2015/07/05 のログ
ご案内:「第一演習場」にエルピスさんが現れました。
エルピス >  
「――よっと!」

 演習場に設置された障害物を乗り越え、着地する少女。
 気分転換を兼ねて実技試験に向けての演習を行っていたのだろう。
 セットされたコースを走破し終えれば、タイム――要した時間を確認した。

「時間は――うぅん、このくらいかぁ。
 この前よりはちょっと落ちてるけど、全体的に安定はして来ているから悪くないのかな。」

ご案内:「第一演習場」に楓森焔さんが現れました。
ご案内:「第一演習場」に蒼穹さんが現れました。
楓森焔 >  がらん、ごろん。と異質な音が響く。軽やかな、重々しい足音。
相反する性質を持つそれは、いわゆる鉄下駄の足音であった。
「んー、たまにはこっちで練習してみるかな」
 使い古された白い道着。鉄下駄。赤い鉢巻。
ステレオタイプな、まるでゲームから飛び出したかのような出で立ちの少女。
それが颯爽と、鉄下駄を鳴らしながら演習場に踏み込んだ。

エルピス > (なんだろう、この音?)

 物珍しい鉄下駄の音に気付けば、振り向く。
 視線を移してみればさながらゲームや漫画で良く見るようなステレオタイプの格闘少女の格好をした少女が見える。
 俺、の一文のインパクトも強い。

「武闘家さん……かなぁ……」

 思わず、ぽつりと呟いた。

蒼穹 > (ふらり、今日も今日とて野次馬日和。そんな訳で演習場に遊びにやってきたわけだが…。)
(どうにかこうにか、テスト期間であるのか、試験対策めいた演習を多く見かける。)

(公安委員会の者でもああやって演習を付けるのか、と、ふと目に映った、たった今演習が終わった感じの少女をちらり。あまり結果は思わしくなかったようだ。)

…わわ。
(もう一人、明らかに存在感がある音量の靴音を立てる少女に目が行く。)

え…。あの人…格闘家?
(どこからどうみても、何かの修行とかしてそうに違いのない格好。丁度、彼女の後ろ位から、己もにこちらに踏み入るタイミングになるだろうか。それにしても大きな音であること。一歩踏むたび鉄の音。それでも、あの足取りは…結構腕が立つ格闘家なのだろう。恐らく。)

エルピス > 「……? ぁ、えっと、こんばんわ。」

 ちらりと蒼穹の視線を受ければふと、目が合う。
 そのまま黙って視線を外すのもなんだったので、アイサツの言葉を掛ける。

楓森焔 > 「おー、いい感じ。今のこりゃ障害物競争って感じ?」
 走る、飛ぶということに関しては特に得意だ。
彼女の扱う"流派・俺流"にとってはむしろ専門分野といってもいい。
 そういえば、実習試験のうちにそんな課題があったような――と思い出す。
「なあなあ、ここ使っていいかー?」
 言いながら手を振ってそちらに近づいていく。
どうやら背後からやってくる人物に対しては気を払っていなかったようだ。

蒼穹 > …あ、やっほ、こんばんは。
(声をかけられた。それだけで何となく嬉しいのはまぁ言うまでもない。機嫌よさげに人懐っこい笑みを浮かべて手を振って応じる。)
御疲れ様。ん、試験の対策だったかな?
(続けて何となく、先程の障害物避けの走りについて言及。)

エルピス > 「あ、うん。そうだよ、えっと、こんばんわ。
 『災害救助や危険領域踏破において想定される環境』いかに上手に突破出来るか、
 って演習なんだけど……やってみる? でも、危ないから気をつけてね。」

 常世学園総合走破演習『そうそうえん』
 総合的な環境突破演習。実戦演習の一環である。
 指定された領域及び各関門の突破により点数が付与され、成績へと反映される。
 大分過酷な難易度らしく『地獄走破』と呼ばれる事もあるとか、ないとか。
 演習なので一応の配慮こそされているが――手練なら調度良い刺激やりごたえのある難易度か。

「うん、『そうそうえん』って実習試験があってね、それの練習。
 クリアは出来るんだけど……」

 人懐っこい笑みを見れば警戒する様子もなく、無防備な笑みを返すだろう。

楓森焔 > 「おーっす! こんばんは! 災害救助やー……えーっと、なんだって?」
 首をひねって聞き返しつつも、すぐさま、答える前に、
「いや、結構やりごたえありそうだしやってみるかな」
 歯を見せるようにして笑う。
拳と手のひらを打ち合わせるようにして音を鳴らすと、ひとまず鉄下駄を脱いだ。
 そこでようやく、エルピスの言葉で後ろに気付き、
「お。大繁盛だな」
 と、軽く手を振った。
 邪魔にならなそうな場所に鉄下駄を置きに行く。

蒼穹 > ふーん…そういう試験を受けるのは…公安委員だからかな?
『災害救助や危険領域踏破において想定される環境』ね…成程、通りで障害物競争なわけだ。
そう…「クリアは出来るんだけど」…どうかしたのかな?
(きょとんとした表情。尚、この試験の存在の知識についてはあやふやである。)

