2015/07/29 のログ
■スラッシュ > (飽きたからイイや)
甘い割には意外と重い煙草のハズだが、いつものがいつものなだけ、
ちょっと不満気味。
吸い途中の煙草と箱をポイッとその辺に捨ててしまうだろう。
■スラッシュ > 「やっぱ慣れたモノが1番なのニャ~♪」
すこしへたったソフトパッケージを取出し、一本。
吸い方が悪いのであろう、舌に残るぴりぴりとした感覚。
ふぅっと吐き出すいつもの香り。
非喫煙者の思ういわいる臭い匂いだ。
ご案内:「路地裏」に一樺 千夏さんが現れました。
■一樺 千夏 > 暗がりに火が点る。
煙に誘われるように、それが近づいて……現れたのは長身の人影。
咥えタバコ以上に、その右腕が視線に留まるかもしれないし端から興味の対象外かもしれない。
ただ、その長身の人影はこう言う。
「アンタが、楽しいお薬の売人?」
■スラッシュ > 「おっおー♪」
いらっしゃいませーな笑顔でそちらを見る。
短めの煙草が、対応するかのようにチラリと光る。
まず、一目で見て、デカい。2m近くはあるんじゃないかと思ってしまう。
その次に見えるのは、負けず劣らずドデカい戦闘用であろう義手。
実際に見るのは初めてだが、こんだけ目立つ見た目だ、噂は多少知っている。
それでもビビッてしまいそうな外見だ。圧倒されてしまいそうだが、舐められたら終いだ。ぐっと押し殺す。
「たしかぁ…なんでも屋さん?だったかニャ?」
とあざとく首を傾げる。
■一樺 千夏 > 「あら、知っててくれて嬉しいわー」
言葉とともに煙を吐く。
「クソ暑い夜に徘徊してたら、噂の売人がいたからつい声をかけちゃったわ。
ほら、こっちの世界って顔つなぎって大事じゃない?」
言いながらいつもの癖で距離だけはしっかりと測っておく。
今の間合いなら3歩も踏み込めば届くだろう。
そこからは基本的に近寄らない。
「扱ってる品の幅って広いの?
それとも深いの?」
■スラッシュ > 「ひっひー☆情報は武器ですニャ、お姉さん♡」
ちょっと自慢げに笑う。
内心は合っててよかったとほっとしている訳だが。
「そしてまた、コネクションも武器ですニャ、ふふふー☆」
彼女なりの、こんばんはどうぞよろしく、だったり、じゃなかったり。
「ま、まずは何より近くにおいでなさいニャ。
そんな離れてちゃ商品も見せられないのニャ~」
警戒をされているのはわかっている。
が、相手に自分を害を与えよう、という雰囲気もないし。
という風に言っている自分の感覚を信じるとしよう。
ここで度量の大きさを見せつけて置こう。
右手をひらひらと振っている。
左手には煙草。
武器の所持や隠し事をしていないことがわかるだろうか。
■一樺 千夏 > 「まったく同感だわ。
情報が洗える相手ならイージーなお仕事に近づくってもんよ」
短くなったタバコを右手で握りつぶしてぽい。
左手で出した新しいタバコを咥えて。
「……あら、近づいて大丈夫なの?」
からかうように喋りながら、一歩。
そしてもう一歩。
伸ばせば、届く……お互いに。
「そういや、こっちの大通りの方で風紀のエライサン見たわよ。
ただの見回りでしょうけど」
■スラッシュ > (義手らしく痛覚はナシかねぇ。)
握りつぶす様子を見て、万が一戦闘になったら、と考えを巡らす。
なんでも屋、ということは自分を殺す以来を受けていてもおかしくは無いのだ。
(とはいえ、腕くらいならグシャっとイケそうだよな。
見た目通りだけど近接で不利なのによう近づけたな俺。)
心の中の自分がやれやれとため息をつく。
「ま、それはさておき、とりあえずはお近づきの印にィ。」
とごそごそポッケを漁る。殺意の類は一切無いが、怪しいと言えば怪しい。
■一樺 千夏 > 笑ってい様子を伺う相手の様子を、こちらも笑顔で取り繕いながら伺う。
裏家業同士の人間だ。どうせこれは通過儀礼。
何気ない様子で右手が少し赤熱する。
そのまま自身の咥えタバコにもっていき、火をつけた。
ライターを取り出さなかったのは、片手を常にフリーにしておく癖。
「あら、何をくれるのかしら。鉛弾は勘弁よ?
