2016/01/24 のログ
リビドー >   
「ボクの見立てでは、アレは付喪神の変化と見ている。
 が……一体全体、どうしてこうなった?」

 アレの全容を把握出来ていない。故に観察を続ける。
 泥に空き缶を投げ込む。某社のコーラだ。
 投げ込まれた空き缶に泥が纏わり付き、泥がそれを吐き出す。
 ……転がって来た空き缶からは、一切合切の"文字"と"絵"が消えていた。

「……塗装剥がしには便利かもしれない、か。
 ふん、とても使う気にはなれないがな。」

リビドー >  
「……兎に角、ボクの嫌いなもので、
 尚且つあまり益のないものなのは確かだろう、なッ!」
 
 苛立ちを露わに泥を踏んづける。
 蠢く泥が引きこもうと靴に纏わり付いた所で足を引き上げ、泥を振り払う。
 やはり、引き抜いた靴からは色が落とされ、文字が消えている。

「……ふん。」

リビドー >  その場に魔術によって土の壁を組み上げ、泥のある行き止まりを封鎖する。
 ……踵を返し、立ち去った。

ご案内:「路地裏」からリビドーさんが去りました。