2015/09/10 のログ
ご案内:「路地裏」に白椿さんが現れました。
■白椿 > ……さて。
(まあ、誰か腕の立つものと出会う、というならこういった場所であろ。
あの男のこと、名前が挙がるような手合であればほぼ把握しておるであろうし
手段もあるに違いなかろと思う。
となれば、我が動くにはこういったところのほうが都合が良い。
妙なことになってしまった気もしなくはないが、そこはそれ。
約束してしまった以上は致し方無い。
もっとも狐には本来拒否権などなく、その素性から指定されたとおりにするしかなかったのだが
そこは自覚することが出来ないため、どちらにせよ結果は同じである。
もっとも、約束といえどそのもの自体は比較的緩い。
その辺の裁量は、仕掛けが施されているとはいえ狐が自分で選んでいいものであり
特にノルマも制約もないものであった)
■白椿 > ……治安が悪いと聞いておったがその割には穏やかであるの。
(もっとも、面白い人物にあわないことには如何ともしようがない。
出会いは偶然であるから、それ以上でもそれ以下でもない。
出来ることといえば確率を上げるだけであり、となれば近辺にたむろしておる
しがない小悪党などを捕まえてしばくくらいしかすることがない。
……とは言え昨晩のように壱がやってこないとも限らない。
なれば、やはり基本は扇情的な格好で歩くのが最善といえば最善であり
いかにもな連中に囲まれるならそれは歓迎する所ではあるの。)
ご案内:「路地裏」に椚 真さんが現れました。
ご案内:「路地裏」にシインさんが現れました。
■白椿 > まあ……なによりこの我に声をかけぬというその甲斐性がそも許せぬ。
絶世の美女がおるというのに、声をかけるのであればこの上ない状況ではないか。
その辺の街中であろうと皆が振り向くというのに、かような貧民街で放置されるというのが解せぬ。
(そもそも目立ちすぎて、この辺りでその格好ができる事自体、腕に覚えがあるか厄介事の2択が
高いために手が出しにくいだけなのだが、そういった事情には疎かった)
■椚 真 > ( 長い長い散歩の帰り道。家の方向へと帰っている気がしたのだが余計に迷っている気がしなくもない。
今度来る時は詳しい奴と一緒に来よう、とそんな事を思いながら進める足取り。
実際は明らかに面倒くさそうな場所は前もって察知して遠回りを重ねた結果、家が遠のいているだけである。)
――…ぉ?…ぇーと?
( 何処かも分からない落第街の路地裏。ポケットに手を突っ込んで歩いていれば視線の先には…狐がいた。
しかもまぁ、とびきりの美女である。こんな所に何故いるのだろう?こんな所だからいるのだろうか?
そんな事を考えながら歩みを止めなければやがて互いの距離が確認出来れば歩みを止めて。 )
やっほい。やっぱ幻の類じゃなかったのか。
えっらい美人さん、こんなトコで何してんの?
( なんて初対面も気にせず投げ掛けられる気さくな声。
ヒラヒラと手を振りながら其方へと歩み寄って。)
■白椿 > ……うむ、幻のたぐいではないぞ。
特に何をしておる、というわけでもないが、強いて言うなら散歩であるの。
何か面白いことがないかと近隣を回っておる
狐は刺激を欲するものであるからの。
(先程まで存分に不満を漏らしていた矢先
……つまり、なにもないことに飽いているのだ。
そんな時に声をかけられれば、くすくすと微笑みつつ素直に応える。
一つ一つの所作がまた色っぽい
誘うとも誘わないとも取れるが、ほぼ無意識なのだろう。
出会いを欲していたところに声をかけられるならなおさらである)
■椚 真 > ナルホドね。最初はつまらないと思ってたけどこんな美人がいるなら
案外ここも悪い所じゃないかもなァ。
てか、ここだと厄介事はあっても面白い事は…
それとも、アレか。厄介なのも楽しめるってやつか。
( あまりにも場にそぐわなさすぎて違和感。
目立ちすぎるが故に逆に誰も手を出さないってやつだろうか?