これ以上重くなったらダイエットが大変でさー」
冗談を言いながら常に動けるようにだけはしておく。
(速さについてこれるとは思わないけど……魔法や異能って何がキーかわらかないからねー。
警戒だけはしておかないとね)
■スラッシュ > 火をつけた様子を見れば、ちょっぴり残念そうな顔
「ありゃ、いらなかったのかニャ?」
取り出したのはライター。
100円の安いヤツ。
ま、予想通りっちゃあ予想通りだ。
対応としてもかなりこの辺に慣れてはいるようだ。
「脅かして悪かったニャ~♪
そんな怖がらないで欲しいのニャ♡」
口の端を釣り上げての嘲笑。
友好の印程度のつもりで。
「で、風紀が大通りに来てる・・だっけ?誰かわかるかニャ?」
■一樺 千夏 > 「アンタがいい男なら、今すぐ消して新しいの咥えるんだけどねー?
ついでに■■■も咥えたりしちゃうかもね」
煙を吐き出す。
ちなみにタバコの銘柄はラッキーなストライクである。
「あっはっは!本気でヤバイと思ったらもうミンチにしてるわよー」
冗談っぽく返して、こちらは獣のような笑みを浮かべる。
集まる情報量とコネクションでは勝てないが単純な暴力では負ける気はないという自負だろうか。
「あー、名前は忘れたわ。
やる気なさそうな黒髪で長身のやつ。風貌だけ覚えてたのよね」
■スラッシュ > 「いやん、お姉さんダイターン♡」
暴力的な意味でも、ピーな意味でも。
ワザとらしく両手で頬をおさえて見せる。
不思議な髪色だらけのこの島だと、逆に黒髪だと目立ちそうだが、そんなことも無い。
貰った情報から考えてもわからない物はわからない。
思案しながら煙草を吸って、吐いて。ちなみに銘柄はしんせい。
「…ま、わかんなくて普通かニャ。」
「髪色だけでわかりそうなんてウチくらいかニャ☆」
なんて自分のショッキンピンクなもみあげをつまんで見せる。
■一樺 千夏 > 「恋人は募集してないけど、気持ちいい事が嫌いなわけじゃあないしね」
あっはっは と大笑い。
「同性でもいけるクチだって言ったら、アンタ信じる?」
壁があったら壁ドンしてたのに、悔しい。
「アタシが知ってるレベルだから、エライサンか強いやつよ。
そこらの木っ端なら話題にも出さないしね」
煙を肺に吸い込む。
「アタシの赤毛も大概だとは思うけど。
地毛だったとしても、髪染めくらいそこらにあるから当てになんないのよねー。
ウィッグだってあるし……目立つ特徴のある売人が代理人や生贄を用意するなんて、ザラでしょ?」
■スラッシュ > 「さーね?
身体で証明してみる?」
なんて、悪戯っぽく笑って見せて、ふぅっと煙を吐く。
どこか幼さが残るためか、イヤらしい感じが出ないのだ。残念。
「なるほどニャ~…。
お姉さんが知ってるくらいならって言われると余計信用しちゃうニャ☆まぁコッチに来ないのを祈ろうかな。」
きききっと笑って。
「ま、ウチはお客様第一だし、代理人とかしないニャ~♪
そのかわりちょくちょく色変えてるケド。
次はお姉さんみたいな綺麗な赤色にしよっかニャ♪」
じっと貴方の髪を見つめ、そんなことを。
■一樺 千夏 > 「支払いが発生しそうだから、今日のところはやめておくわ」
笑って左手で投げキッスの真似。
「逆に払ってくれるってんならまじめに考えちゃうけどねー」
煙同士を絡ませるように吐き出して、流し目を送る。
「こっちの家業は、運も重要だからねぇ。
今夜のアンタがツイてるのを祈ってるわよ、顔つなぎしたやつが速攻でパクられたら笑い話にしかなんないわー」
よくある話だけど、なんて。
「とめないけど、間違って喧嘩を売られないようにねー?
