2016/09/20 のログ
獅南蒼二 > 彼にはきっと,その喜びの理由は理解できないだろう。

それは,彼が抱いていたもう一つの理想。

誰にも語ったことのない,獅南蒼二らしからぬ,
しかし他の何よりも彼らしい,理想。

あまりにも子供じみていて,あまりにも単純で,
彼自身もそれを理解できていなかった理想。

獅南はただ,魔術師として,己の努力と研鑽によって何かを成し遂げて,認められたかった。

ご案内:「魔術学部棟第三研究室」から獅南蒼二さんが去りました。