そんな事を考えながら一度、周囲をきょろきょろと用心深そうに見回して。 )
これ、実は何かの引っ掛けか何かで何処か連れ込まれて
多人数で囲まれるってオチじゃない…よなァ。
嗚呼、因みに俺は学校の方で教師やってる
正真正銘の一般人なんでヨロシクぅ。
( ピシッと額の前で指をかざしてウインクのおまけつきを挨拶に変えて自分の素性を明かす。
改めて彼女を上から下まで眺める。…文字通り狐に馬鹿されてんじゃないかと思うぐらいには美人である。 )
■シイン > 路地裏の空家を住まいとする彼は、帰路の途中で視線を横へと移す。
この場所に居るにしては随分と身なりが良い女性が一人に、見た目からは普通の男性が一人。
風貌からして人では非ず、この場所では珍しくもない。自分でさえ、その一人。
この場合は一匹という方が正解なのかもしれない。
一人は見知らぬもの、もう一人は"顔だけは見たことがあった"。
確か学園での教師の者だったはず、記憶が確かであればだが。
自分が捕まる前に一度顔を合わせただろうか、そこの記憶は曖昧だが。
そんな者がどうしてこんな場所に。
龍人はまずは様子を見ようと、帰路への歩みを止めて観察しだす。
■白椿 > ふふ……何事も楽しみ方次第であろ?
それに一般人はこの時分、この辺りを歩かないのではないかえ?
そも、例の学校で教鞭をとるものがなにもないわけはなかろ。
我は白椿の狐
であるのだが、何も起こらぬことに少々、飽いておってな?
其方、なにか知らぬか?
(胸を強調した和服でさらに腕を組んで寄るものだからさらに胸が強調される
狐にしてみれば特になんとはない普通の動作のつもりだが
意識したりすれば目のやりどころに困るかもしれない)
■椚 真 > ( 向けられた視線が増えたような気がした。
学区内では特に問題は無いのだけれども場所が場所なだけに
警戒しておく事に越した事は無いと判断すれば自分を中心に
ほんの微かではあるが小さな風を吹かせる。良くない動きを察知すれば
直ぐに動けるようにする為だけの物であり、本当に只の風である。 )
それを言われると返す言葉も無いんだけど…んじゃ自称一般人って事で。
あそこは文字通り化物だらけだかんな。
俺なんか、そういうのに比べたら本当大した事ないさね。
( 中々的確な指摘は正論であり頷かざるをえない。
自分の知っている偉大な先輩方からすれば若輩もいいところなので
飽くまで一般人みたいなものと言うのは揺るがないらしい。
そして案の定ではありますが視線の行き先には困ります。
夜空を見上げながら、時折其方の顔へと向けると言った感じに。 )
白椿…ね、随分と情緒のある名前だなァ。
俺は真。椚真ってんだ。
何かって言われても普段こんなトコ来ないからなァ。
そこら辺で隠れて伺ってる奴引っ張り出した方がいいんじゃね?
( なんて、適当に辺りを指さしながら多少声量を上げて。)
■シイン > 幸いに聴覚は悪いということはない。
以前より意識を向ければ、無駄に良くなったとも言える。
話を聞くに、女の方は狐のようだ。
一見すれば身なりからして、男を誘い一夜を共にして金を貰う。
だが、そんな輩の類には見えなかった。
装ってるだけかもしれないが、教養もある程度あるように思える。
一方でもう一人はやはり教師だったようだ。
名前までは覚えてなかったが、軽い挨拶程度は交わしてただろうか。
そこまで記憶に無いから鳥頭になったかと自分を疑う。
ぽつんと路に立ってたら怪しまれるのは至極当然。
適当な建築物の壁に寄り掛かり、黒衣で顔を半分隠し、視線は下を向かせたままに。
静かに黙って聞く体勢だ。
最も、龍など滅多に居ない以上、居るだけで目立っているのだが。
■白椿 > ……このような界隈であるからの、さもありなん。
まあ自称一般人がするようなことではないと思うがの?
(クスクスとなにか見透かすような素振りで笑みを見せつつ)
名は情緒があると思えばそうだしそうだと思わなければそういうものではないかえ?