アタシはたまーに、ここらで喧嘩商売やる事もあるから。
アンタみたいなのは負けたら悲惨よー?」
■スラッシュ > 「ナンだぁ、ま、払ってくれるならボクはいつでもいいんだけどニャ♡」
ちぇ、と口を尖がらせてみる。
なかなか夜の方にも自信があるみたいで、ちょっとした好奇心を感じつつ。
「コレでも一応、今まで捕まらない程度には悪運あるからもうちっと信用してほしいにゃあ。」
とわざとらしく困った顔をする。
仮にも落第街での噂を持ちながら捕まっていないというのは実力を示しているとのことだろうか。
「心配しなくてもコッチから喧嘩売るほど血に飢えてないニャ~:
とくすりと笑う。
■一樺 千夏 > 「大口の依頼がないから、結構カツカツなのよ。
カジノで大勝したら買ってもいいから待ってなさいな」
あぶく銭はぱーっと使う。手元にはあまり残らない。
「噂になってて、ヘマしてないんだからそこは信用してるわよ。
ああ、そうだわ……後日にお肌にいい薬でも用意しておいて」
どこまで冗談かわからないがウィンクつきで注文しておく。
「アタシが恨みをどこで買ってるかわからないって話よ」
くすりと笑って、背を向ける。
「それじゃあ、お姫様の為にちょっと稼いでこようかしらね」
二歩、進んだ先で振り返った。
「……悪運があるアンタの今日のラッキーナンバーとかあるなら聞いておきたいんだけど」
■スラッシュ > 「そこは信用して欲しいにゃあ。意外と歴長いんだからにゃ。」
とメモ帳に何かを書きながら。
きっと注文を受け付けた、という表れなのだろう。
自分から離れていくあなたを見つつ
ラッキーナンバーと言われてもナァ、なんて思いつつ。
適当な数字を言っておくことにしよう。
短くなった煙草をポイッとすてて踏み消す。
そして、煙草の残りの本数を調べる。
「7か。じゃー今日のラッキーナンバーは7ってことでよろしくニャ。」
「でも、ギャンブルに夢見すぎちゃダメですニャ。
お姫様、こう見えて結構高いんですからニャ♪」
はっはっは、と腰に手を付け笑って見せる。
■一樺 千夏 > 7と聞けばオッケーと言わんばかりに右手を上げた。
「夢を見るんじゃなくて、勝つか負けるかのギリギリが楽しいんじゃない。
お手軽なスリルでしょギャンブルは」
手段が目的化しているギャンブル。大勝ちか大負けが常です。
そのまま 右手をヒラヒラさせて赤い残光を残しながら路地裏の影へと進み姿を消した。
ご案内:「路地裏」から一樺 千夏さんが去りました。
■スラッシュ > 「ご武運を祈ってるニャ~♡」
と手をひらひら。
一樺さんの姿が見えなくなった路地裏で。
煙草を咥え、そっと心の中で呟く。
(やっぱギャンブルに手ェ出さなくて正解だったわぁ。)
じりりと火をつけると、トランクから立ち上がる。
(うん、ま、スリルに満ち溢れた生活はしてるしな。)
ふーっと煙を吐くと、トランクを引いて路地を離れるだろう。
ご案内:「路地裏」からスラッシュさんが去りました。
ご案内:「路地裏」にメアさんが現れました。
■メア > あぁぁ…あっつぅ……
(自販機で買ったプカリを飲む、胸にじんわりと冷たさが伝わるのが心地いい)
はぁぁ…何か皆大人しすぎて暇なんだよねぇ
■メア > 二級学生の救済措置だっけぇ…?
