れる男。
いつぞやの注文をした客であった。

スラッシュ > 突然の登場にびくと身体を揺らす。

「アンタもーちょいマシな現れ方ねぇのかニャ?
寿命縮んじゃうのニャ。」
びっくりの余韻で少し呼吸が乱れる。

「てか、待ってたって言うケド、アンタが連絡先くれない所為でニャーから連絡ができなくて困ってたのニャ。まったく。」
貴方の顔を睨みつけながら、手帳の1ページをびりびりと破り手渡す。
そこには用意した商品の一覧が書いてあるだろう。
勿論、注文通りだ。

ブリガンテ > 「こちらにも事情があるもんでな。」

悪びれも無く言い肩をすくめた。そして受け取った紙片に目を通し頷いて鍵を投げ渡す。

「常世公園東口、6番ロッカーだ。」

言うまでも無くこれは金の場所を言っている。

スラッシュ > 「別に一言くらい何か言ったってバチは当たらないんじゃねーのかニャ…
ってありゃ、てっきり交換かと思ってたのにニャ。」
きょとんとした顔で鍵を受け取る。

まいっか、とペラペラ手帳を捲り、名刺サイズのカードを取り出す。
「じゃ、ココに、明日の21時以降に頼むニャ。
合言葉は『シャンディガフ』と『響』で。」
カードには、落第街の地図と赤い点。
とある廃ビル地下のBARを指している様だ。

ブリガンテ > 「こういう界隈では信用第一、だろ?」

普通では有り得ないやり取りを『信用』などと確実性の無い言葉で片付けてしまう。
それをまるでからかうかのように言ってのけるのだ。

「分かった、箱を用意しておくとしよう。」

カードを手に取り懐に収めた。

スラッシュ > 「はっはー信用ね、間違いねーのニャ。」
と冗談交じりの笑い。

「ま、一応運びやすい様にはしてあるケド、運ぶ手段はアンタで用意してくれよニャー」
くわぁーっと欠伸をしながら。

ブリガンテ > 「承知した。掃除は任せておけ。」

言葉短く頷き、路地裏の闇へと振り返る。
声をかけなければこのまま立ち去ってしまうだろう。

スラッシュ > 「ま、今後ともヨロシクたのむのニャ~」
と言いながら闇へと消える貴方を見送るだろう。

ご案内:「路地裏」からブリガンテさんが去りました。
スラッシュ > 再びくわぁ~っと欠伸をすると
煙草を咥え、火をつける。

(割かしデケェ仕事が1個終わったな。纏まった金も手に入りそうだ。
…使い道ねぇけどな。)

ふっと薄い煙を吐き出す。
一仕事終えてもやっぱりタバコはマズイ。

スラッシュ > 気を取り直して、さっきの続き。
ペラペラと手帳を捲って、再び地図のページ。

(ギリギリ合法レベルの商売じゃないと大通りではキチィかなぁ。
多分立って客寄せだけならまだできそうだけど、ジャージも着れねぇしトランクも持てない。俺だってわかんなきゃ客が来るかもわかんねぇから、やっぱ寄らないのが一番だろうナァ)

スラッシュ > (じゃあやっぱアレじゃん。結局この辺うろうろするしか無いんジャン。
知ってたわ~)

大きくため息。

「いっそどっかに店構えるってのもアリかもしれないニャー。
誰かに金でも払って用心棒でも雇おうかニャ。」

スラッシュ > 「ま、無理な話かニャ。」
特定の場所に居続けて尻尾を掴まれない自信が無い。
こんだけ臆病に商売しても危ういってのにそんなことできるわけがない。

とんとん、と煙草の灰を落とす。

ご案内:「路地裏」に紅葉 椛さんが現れました。
紅葉 椛 > 『た、助けてくれぇ!』

白髪の壮年男性が路地裏へと駆け込む。
息も絶え絶えに、何かから逃げてきたかのようだ。
男が来た辺りからは、黄色い影が音もなく現れる。
左手には白い短刀。右手には黒い大刀。
ゆらゆらと近づき、着実に男との距離を縮めていく。