それに、隠れて伺う輩になど我の肢体を見せる必要もないであろ。
そも、甲斐性無しをわざわざ引っ張りだす理由などないのでの、居らぬも同然よ。
(つまりアプローチしてこない奴は最初からいないと同じ、ということだ
それに、自分から出なく他人から接してもらうことに意味がある。
たまたまアクシデントや事件などはともかく、基本的に出会いとは縁である
故に、気になればこそそうでもない輩にこちらから声をかけるのは理由が必要だった)
■椚 真 > それなのに余りにも堂々としてるお嬢…椿ちゃんのが末恐ろしいけどな。
それに関しちゃ言わぬが華ってやつよ?
まぁ、チキンなんでね。自分から手ぇ出したりとかしないし、平和主義なの俺。
( それこそ一般人なら気付けない程の小さな力だがどうやらお見通しらしい。
ウインクをしながら人差し指を口許に当てて内緒のポーズ。)
そこら辺はアレだな。感性の差ってやつかな。俺は口にした時の響きで何となくかなぁ。
おっと手厳しい。っつー事は俺は第一関門はクリアって事か。
いやまぁ、確かにご立派だけどな…
いっつも制服姿ばっか見てっから刺激が強くて困るわ。
( 何となく性格が伺える発言に一理あるのか頷いて見せる。
彼女の佇まいと風格、この場を考えれば堂々としてる方が案外
安全なのかもしれない、等と考えては浮かべる思案顔。
相変わらず視線は泳いでいるので中々直視出来ないのはご愛嬌。 )
■白椿 > ……うむ、縁のないものにまで関わっても仕方ない故の。
それに人待ち顔で我から声をかけるのは、それこそ趣がないであろ?
声をかけざるをえないのであればまた別だがの。
(要は、気になったから声をかけるならともかく、出会いを求めて声をかけるのは
軟派でしかないだろうということだ)
ふふ、気になるのかえ?
とはいえ我にはこれが日常であるからの。
(面白そうに見せつけるがごとく、わざと意識させるような仕草をして見せて。
その割に痴女のように見えないのはその上品な雰囲気と所作故か)
■シイン > 狐の方は最初から此方には眼中がないのか。
そちらの方が、此方としてもありがたい。
今や"教師"でもない、ただの元教師だが、未だに繋がりは多少とある。
下手なことをすれば報告をするまで、どう報告をすればいいか。
その点だけが悩むが、欲望の君にでも告げればいいか、と。
こんな場所に、そもそも来るようなことですら、本来はあまり良い目では見られないのが学園の者の立場。
下手にこの場で問題を起こせば、立場が危うい。
問題を過去に起こした自分が考えることではないし、お節介で余計なお世話かも知れないが、何か問題が起きるようなら手を出す。
そんな構えを持ち、ただ今は聴いてる。
■椚 真 > そりゃ確かに間違いないわ。随分としっかりしてんなァ。
ウチの生徒に見習わせたいぐら…あぁ、いや。寧ろ俺が見習うべきなのか。
俺だったら取り敢えず可愛い子いたら問答無用で声掛けちゃうからなァ。
( 只の軟派野郎と言うのもしっかりと自白しておく。
見た目とは裏腹にしっかりした考え方が伺えて、腕組みを作って感心したように頷いて。 )
気にするなって言う方が難しいレベルですよ、ハイ。
いやまぁ、そういう目で見る方が駄目なんだけどな。
俺も一応男の子なんでね…さーせん。
( 気にすれば気にする程に相手のペースだと言う事に気付く。
小さな深呼吸の後に鮮やかな瞳へと視線を移して取り敢えず意識しないようにした。
何だか試されているような気がして少しばかり意地になっている気がしなくもないが。 )
■白椿 > 気にせずとも良い。
気になったのであれば声をかけるのであれば自然であろ。
人を待つがあまりに、さほど気になりもせぬのに声をかけることが無粋というものよ。
もっとも、日常的にそういったことに慣れている場合はまた別であろ?