そんなの本気で狙ってる奴が多いなんてね、驚きだよホントにさ
(飲みほしたプカリのペットボトルをポーイと投げる
青いポリバケツを狙ったが…)
ご案内:「路地裏」にエルピスさんが現れました。
■エルピス >
「あうっ」
こつん、と、プカリのボトルが、栗色の長い髪を持つ少女?に命中した。
■メア > あれ?
(見知った少女の頭に綺麗にヒットしたペットボトルを目で追う)
あー…ダイジョブ?
ってまぁたぶん大丈夫だろうけど、ごめんねー
(適当な謝罪の言葉を告げる)
■エルピス > 偶々巡回帰りにぼうっとさまよい歩き、途中の路地裏でメアの姿を見かけて寄ってみれば、飛んでくるペットボトル。
痛くはないけど、少し驚いた。
「あ、う、うん。大丈夫。……メアちゃん、だよね?」
以前に出会ったメアとは随分と雰囲気が違う。
彼女はこんな<人格>だったのだろうかと、不安そうにメアを見た。
■メア > えーと……
(ここでメアと答えてもあとあと面倒だが一から全て説明するのも面倒だ…暑くてそんなやる気は出ず)
あー…メアの姉のグリムちゃんだよー♪
君はエルピスちゃんだよね?
メアが世話になったみたいでホントありがと♪
(アハ♪と笑顔を見せる、自己紹介が終了するとまたすぐに気怠そうな顔に戻った)
■エルピス > 「お姉ちゃん? そっか、そうなんだ。
それにしても、本当に瓜二つとだねー……えっと、宜しくね、グリムお姉ちゃん。」
ぺこりと頭を下げて、髪を靡かせながらも礼をする。
視線を上げて、怠そうな様子が見えれば。
「……グリムお姉ちゃん、調子悪いの?」
■メア > そうそう双子なのー
一卵性ソーセージだっけ?
確かそんなあれ
(明らかに発音がおかしい)
調子悪いってゆーか…こんな暑かったらダルくもなるよ。
日が落ちたってまだまだ暑いしさ?
エルピスちゃんって確かサイボーグなんでしょ?
クーラー機能とかついてない?
(ついてるなら抱き着かせて?そう呟く)
■エルピス > 「え、えーと、そっか、それなら納得……かなぁ?」
何か明らかに軽いノリだな、と思えば頬を掻いて苦笑しつつ。
外気による暑い寒いは感じないのだろう、言われてからはた、と気付いた模様。
「ううん、今年も暑いみたいだね。ボクはあんまりそう言うのを感じられないから、何とも言えないけど……
……あはは、流石にクーラー機能はないかなぁ。」
流石に無かった。笑ってごまかしながら、近寄る。
「ボクが何か出来れば良いんだけどねー……」
■メア > でしょー?
あー、感覚切ってるんだ?
それなら暑いとか関係ないか…
(サイボーグならそれも当然だろう、火に耐えれる体をしているんだから
火を恐れる必要もなく温度を感じる必要もない。きわめて合理的だ)
クーラー無いなら何もないかなー
せめて風でもあれば少しは涼しくなるんだけどさ♪
(辺りはあまり風がない、無風とまではいかないがそれでも奥まった路地裏では
風の流れは悪い。エルピスが近付いてくるのはあまり気にしていない)
■エルピス > 「うん、一応冷熱は割りと無視できる構造みたい。
……サイボーグだからね。」
ぽつり、と、何処か寂しそうに呟いてから風と聞いて一つ唸る。
ともあれ、何気なくメアの隣まで足を運ぶか。
「風、かぁ。精々抱えて空を飛ぶぐらいかなぁー……
……後は怖い話? でもボク、あんまり怖い話知らないなあ……」
ぼんやりと
■メア > 便利だねーサイボーグ
まぁ好きでそうなったのかは知らないけどさ♪
(排熱装置の様な物がなければ隣に来ても特に嫌がる素振りはない)
空飛ぶぐらいなら扇風機取り付けたほうが楽じゃない?
んー…この島で怖い話……結構ハードル高いよ?