ご案内:「路地裏」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「路地裏」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「路地裏」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「路地裏」に紅葉 椛さんが現れました。
ご案内:「路地裏」から紅葉 椛さんが去りました。
ご案内:「路地裏」に紅葉 椛さんが現れました。
スラッシュ > 「あーこわ。頑張れ―。」

トランクに座りながら、壮年の男性を眺める。
所詮は他人事、というスタイルて煙草をすぱすぱ。

(黄色いパーカ、黒い大刀…聞いたことあるような無いような。)

紅葉 椛 > 「首にはちゃんと傷があったし……不死の類?
 とりあえずバラせばいいかな……」

彼我の距離は数メートル。
一太刀で仕留められる距離。
少女の姿が、消える。

『そ、そこのお嬢さん。助けてくれ!
 死神に追われて───』

その言葉が最後まで紡がれることはなかった。
現れた黄衣の少女が、大刀を振るったのだ。
それだけでは終わらない。
左手の短刀を構え、斬る、何度も、執拗に。
急所となりそうな部分は全て断つ。
心臓を潰さなければ死なない可能性もある。
脳を潰さなければ死なない可能性もある。
不死殺しの家系で得た知識を遺憾なく発揮する。

数分後、そこには人間だった何かが落ちていた。
赤い池を作り、その中で少女は笑っていた。

「あはっ、これなら流石に大丈夫だよね?
 念のために欠片を依頼主に渡せばいいかな?」

短刀で落ちている肉を突き刺し、持ち上げる。
そして、こちらを見ている者へと視線を向ける。

スラッシュ > 残り1㎝程になった煙草を血だまりにぽーい。
ついでだから哀れなおじちゃんに手でも合わせておこうか。

「なむなむだニャ~」
両手を合わせて軽く頭を下げる。

別に今更、人の死体を居てワ―だのキャーだの言う程でも無い。
問題は死体の近くに居た、という事実ができてしまったことだろうか。
まぁどう見ても手馴れているだろうから勝手に処理してくれるだろう。

紅葉 椛 > 「ああ、そこのお嬢さん。
 口止めしたいんだけど、いいかな?
 口封じでもいいんだけど」

ところどころが赤く染まった黄衣を纏いスラッシュへと近付く。
死体が増えるのなら纏めて処理をした方が楽だ。
ぴちゃぴちゃと足音立て、歩み寄る。

スラッシュ > 「えー、タダで口止めー?
どうせアンタ金貰ってんじゃねーのかニャ?
アンタの不手際なんだしちょっとくらいお小遣いくれニャ~」
とニヤニヤ笑っている。

依頼主という言葉を聞き逃してはいなかった。
まだ相手の間合いに入るような距離ではない。
話の分からない相手であれば別だが、死体が増えれば面倒事は増えるものだ。相手も話がわかるならお話で済ませたいだろう。
と、踏んで。

紅葉 椛 > 「いやいや、絶対に口を割らないって確信ができたら多少の口止め料は払うよ?
 まぁ、確信できなかったらそれと一緒に捨てることになるんだけど」

にたり、三日月を貼り付けたような笑みを浮かべる。
話と金で済むのならいいが、これに乗って強請られても面倒だ。
相手を信用できそうならばこのままでいいが、できなさそうなら───
とりあえずは脅しつつも取引という形へと持ち込もう。
短刀を振り、付いていた血を払う。

スラッシュ > 「な~にお気持ち程度でいいニャお気持ち程度で~
アタシだってココに居たら加害者リストに並ぶ可能性あんだし下手に口はわらないニャ。」
変わらずニヤニヤ。

「まぁアンタと戦って勝てる気もしないから言うことは聞くけどニャ。」
と両手を挙げる。
敵意が無いことは伝わるだろうか。

紅葉 椛 > 「まぁ、それもそうかな
 気持ち程度ならほら、これで」

ポケットから無造作に野口を取り出し、差し出す。
口止め料としては少なすぎるかもしれないが、気持ち程度ならこれくらいだろう。
敵意は感じられない。
この少女もまた、この辺りで商売をするものなのだろうか。
そんなことをふと考えた。

