2018/11/19 のログ
ご案内:「スラム」に遼河 桜さんが現れました。
遼河 桜 >  
「──ふふ、それじゃあ、また今度あそぼーね♡」

男数人と別れ、可愛らしく手を振る
お尻のほうにまわした手には、アルミの小さなケース

「…異能者クン達ってホントちょろいなー。しばらくお小遣い稼ぎには困りそうにないね♪」

振っていた手を下ろす
手にはいくらかの札束が握られている

遼河 桜 >  
「こんな得体の知れないクスリによくお金出すよねえ~。
 劣等感バカばっかなのかな、二級学生って」

クスクスと小悪魔的な笑みを浮かべながら、薄暗いスラムの路地を歩みだす

「またたっぷり仕入れてバカな異能者クン達にバラ撒いてあーげよっと」

ちょっと色をつけて売るだけで十分儲かる、安い商売である

遼河 桜 >  
単なる小遣い稼ぎ
そもそも依存性もないだろうこんなクスリにタカる
異能者が自分からしてみればオカシイ

「さーて儲けた小遣いで何買おっかなー」

スラムの夜の路地を、恐れもせず歩く

新しい服でもいいし、何かアクセサリーでもいい
たまには奢り以外で美味しいものを食べるのもいいかもしれない

ご案内:「スラム」にルギウスさんが現れました。
ルギウス > ふらりと道端にスポットがあたる。
つい先ほどまで視界に入っていなかった白い司祭服の男が一人。

「やぁ、儲かっていますか?」

にやにやとした笑みを貼り付けた男がそこにいた。

「お仕事ごくろうさまです。追加分は必要ですか?」

遼河 桜 >  
「ん…? あぁ…なんだ、おじさん。仰々しい登場の仕方するよねえ」

クスリと笑みを浮かべて、そちらを振り返る。長い髪がふわっと揺れた

「うーん、じゃあもらっておこっかな♪
 みんなこのクスリが欲しいみたいで、すごく飛びついてくるんだ」

ルギウス > 「登場が仰々しいのは性分ですからねぇ」

くつくつと笑い、袖から薬の入ったアタッシュケースを用意する。

「でしょうねぇ、迷える子羊の多いこと多いこと。
 いい商売になるでしょうねぇ。
 ……一部、風紀が嗅ぎまわってきているようですよ?」

中身が見えるように提示してから、蓋を再度閉じる。

「さて、仕入額はいつも通り。手持ちがないなら後からまとめて回収しますが?」

遼河 桜 >  
「ふふん、風紀委員も可愛い女の子がバイヤーやってるなんて思わないと思うよ?
 いざとなったら脅されてやらされてたとか言えばいいだけだし♡」

悪びれもなくそう笑ってアタッシュケースを受け取る
さすがにそこそこ重い
落第街を出たら足でも呼んで持たせよう、なんて思いつつ

「まとめてでいいならそっちのが楽だし、じゃあそうしといて♪」

ルギウス > 「女の子……ねぇ?」

意味ありげにどうだかと笑う。
脅されての下りは、どうでもいいようだ。

「まぁ、風紀ごときに私がどうこう出来るとも思いませんからねぇ。
 便利な売人が減るのがよろしくないだけですよ。
 貴方は非常に私のタイプですからねぇ、是非ともそのまま人生を謳歌していただきたいものです」

遼河 桜 >  
意味ありげな笑いにはくすりと小悪魔のような笑みと目線を返す

「いかにもなバイヤーじゃすぐに割れちゃいそうだしねー。
 私としてもすぐに捌けて効率いいブツだからいいけど♪
 …へー、タイプ?おじさんにタイプだなんて言われても嬉しくないなー」

貢いでくれるなら別だけど、と笑いながら続けて

ルギウス > 「尻尾切り用にいかにもさんは用意しているんですがね?」

まぁ、何やっても捕まるやつは捕まるんですが と笑う。

「ええ、効率的でしょう?
 我ながら、いい商品だと思いますよ。
 ああ、そうそう……その薬、異能がないと思われている方に使っても面白いかもしれませんよ?」

あと、お兄さんです と注釈を入れておく。

「おや、貢げばどこまで許していただけるんです?」

遼河 桜 >  
「全然?脅されてやってただけーって言って適当に誤魔化したらあとは逃げるしね。
 バレたらまぁ、その時はその時考えよっかな♪
 ……へぇー、まぁ自分でクスリなんか使う気はしないけど」

副作用もわからない薬なんて使う気もしない
こんなものを使う異能者はバカばかりだ、といいたげに北叟笑んだ

「さあね♡ お気持ち次第かな? クスクス…」

その場でくるっと回ってみせる
どこか危ない香りの漂う魔性の女の子…を演じて見せている

「でもそういう趣味ないでしょ?おじさん」

注釈は無視された

ルギウス > 「因果は巡るものです、精々頑張ってくださいねぇ。
 私が言うのもなんですが。」

くすくすと笑い。

「私の趣味は老若男女オールオッケーですのでイケますよ?
 まぁ貴方の方がそっちの気がないようですからね、無理強いはしませんよ」

ニタニタと見透かすように笑った後に。
指を鳴らす。
消えていくスポットライトに隠れるように。

「では、またいずれ。
 薬の無くなる頃にお会いしましょう」

ご案内:「スラム」からルギウスさんが去りました。
遼河 桜 >  
「はいはーい♪またねえ」

ぱたぱたと小さく手を振って消えていくおじさんを見送って

「いつ合っても不気味ー。
 ま、いっか。小遣い稼ぎに困らなくなったのはいいコトだし♪」

自分もまた、歩き慣れたスラムの街を足取り軽く歩き去っていった

ご案内:「スラム」から遼河 桜さんが去りました。