(クスリと小さく笑う、異界に近いこの島でただの幽霊の話だけでは少々刺激が足りないかもしれない)
■エルピス > 「……」
好きでそうなったのかは知らないと言われれば、目を伏せて黙りこくってしまうか。
暫くしてからはた、と気付き、メアヘと視線を向け直す。
「あっ、う、ううん。流石に扇風機は平時以外では役に立たないからね。
……確かに、言われてみるとそうかも。怪人螺子眼女ぐらいしか知らないし、やめとこ……」
■メア > ハハ、地雷踏んじゃったかしら♪
(黙ったのを見てそれだけ告げる)
何それ?
口裂け女の親戚?
(怪人螺子眼女…聞いた限りだと眼の部分が螺子でできている女……いや、そんな化け物居てたまるかと笑う)
■エルピス > 「あはは。最近、ちょっと色々考えちゃってね。
ボクはボクなのかな、とか思っちゃうぐらいかも。」
やや無理をしつつ、苦笑をしてみせる。
怪人螺子眼女の話題に移れば――
「ボクもよくわかんないんだけどね。片目に大きな螺子をして徘徊してる女の子みたい。
螺子を刺されて死んだ女の人の幽霊なのかなー……あははっ、でもそんなの居るわけないよね。」
半分自然に、半分頑張って、くす、くす、と笑ってみせる。
怖い話ではないけれど、笑い話になっただろうか。
■メア > もしかして実はサイボーグじゃなくてシステムで動くロボットなのかなって事?
(そう質問して螺子女の話を聞き)
何そのエキセントリックすぎるファッション……さすがの僕でも
そんなのが居たらびっくりだよ♪
(ハハ♪と笑いながらエルピスの表情を見つめ)
んー…メアが言ってた通り良い子だけど、無駄に頑張り屋さんだね♪
■エルピス > 「あはは、ボクも二度見しちゃいそう。
だから根も葉もない怪談になるのかな。」
……ひとしきり笑ってみせた後、小さく俯き。
「うん……ただの造られた人格で、過去も経験も全部造られたものなんじゃないかな、って。
ボクはたった5分前に造られて、経験も体験も人格も全部埋め込まれたもの、って言われても否定できそうに――
――む、無駄に頑張り屋さんって。確かに、頑張ってるつもりだけど……」
■メア > 妄想してるねぇエルピスちゃん♪
そんなに心配なら調べたらいいじゃん、その可愛い頭に脳がちゃんと入っているのか?
それとも中にプログラムしか入ってないのか…研究所の連中に頼めば二つ返事でやってくれると思うよ♪
あいつらそう言うのが大好きな変態が多いから♪
(ニヤリと笑う、実際研究所の連中は妙な輩が多い。自分がよく知る者もかなりの変人だ)
あー…頑張るっていうよりは無理してるって感じかな?
それもマイナス面を隠す、みたいな
■エルピス > 「調べ……」
ても分かるものなのだろうか。
確かに脳みそがあったとしても、なかったとしても、それが正しいものかを証明できるものはなく、
信頼出来る相手もいない。
「……ちょっと怖い、かな。
結果を聞いても、本当かどうか判断出来るかも、また別の話だと思うし、
裏切るみたいなものだし、それを実行してもらって信頼できる人も居ないし……」
小さく首を振り、軽い否定。
――マイナス面を隠す、と聞けば。
「……マイナス、面?」
■メア > まぁ本人がそういうなら無理だねー♪
(本人にその気がないなら無理に勧める事もない)
笑いたいのが半分、それ以外が半分…いや、笑いたい方が少ないかな♪
でも元が優しいから相手に心配をかけないように明るく振る舞う。
僕って…そういう健気な子が面白く見えるんだよね♪
(ニコリと笑う)
■エルピス > 「……それ、って?」
イマイチ要領を得ない。
ボクの"マイナス面"とは、一体何を指しているのか。
……分からない事による不安と、知ってしまうことへの恐怖を抱いた。
「っ……。」
にこりと笑うメア、もといグリム。
先にメアを知っているが故に、このタイミングで笑ってみせる彼女が、怖いものとして映った。
■メア > さぁ?
