2016/12/20 のログ
ご案内:「スラム」に謎の少女さんが現れました。
謎の少女 > ふらふらとその少女はスラムに現れた。

病院着を着て、スリッパを履いた少女。
本来ならばこんな場所に居るはずのない女。
その彼女はゆっくりとあたりを見回しながら、自問する。

「ここは……?」

意識が戻った時、彼女は瓦礫の中に居た。

謎の少女 > 分からない。
見覚えがないし、何故こんな場所に居るのかも分からない。
何故こんな格好をしているのかも、覚えていない。
それどころか。

「……私、誰?」

呆然として呟く。
分からない。自分は、誰なのだろう?

謎の少女 > 辺りを見回しても、誰もいない。
ゴロツキ一人居ない。

当然だろう、彼女はかつてこの落第街を焼き払おうとした女だ。
そんな女と同じ姿をしたモノに、おいそれと近づく人間はあまり居ないだろう。

少女はゆっくりと、瓦礫の中歩を進める。

「なんで……?」

ご案内:「スラム」に黒龍さんが現れました。
ご案内:「スラム」に八百万 頼さんが現れました。