気易いことは悪いことではないぞ。
ただ、我は狐である故、気易いというだけでは趣がないだけのこと。
(別に軟派それ自体は日常的にそういう態度なら悪いことではないし構わないが、
狐たるものそれでは格が落ちてしまうだろうということだ)
気にせずとも良いぞ、わかっていて見せて居るのだからの。
魅力的であるものは魅力的に思ってもらったほうが良いであろ。
意識させるようにして居るのだ、意識して悪いことなど何も無いぞえ。
もっとも、だからといってそればかりというのは
それもまた趣がないというコトだの。
(見せる以上は責任があるし、魅力的なものは魅力的に思ってもらって構わないということだ。
第一もったいない。
もっとも、性的に過ぎればそれは度が過ぎるというものだ、眼福に留める程度がよい。
それと、見に徹していそうな者はそれはそれで捨ておいて良い。
必要なら出るだろうし必要でなければ出てこないだけのこと。
狐はそういうスタンスを決め込んでいる)
■椚 真 > 理に適ってるな。
と、言うか言葉が上手い。説得力あって納得させられるばっかだわ。
お狐様は普通とは違うって訳か。
下賎たる者代表としては話が出来て光栄って思っとかないとな!
( 言葉に現れる自信だの振る舞いだの仕草だの
無駄が無いと言うか洗練されてるような気がするから余計に意識してしまうのだろう。
こんな場所でも彼女のような子がいるかと思うと感嘆の吐息も零すと言うもの。 )
話の流れでそっち方面に向かうってのはいいんだけどな。
何か、それすらもなく引き込まれるってのは駄目だなーって。
目の保養なのに素直に喜べない、こんなの初めてだわ。
取り敢えず椿ちゃんは手強いって事で認識。
( セクハラ発言はするし偶に実際にしたりもする駄目教師ですが
どうにもこうにも勝手が違って狂う調子。
これだけ堂々とされればお手上げであると言った感じに両肩を竦めた。
そして一つ吐息を零せば自然と戻る柔らかな風。
放っておいて特に問題ないと判断したのだろう。
彼女が動く気配も無いので自分も自然に振る舞うべきだろうと
やっと何時も浮かべている暢気そうな笑みを浮かべた。 )
■シイン > 白き尾がゆらりと暇を潰すかのように揺れる。
聴いてるだけ。それでは手持ち無沙汰というもの。
自分自身でそのように聴きに徹しているのだから仕方ないと納得しなければならない。
ふと、伏せてた視線を前へと。二人が範囲に入るように移す。
行聴いてた限りでさえも問題はないだろう。
そして、二人を見ればそれは確信へと変わる。
現状では何も問題はない、それだけは確かなこと。
長居をしてもあまり意味は薄いだろうか。
教師の動向だけは気になるが、この場で下手に起こした事件のことを追求されても困るのも一つ。
気にはなるが儘ならない。
溜息を一つ、静かに漏らした。
■白椿 > 昼行灯も良いものぞ。
我はそうしたことは否定せぬ。
まあ、刺激は慣れるものであろ。
今は刺激的ではあっても、しばらくすれば普通になるものよ。
現に海の向こうではこうした格好もさほど珍しくないのであろ?
(アメリカではそれほど珍しく無いレベルの格好ではないか?
と言いたいらしい
それを踏まえれば、珍しいというわけでもないということだ。)
……しかしちゃん付けされたのは初めてだの。
■椚 真 > 昼行灯って俺の事?
いやいやいや、そんな大したものじゃねェから、マヂで。
間違いねェ。確かに最初はそっちに目が行きがちだったけど
人って慣れる生物だなーって実感。まぁ、話のが面白いってのもあるけど。
海の向こう……どうだろ。俺は慎ましい日本人だからなァ。
椿ちゃんの場合は恰好に加えて振る舞いとかが洗練されてっから余計じゃね?
( 何だかんだ言いつつ様々な女性を見ては来ています。
露出度が高いだけなら特に気にもなりませんが、それだけではないとの事らしい。
それだけに底が測れなくて、余計に尻込みするのか浮かべる苦笑い。 )
ありゃそう?…あー、何だろ。初対面の女の子を
名前で呼び捨てにするのが苦手なだけだと思う。気になるかい?
( 特に深い意味は無いのか、後頭部を指で掻きながら
投げ掛ける疑問符。気になると言うのであれば考えなければならないと
少しばかり複雑そうな表情を浮かべて。 )
■シイン > 「――まぁ、平気だろう。」
本来なら最後まで、決めたのであれば動向を監視するべきだろう。
優柔不断かもしれないが、この様子なら平気か。
教師も教師で大人なのだ、リスクの事は考えられているはず。
視線は外れ、歩む足は帰路へと。
静かにこの場から去る。
ご案内:「路地裏」からシインさんが去りました。
■白椿 > うむ、別に呼び捨てで良いぞ?