僕が勝手にそう思ってるだけだから只の戯言かもよ♪
(エルピスの表情を見て言葉をつづける)
そういう努力って僕、よく分かんないからさぁ?
よくそこまで他人のこと考えてられるなぁって思うんだ♪
■エルピス > 「……よく、分からない?」
先程から、彼女が発する言葉がイマイチ理解出来ない。
天才肌、と言うには少し、違う気がする。
「他人のこと……そんなつもりは、ないんだけど……
今はボク、わりといっぱいいっぱいな所も、あるし……」
■メア > うん、自分の心配事があるのに他人に迷惑かけない様になんてほんとによく分かんないんだ♪
(言葉に合わせるのなら自己中心的が一番合うだろう、他人がどうなろうと自分がよければいい。
そんな考えが言葉の端からうかがえるかもしれない)
うーん…エルピスちゃんってそういう事相談できる友達って居るの?
友達じゃなくて上司とか部下でもさ?
■エルピス > 「……」
違和感の正体が少しつかめた。
どうしても、メアそっくりな姿(と認識している)に意識を引かれながらも、
その立ち居振る舞いに、少し嫌そうな顔を見せた。
「いない訳じゃないけど……」
中身が中身だけに話せる相手は相当に限られる。
加えて、答えがすぐに出るとも思わなかった。故に、言葉を濁しただろう。
■メア > (嫌そうな顔を見てにっこりと笑顔を浮かべる)
居ないわけじゃない、けど気軽に相談はできないか……なら、早めに相談でもしといた方が良いよ♪
じゃないとどんどん…ふふ♪
(それだけ言ってまたクスリと笑う)
■エルピス > 「……それは……」
実際、気を使って貰っていると言った観点では、何度も誰かに救けて貰っている。
が、踏み込んだ話は出来ていない。一時は落ち着くものの、何かの拍子に直ぐ再燃してしまう。
それが気負いとなっていないと言えば、嘘になる。
僅かな言葉と彼女の笑顔に不安が掻き立てられる。
この見えないものを何とかしなければ。見えぬ自分の胸中を覗こうとするかのように、視線を落とした。
■メア > 段々と弱い毒みたいにゆーっくり広がっていくんだよ、不安や焦り…そして最後にはそれに憑りつかれる。
(パン!と少女の顔の前で手を叩く)
ハハ、まぁ気にしすぎもよくないんだけどね♪
■エルピス > 「っ。」
不安、焦り、羨望、孤独、絶望。積もった毒が弾けるような音。
……ではなく、目の前で手が叩かれた音であった。
「う、うん……」
やや怯えた様子で、小さく頷いた。
■メア > 考えないと知らない内にゆっくり膨らんで考えすぎたらもっと早く膨らむ…大変だよね♪
(頑張れ♪と言葉をかけ)
ホント、ためすぎちゃだめだよエルちゃん♪
メアが気に入ってる子が壊れたなんて…知らせたくないしさ♪
■エルピス > (彼女なりに元気づけようとしてくれた……のかな……?)
内心そう思案しながら、頬を描く。
(また、救けられちゃったね。)
「う、うん……頑張ってみる、ね。」
とは言え、具体的な方策は浮かばない。
それでも考えてみよう、とは思った。
■メア > あぁ、それと研究者の事だけど…一応腕は信用できる奴は知ってるよ♪
洲崎って奴だけど…まぁ本気で頭ン中覗いてみたくなったら試してみるといいよ♪
■エルピス > 「あれ、その名前どっかで聞いたような……」
ううん、と、記憶を引っ張り出し始めた。
何か路地裏でゲームやってた気がする。
■メア > ん、もう会ったことある?
なんていうか…白髪でチャラい奴で…
ナンパ男みたいな奴だよ♪
(酷い説明だが実際その通りなのだから仕方ない)
■エルピス > 「あ、あの人かな……変な人だったのは覚えているけど……
でも、ナンパさんって言うには、素直な感じだった気がするかも……」
こてん、と、小首をかしげつつ。
「……とりあえず、そろそろ行こっかな。
あ、グリムお姉ちゃん。スマートフォンとか、持ってる?
良かったら、連絡先を交換したいな。」