スラッシュ > 「えーシケてんのー。
こういうのってユキチせんせが5人くらいお揃いでも良いんじゃないのかニャー。
おねーさん“ソーバ”ってもんを知った方がいいニャ。」
あからさまに不服な顔、差し出された野口先生を受け取り、乱暴にポッケに突っ込む。

所詮はお小遣い程度の物。
揺すれるだけ揺すって搾れるだけ搾り取る・・・という相手ではないし、夜食のラーメン代としてコレで我慢しておこう。

紅葉 椛 > 「それくらいほしいなら最初に請求しなきゃ。
 とりあえず口止め料はこれで終了。
 ないとは思うけど、強請りにきたらさよならだからね」

本来ならば数十倍を支払うべきなのは少女も知っている。
しかし、気持ち程度でいいと言われたならば気持ち程度でいいのだろう。

「それよりこんなとこでどうしたの?
 この辺には私みたいに危ない人がたくさんだと思うけど」

スラッシュ > 「ちぇーっ、お気持ち程度って言われてホントにお気持ち出すヤツが居るかニャ。
この世で守銭奴程嫌いなヤツは居ねーニャ。
金なんて使ってナンボにゃ。」
ぶーぶーと文句を垂れる守銭奴。
(まぁ今日は纏まった金が手に入ったからいいケド。)

「アタシは別にただのお散歩。
最近は表通りもうかうかお仕事できねーからニャー。」

紅葉 椛 > 「守銭奴に守銭奴扱いされた……
 金は使ってナンボでも自分のために使いたいからね」

大刀をその場に突き刺す。
楽器ケースは少し向こうへ置いてきた。
後で取りに戻らなければ。

「へぇ、商売してるんだ。
 そういえばそこの肉も元はスラムの薬売りだっけ」

依頼の時にあげられた特徴を思い出す。

スラッシュ > 「最近同業者減りすぎで逆に怖ェにゃ。」
わざとらしくプルプルと震えて。

特に意味も無く脚を組みかえ、煙草を咥える。

「ボクもアンタの依頼人さんに肉片にされないように精々気を付けようかニャ。」
しかしデカい刀だなぁ、としげしげと眺めながら。

紅葉 椛 > 「なんか薬パクって売り捌いてたらしいね。
 興味無いからちゃんとは覚えてないけど」

邪魔になったのか、フードを外す。
栗色の髪が解き放たれ、風に靡く。

「あぁそうそう、肉片にされそうになったり、何かあったら依頼受けるよ?
 荷物持ちから彼女代行までなんでもござれってね」

左のポケットから紙を取り出して差し出す。
その紙には 何でも屋 の4文字と連絡先が書かれていた。

スラッシュ > 「なーんだ、お小遣い稼ぎのツマミ食いかニャ。
ウチには関係無ェ話だニャ。
同業者とも思いたくないニャー」
手を合わせるんじゃあなかったと、肉片の方をちらり。

紙を受け取ると、紙と顔を交互に見る。
「何でも屋…ね。
ま、オレ様と一緒、この街にはありふれた職業だニャ。
それにしても彼女代行かぁ、可愛い女の子は大好きだニャ♡」
と冗談を言いつつ紙を先ほど同様にポッケにしまう。

紅葉 椛 > 「そうでもしないと生きていけないんじゃない?
 こっちとしては依頼が入って万々歳だけど」

報酬の金額は0が5つある。
これほど割のいい仕事はほとんどない。

「そうなんだよねー、ありふれてるからか依頼が少なくって。
 あ、お姉さんもそっち系? いやー、落第街には多いなぁ」

両手のない女性を思い出す。
同性愛なのかはしらないが、似たような境遇が多いのだろう。

「ああ、もちろん言わなくてもわかるだろうけど、
 こういうことも依頼の範疇だからね」

にっこりと笑みを浮かべて赤い水たまりを指さす。

スラッシュ > 「ま、時としては危険な綱渡りする日もあるよニャ。
そこでドジして死ぬとか勘弁だけどニャー」
ふぁーあ、と大きく欠伸をしながら。

「おっと、ちょっと語弊があったかニャ?
アタイも同業者の多い商人って話ニャ。
ま、何でも屋はこの間この辺で見たけどニャ~。」
コチラはこの間会った、何でも屋の男を思い出す。
ヤツも殺しをやってたかな、まぁ余計な情報は言わないでおこう。

