2018/03/15 のログ
ご案内:「路地裏」に神代理央さんが現れました。
■神代理央 > 活発化する違反部活の活動に、出撃の回数もじわじわと増えていく。
折角の春休みも満喫出来ないな、と内心溜息を吐き出しながら、少年は硝煙と砲火の中に佇んでいた。
「物陰に隠れる、というのは市街地においては良い案だと思うが…生憎、面倒な遮蔽物は嫌いでな」
金属製のゴミ箱や崩れかけた建造物の陰に隠れて銃弾や異能、魔術を発動する組織の構成員。
しかし、そういった輩こそ自身の異能にとっては良い的に過ぎない。
遮蔽物諸共、召喚した金属の異形が砲弾の雨で消し飛ばしていく。
遮蔽物から飛び出した者は、重低音と共に唸りを上げて機関砲が粉微塵に砕いていく。
「ソフトターゲット相手なら楽なんだが…やはり、近接戦闘には不向きだな」
淡々と処理されていく敵を眺めながら、ポケットから取り出した飴玉を口に含む。