2018/08/05 のログ
ご案内:「路地裏」にジョゼフ・マーキンさんが現れました。
■ジョゼフ・マーキン > スンと鼻を鳴らせば、5階建て程のビルの屋上から見える路地裏を見つめる。
その路地裏には現代においてあまり表に出ないであろう2匹の化け物が対峙していた。
どちらも四足歩行で獣の姿をしたタイプ、情報では1匹と聞いてはいたが...。内ポケットから端末を取り出せば、それを耳に当てる。
「んー、目標を見つけはしたんだけど....あぁ、分かった。」
両方始末しろと、なんて人使いの荒いやつだと端末を懐に仕舞い込めば、魔術を起動し、いつもの両剣を召喚する。
もう一度スンと鼻を鳴らせば真下にいる2匹の化け物を見つめ、いつもとかわらない笑みを口元に浮かべた。
「んじゃっ、一丁行きますか!」
■ジョゼフ・マーキン > 屋上から倒れるように落下すれば右手に持っている両剣を構え、クッション替わりと言わんばかりにそれを真下にいる化け物の頭部に突き刺す。
突然の第三者の襲撃にもう片方の化け物は唖然と、こちらを凝視していた。
「化け物同士の決闘かい?仲間外れはよくないなぁ...俺も仲間に入れてくれないとさ。」
奇襲は大成功、キャラに似合わず派手な登場ではないかと満足気に首を一度縦に振る。
へらへらとした態度で化け物の頭部に突き刺さっている得物から手を離せば、人差し指をクイクイと動かし挑発して見せる。
「正面からなら人間相手どうってことないよなぁ?来いよ、まぁお前にその力があるなら。」
化け物はまんまと挑発に乗った。
これだからただの獣の相手はやりやすいとしたり顔で両剣に仕込まれている魔術を展開した。
■ジョゼフ・マーキン > 魔術が展開されているのを確認すれば、両剣を足で軽く小突き、術式を起動する。
それと同時に化け物の死体の血液が硬質化、正面に向けてショットガンのように射出された。
当然、挑発に乗り、こちらに突進してきた化け物はまともにその弾丸を受けることとなり。
「残念だけど、おじさんは人間とはちょっと違うんだ。悪かったね、騙して!!」
両剣を引き抜き、大きく体制を崩した化け物の首元目掛け一閃。
血液を噴き出しながらその化け物は倒れ伏し、そのまま動きを止めた。
鼻をスンとならし、両剣を手放す。知性の低い個体ではこんなものだろうと足元で動かなくなった化け物から降りた。
■ジョゼフ・マーキン > 「こっちは終わったよ、んでどうよ、その新人君っての。使えそう?」
端末を取り出し、別の場所で仕事をしている仲間に最近組織に入った新入りの状況を確認する。
話によればそれなりに仕事はできるが精神面が幼く扱いは難しいだとか。
そんな話を聞いては若干上機嫌な様子で端末を懐にしまえば、大通りへと出ていく。
「ん~、やっぱり若い子は青春しないとねぇ。うん。」
明日は個別指導の教材を容易しなければいけないと思いながら帰路へとつく。
新人君との顔合わせも楽しみだなと思いながら。
ご案内:「路地裏」からジョゼフ・マーキンさんが去りました。