2015/06/18 のログ
ご案内:「第一演習場」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > ──たまには、異能の方も使わないと。制御する力落ちてるかもしれないし。

(と、言うわけで演習場にやって来たのは赤髪の少年。
 すでにフィールドの設定は完了しており、グラウンドは市街地を模した地形になっている。)

おぉー。流石、研究所よりも段違いの設備だわ。

(精巧な再現度に感嘆の声を漏らした。)

東雲七生 > ……んー。

(ここまで準備しておいて言うのもどうかと思うが、やっぱり異能を使うのは抵抗があった。
 そもそも何処からか血を出さなきゃいけない。
 それはつまり、傷つかないと碌に扱えないということだった。)

痛ぇの嫌だなー……

(ぶつぶつ不満を垂らしながら模擬市街地を歩く。
 市街地と言っても広さは元のグラウンドとさほど変わらず、大通りに雑居ビル群、それに併せて縦横に路地が走っているだけのシンプルなものだ。)

東雲七生 > (大通りに停められた車まで再現されていることに驚きながら、雑居ビルに挟まれた路地に入る。
 ビルの高さはおおよそ5~6mと言ったところか。大体3階くらいの高さの辺りでぷっつり切れている。
 他のビルも同様に、綺麗に同じ高さに揃えられていた。)

……ま、とりあえず最初は肩慣らし程度にだな。

(準備運動。 そう呟いた直後、少年の姿は弾かれた様に走り出した。
 幅2mほどの見通しの悪い路地を、短距離走とほぼ同等のペースで走る。)