もともと通り名である故な。
ちゃん付けで呼ばれたのは初めてである故、少々戸惑っておるだけだ。
それと、慎ましい日本人は軟派などせぬ故
慎ましくない日本人からも特別に思ってもらえる点は有り難い半分当然半分だの。
それだけ珍しいということなのであろ?
(性的に見せたければそうもできるが、遊女でもなければそういうことに誘いたいわけでもない
セクシーではあっても卑猥でなければそれで良い。
もっとも、気が合えばその限りでもないのではあるが。)
見た感じ、距離感を大事にするのだの?
もっとも女慣れしていれば当然といえば当然であるか。
気易いが気遣い故ではあるが、それも慣れれば軽口が口をついて出るということかの。
(軽いが考慮の上であり、言葉が心地よいのでよい、ということらしい)
■椚 真 > 戸惑うって事は別に嫌ではないって事と取るけど?
それに可愛い子には敬意を示したいんだよねェ。
かといって様付けする訳にもいかないし…ちゃん付けでも問題なくね?
( 嫌と言うよりはまさに戸惑うと言った感じのする相手の反応。
口の端を吊り上げては逆に確認の意味で問い返す口調は
戸惑いの消えた暢気で何処か意地の悪そうなそんな声色。)
軟派っつってもホラ、親交を深めて楽しく話したいってだけだし
決して身体目的じゃないからセーフって事で一つ。
まぁ実際珍しいわな。今まで会った事の無いタイプってやつかな。
( 面白おかしく話こそすれども普段女性を性的に意識しないタイプの人間。
それが不思議と意識させられて、しかも嫌悪も感じないと思えば珍しくも感じるのか、視線は何処か好奇めいたもの。 )
なんだろうな、この…話せば話す程に裸にされて行く感じ?
そうそう、慣れたら牙を剥くんでヨロシク。是非とも剥かせて欲しいもんだわ。
( 普段自分に抱かれる印象と違った捉え方をしてくる彼女。
こういう扱いには慣れていないのか、照れ隠しとも苦し紛れとも取れる一言。
零す吐息は無駄に重たかったけれども表情は何処か楽しげでもあり。 )
■白椿 > まあ、気が合えばの。
狐は気まぐれ故な?
下僕にする手もあるのだが、其方はそういう束縛を嫌うのであろ?
それに牙をむくというが牙を持ちあわせて居るのか?
むしろ毒で徐々に侵していく方であろ。
其方、必要の有無にかかわらず軽口を纏うようである故
そうしたものは風に粉を混ぜて吸わせるのが得意であるからの。
もっともその上で牙を隠し持っておる場合もあるのであろ?
この近辺を自然体で歩くのは、なかなかそうはいかぬものだからの。
(表面は軽いものの根は随分と真面目と見える。
認めた相手には誠実でありたいと思う輩でなかろか。
とは言え、重いのも苦手で回すようであるから、気疲れしないかどうかが気がかりではあったが
それは狐が心配するところではない。)
まあ、それはそれとして、我の見た目は少女で其方のが年上であるからの。
人の身なればちゃん付けも致し方なかろ。善き哉。
■椚 真 > 気紛れ…ねェ。
確かに間違いねェんだけど、割と義理堅くも見えそうだけどな。
下僕ぅ?…束縛とか言われてもピンと来ないけど
少なくとも俺は下僕にしてまで傍に置いとく価値は無いっしょ。
( 普段聞き慣れない単語に思わず耳を疑うが流石に笑い話と受け取ったか小さく鼻で笑う。
少なくとも自分は格の高い彼女には見合わないだろ、なんて結論。 )
そう見えるかい?確かにそっちのが理に適ってるんだけどな。
生憎と俺は脳筋なんでね、牙のが正解なんじゃねェかな…。
っつーか牙ってそもそもそういう意味じゃねェし!?