「ふふふ、ボクも最近ご指名少ないから溜まってんのニャ…!」
なーんて、と言いながらニヤニヤ笑って煙草を落とし踏み消す。

「殺したいヤツが居たらお願いしよっかニャ。
いや、殺したいヤツは居るけど、ちょっと面倒だしニャ、値が張りそうだからいっか。ニャ。」
うんうん、と一人で頷く。

紅葉 椛 > 「バレたら死ぬって覚悟はなかったんだろうねー。
 まともな異能もないのによくやったもんだよ」

つられて大きく欠伸。
浮かべた涙を指で拭う。

「おっと、こっちも語弊があったみたいだけどまぁいいや。
 何でも屋なんて小学生でも思いつく職業だしね」

自嘲気味に笑う。
その小学生でも思いつく職業で生計を立てている自分が少し悲しく思えた。

「お姉さん可愛いのにこんなとこに居たらねぇ」

社交辞令ではあるが、嘘は言っていない。
実際に目の前の少女は可愛らしかった。

「ああ、もちろん面倒な殺しはNGだったりバカ高かったりだよ。
 他にも1日ボディーガードみたいなのもあるからね」

軽く補足をする。
客になりそうな相手にはなるべく押していかなければならない。

スラッシュ > 「何事も覚悟ってだいじだよニャー
…しかし、小学生でも思いつきそうな仕事、ねぇ
そんなこと言ったら、パン屋さんも、お花屋さんもお嫁さんも、みぃんな低レベルのお仕事の一括りになっちゃうのニャ。
自信持つニャ~」
とけらけら笑う。
冗談として受け取った彼女は、なかなかにソレを気に入ったようだ。

「お、可愛い?
はっはー、キミほどじゃないニャ~♪」
なんて社交辞令返し。
ちなみに嘘だ。
自分が一番可愛いと思っている。まぁ表には出さないが。

「まぁ殺しは半分くらい冗談だから気にしなくてイイのニャ。
それより1日ボディーガードかぁ、せっかく連絡先貰ったし、機会があれば頼もうかニャ♪」
とウィンクして見せる。

紅葉 椛 > 「そうそう、手を汚す覚悟も然り。
 んー、まぁそうだけど。まぁいいや」

なんとなくズレている気はしたが、そうならそうでいい。
励まされたようにも感じる。

「機会があったらいつでも呼んでね。
 お仕事なら大歓迎だから」

にこりと営業スマイル。
当分困ることはないだろうが、お金はあるに越したことはない。

「とりあえず私はこの赤い染みを落としたいから帰るね。
 いつでも呼んで」

念押し気味にもう一度。
そう言って来た道へと歩き始める。

派手にバラしたし片付けしなきゃかな。
そう考え、少し憂鬱になりながら。

スラッシュ > 「ひひひ、中々話してて楽しかったのニャ♪
今度はアタシがお仕事中の時に会えると良いニャ~
呼び出すかもしれないから楽しみにしててニャ♡」
とトランクから立ち上がり
営業スマイルには投げキッスを返す。

「まぁ手伝う義理も無いしオレは帰るニャ。
小学生でも思いつく仕事はしてねぇからニャ!
まぁ精々頑張ると良いのニャー!はっはー!!」
とくるりと振り返って反対方向に向けて歩き始めるだろう。

紅葉 椛 > 「まぁ運がよければ会えるかも、かな。
 うん、呼ばれたらなるべく早く行くことにするよ」

眠そうに大きく伸びをする。
欠伸も出そうになったが、そのまま噛み殺した。

「残念、まぁ燃やせばいいでしょ
 またね、お姉さん」

そんな物騒な事を1つ呟き、路地裏の闇へと消える。
数十分後、ここでぼや騒ぎがあったのは言うまでもない。

ご案内:「路地裏」から紅葉 椛さんが去りました。
ご案内:「路地裏」からスラッシュさんが去りました。