2016/06/10 のログ
ご案内:「スラム」に伊都波 凛霞さんが現れました。
■伊都波 凛霞 > スラムの入り口にて、走っていた少女は立ち止まる
「(今……)」
名前を、呼ばれた気がした
■伊都波 凛霞 > 念話が飛ばされてきたわけでもない
でも、不思議と気のせい…とは思えずに
「……司ちゃん…」
名前を呟く
アレは、危害は加えないというような素振りだった
けれどそんな言葉をただただ信じるわけにもいかない
「………」
真っ直ぐに、ごみごみとしたスラムの通りを見据えて
■伊都波 凛霞 > 抱えていた麻袋の紐を解く
もう、ここまで来たら白日に晒しても良いだろう
もはやここは既に、無法に晒されたエリアなのだ
備州長船
影打ではあるものの、歴史ある一品
四尺五寸を超える大業物
それを手に、再び走り始める
「───待ってて、今助けに行く!」
ご案内:「スラム」から伊都波 凛霞さんが去りました。