女の子に力振るう趣味はねェよ。
( 異能に頼りすぎた事は今まで一度たりともない。
結局最後に頼りにするのは今まで生き抜いて来た自分の身体である、と…握られた拳、小さく空を切って。
されども拳は直ぐに解かれて、にへらと崩れた笑みを浮かべた。 )
そゆ事。中身の年齢は触れない方がいい場合もあるので見た目重視で。
改めてヨロシクな、椿ちゃん。
( 動じない様子に、ちぇーと小さく舌打ちを零したけれども
此方を伺っていた気配も消え去れば警戒も完全に解いて、ウインク一つ送り。 )
■白椿 > 傍に置くかどうかは我が決めることであって、あとはそれに同意を求めるかどうかによるの。
価値が有るかどうかは此方の決めることであって、選ばれる方が決めるものでもないであろ?
……牙はどちらの意味でもあると思っておったのだが。
送り狼ではないのかの?
それも、赤い絨毯を用意して花束とカードまで添えるような演出を兼ねて。
それで兎がほだされてしまえばそれで良し。
(くすくすとその気はあるのであろ?
と意地悪く目を細める。
からかうのが好きなのは狐も同様のようだ)
……うむ、してそろそろ立ち話もどうかと思うのだが
何処か適当な場所なり難なりはあるのかの?
そういうことは我はあまり詳しくない故な。
(そもそもロールアウトしたばかりの人形だというのもあるのだが
性格設定的にあまりちゃんと覚えない上、やや不慣れでアナクロというのもある。
なので、店やその他、まるで詳しくない)
■椚 真 > そこは笑って流す所じゃね?いやはや、格式の高い狐の下僕、悪くないけどな。
学校で可愛い生徒達が待ってっからちと厳しいかな?
送り狼とか一度はしてみたいけどガラじゃないから無理だな、ウン。
そんな大層なの期待されても困るんだけどな。
下賎の者は、気が利かないってなじられるくらいが丁度いいわ、ドMですから?
( 敢えて見せている意図が憎らしいくらいに心地よく。
小さく鼻で笑っては見せる否定、そう簡単に退く気はないらしい。 )
……生憎と俺も滅多に来ないもんで。っつーか迷ってたくらいだし。
次回あれば案内出来るぐらいにしとくから許しとくれ。
てか、椿ちゃんここらの住人じゃないのかよッ?!
( 学区内であれば何処でも案内出来るが落第街は不慣れである。
そもそも自分が迷子状態になってると言う事を彼女との会話で思い出したらしい。
やっと帰れると思った矢先に叩き落されては分かりやすく盛大に項垂れます。 )
■白椿 > それに関しては其方も気が向けば、というやつであろ。
まあ成り行き次第ということだの。
うむ、此処の住人ではあるが、日が浅いからの。
もっとも、地理に明るくないだけで迷うわけではないぞ?
であるなら案内せい、下賤の輩よ。
ここから出るまでは我が案内してやる故、その先は任せたぞ。
(勝手に決めて勝手に任せるスタイル
店はともかく、街中で迷うほどではないらしい)
■椚 真 > 迷いはしないけど行ける範囲に限りがあるってやつか…ぐぬぬ。
…一体何処に連れて行けと。でも下賎の輩とか言われると
逆らえない、悔しい、マジ悔しい。
( 行く所までこっちが決めないといけないのかと思うとゾッとする。
だが女性の言う事を基本的に断れない性質なのです。
諦めたかのように虚ろな視線を明後日の方向に向ければ先立って歩き出し。 )
はいはい、そんじゃ行きますよお姫様?
はぐれないように、しっかりと着いて来てくれよ?
( 等と言いながら自分に出来る最大限の道案内と
彼女の要求を満たそうと四苦八苦するのでしょう、それこそ時間の許す限り――。 )
ご案内:「路地裏」から椚 真さんが去りました。
■白椿 > うむ、そう言われる方が良いとそのほうが自分で言っておったからの。
まあ、ここから出るまでの送り賃だと思え。
あとは良きに計らうがよいぞ。
(狐自身は別に見栄を張ろうとはるまいとあまり気にしないのだが
不思議と見栄を張る物が多いのは不思議なところである。
いやまあ、見栄を張るものだとだいたいわかっているのではあるが。
そもそも祭りなどの縁日などにも縁が深い性質を踏まえれば
ジャンクフードなどにも関心を示すところでもあり
そうした性質を踏まえて性格付けがなされているのではあるが
不思議と縁が無かったりもするものである。)
ご案内:「路地裏」から白椿さんが去りました。