2018/11/19 のログ
ご案内:「スラム」に遼河 桜さんが現れました。
■遼河 桜 >
「──ふふ、それじゃあ、また今度あそぼーね♡」
男数人と別れ、可愛らしく手を振る
お尻のほうにまわした手には、アルミの小さなケース
「…異能者クン達ってホントちょろいなー。しばらくお小遣い稼ぎには困りそうにないね♪」
振っていた手を下ろす
手にはいくらかの札束が握られている
■遼河 桜 >
「こんな得体の知れないクスリによくお金出すよねえ~。
劣等感バカばっかなのかな、二級学生って」
クスクスと小悪魔的な笑みを浮かべながら、薄暗いスラムの路地を歩みだす
「またたっぷり仕入れてバカな異能者クン達にバラ撒いてあーげよっと」
ちょっと色をつけて売るだけで十分儲かる、安い商売である
■遼河 桜 >
単なる小遣い稼ぎ
そもそも依存性もないだろうこんなクスリにタカる
異能者が自分からしてみればオカシイ
「さーて儲けた小遣いで何買おっかなー」
スラムの夜の路地を、恐れもせず歩く
新しい服でもいいし、何かアクセサリーでもいい
たまには奢り以外で美味しいものを食べるのもいいかもしれない
ご案内:「スラム」にルギウスさんが現れました。
■ルギウス > ふらりと道端にスポットがあたる。
つい先ほどまで視界に入っていなかった白い司祭服の男が一人。
「やぁ、儲かっていますか?」
にやにやとした笑みを貼り付けた男がそこにいた。
「お仕事ごくろうさまです。追加分は必要ですか?」
■遼河 桜 >
「ん…? あぁ…なんだ、おじさん。仰々しい登場の仕方するよねえ」
クスリと笑みを浮かべて、そちらを振り返る。長い髪がふわっと揺れた
「うーん、じゃあもらっておこっかな♪
みんなこのクスリが欲しいみたいで、すごく飛びついてくるんだ」
■ルギウス > 「登場が仰々しいのは性分ですからねぇ」
くつくつと笑い、袖から薬の入ったアタッシュケースを用意する。
「でしょうねぇ、迷える子羊の多いこと多いこと。
いい商売になるでしょうねぇ。
……一部、風紀が嗅ぎまわってきているようですよ?」
中身が見えるように提示してから、蓋を再度閉じる。
「さて、仕入額はいつも通り。手持ちがないなら後からまとめて回収しますが?」
■遼河 桜 >
「ふふん、風紀委員も可愛い女の子がバイヤーやってるなんて思わないと思うよ?
いざとなったら脅されてやらされてたとか言えばいいだけだし♡」
悪びれもなくそう笑ってアタッシュケースを受け取る
さすがにそこそこ重い
落第街を出たら足でも呼んで持たせよう、なんて思いつつ
「まとめてでいいならそっちのが楽だし、じゃあそうしといて♪」
■ルギウス > 「女の子……ねぇ?」
意味ありげにどうだかと笑う。
脅されての下りは、どうでもいいようだ。
「まぁ、風紀ごときに私がどうこう出来るとも思いませんからねぇ。
便利な売人が減るのがよろしくないだけですよ。
貴方は非常に私のタイプですからねぇ、是非ともそのまま人生を謳歌していただきたいものです」
■遼河 桜 >
意味ありげな笑いにはくすりと小悪魔のような笑みと目線を返す
「いかにもなバイヤーじゃすぐに割れちゃいそうだしねー。
私としてもすぐに捌けて効率いいブツだからいいけど♪
…へー、タイプ?おじさんにタイプだなんて言われても嬉しくないなー」
貢いでくれるなら別だけど、と笑いながら続けて
■ルギウス > 「尻尾切り用にいかにもさんは用意しているんですがね?」
まぁ、何やっても捕まるやつは捕まるんですが と笑う。
「ええ、効率的でしょう?
我ながら、いい商品だと思いますよ。
ああ、そうそう……その薬、異能がないと思われている方に使っても面白いかもしれませんよ?」
あと、お兄さんです と注釈を入れておく。
「おや、貢げばどこまで許していただけるんです?」
■遼河 桜 >
「全然?脅されてやってただけーって言って適当に誤魔化したらあとは逃げるしね。
バレたらまぁ、その時はその時考えよっかな♪
……へぇー、まぁ自分でクスリなんか使う気はしないけど」
副作用もわからない薬なんて使う気もしない
こんなものを使う異能者はバカばかりだ、といいたげに北叟笑んだ
「さあね♡ お気持ち次第かな? クスクス…」
その場でくるっと回ってみせる
どこか危ない香りの漂う魔性の女の子…を演じて見せている
「でもそういう趣味ないでしょ?おじさん」
注釈は無視された
■ルギウス > 「因果は巡るものです、精々頑張ってくださいねぇ。
私が言うのもなんですが。」
くすくすと笑い。
「私の趣味は老若男女オールオッケーですのでイケますよ?
まぁ貴方の方がそっちの気がないようですからね、無理強いはしませんよ」
ニタニタと見透かすように笑った後に。
指を鳴らす。
消えていくスポットライトに隠れるように。
「では、またいずれ。
薬の無くなる頃にお会いしましょう」
ご案内:「スラム」からルギウスさんが去りました。
■遼河 桜 >
「はいはーい♪またねえ」
ぱたぱたと小さく手を振って消えていくおじさんを見送って
「いつ合っても不気味ー。
ま、いっか。小遣い稼ぎに困らなくなったのはいいコトだし♪」
自分もまた、歩き慣れたスラムの街を足取り軽く歩き去っていった
ご案内:「スラム」から遼河 桜さんが去りました。