やっほー、こんばんは。
大繁盛っていうかなんていうか。キミも演習?
(上げたままの手を向き替えて、格闘家めいた様相の彼女に振りながら挨拶を遣る。)

(尚、こんなことばっかり聞いてる己は野次馬のつもりである。)

エルピス >  
「あっうん。いってらっしゃいっ。
 上から障害物落ちてきたり、触れると即失格になる棘――
 ――と言っても演習うだから失格もなにもないけど……色々あるから、気をつけてね。」

 にぱっと無邪気に微笑み、楓森を見送るだろう。
 演習のコースは色々ありそう。ご自由に設定ください。

「うん。それもあるかも。障害は何も人だけじゃないからね。
 クリアは出来るけど……あはは、もうちょっとタイムを縮めたくてねー……
 安定はしてきたから、後は時間を詰めるだけなんだけど。」

 ちょっと恥ずかしそうに笑ってみせつつ。
 現状でも良いタイムはたたき出しているものの、満足はしていないらしい。

楓森焔 > 「演習っていうか鍛錬かな。試験のヤマぁ超えたし」
 鉄下駄を演習場の端に寄せると、軽くストレッチ。
柔らかく、しなやかに身体を伸ばして息を吐く。
 エルピスの解説を聞きながら、
「そのトゲはちょっとめんどくさそうだなー。まあなんとかなるか」
 ため息混じりというわけでもないが、その息に少しだけ物憂げな色が混じった。
 ストレッチが終われば、両腿をばしりと叩いて。
「いっちょやってみるか!」
 所定の位置について、構える。楓のスタイルは裸足。ちらりと覗く足の裏は、相応に厚くなっている。

蒼穹 > あ、何だ、行くんだ。いってらっしゃい。
(と、同じく彼女を見送る。触れると即失格になる棘って、まるで何処かの2Dアクションゲームに似ている気がする…というのはさておいて。)

ああ、そういう事。…大変そうだね、何にしても。
ああいうのはさ、転移魔法とか使って良いならかなり楽になりそうだけどなぁ。
(ぼんやりと、楓森が向かっただろうその先の障害物の山々を眺めて一言。)
因みに、目標まであとどれくらいな感じ?
クリアが安定してるだけでも大したものだと思うけど。

蒼穹 > …ああ、そういえば、まだ試験だったね。
もうすぐ終わるんだねー…試験期間。
(試験期間が終わるという事は、学校が早く終わる期間が終わることも意味するので、自由奔放を心がける己としては、少しだけ名残惜しかった。)

エルピス > 「あはは、置いてある位置がちょっと嫌らしいんだよねー……」

 時間を縮めようと欲を見せると刺さりやすい位置においてあったっけ。
 そう思いながら物憂げな楓森の様子を見れば、苦笑して。

 いずれにせよ、所定の位置に付いた楓森を見る。

(あ、やっぱり鍛えてるのがわかりやすいかも。足の裏も太いや……)


「そうだね。飛行も転移も良いんだけど、所定のコースやポイントを上手く切り抜けないと点数にならない――
 ――と言うより実際だと評価が厳しくなっちゃうんだよね。確かに楽だしクリア<環境を突破>出来るから技術としては問題ないんだけど、
 万能なスキルは対応力の面での評価がし辛いからそうなっちゃうみたい。キミもやってみる?」

 そう、にこりと微笑んだまま、やはり無防備にやじうまの少女に尋ねてみる。
 尚、ゲームとまでは行かずともアクション要素を強く求める試験である事は確からしく、
 触れると失格になる棘も含めて、あながち2Dアクションゲームみたいと評するのも間違っていないのかもしれない。

「目標までは……後20秒ぐらいかなあ。」

楓森焔 >  大きく息を吸って、構える。
待機の姿勢は走りに適しているわけでも、殴るに適しているわけでもない。
 腰を落とし、前傾姿勢に。演習場のアナウンスがカウントダウンを始める。
 5、4、3、
 息を吐く。ざり、と焔の足が砂をこする。
 2、1、0!
「うおおおッ!」
 気合を入れる発破の声と共に少女が走りだす。
速い。出鱈目な、理にかなわぬはずの疾走。
風を受け道着が靡く。それでいてなお、疾い。
 力を込めて走る様は、全力疾走というような雰囲気を醸し出している。
果たしてこれで最後まで持つのか――。
 演習場のコースが切り替わる。
 焔の眼前には水上プール50m。その後は瓦礫を模したオブジェクト群が延々と続いている。
「これくらいなら!」
 だん、と踏み込んだ。潜らず、泳がず、ただ足を水面へと叩きつける。
足の裏が水面を"捉え"、不条理な疾走を開始する。
陸上より、やや速度は落ちるものの一向に沈む様子はない。
 不条理だ。理屈に合っていない。誰しもがそう思うだろうその走りは、何故か不思議と、道理に沿って行なっているようにも見えるだろう。

蒼穹 > …っていうか、あれ大丈夫…だよね、うん。
(はだしの足裏で針だの棘だの踏んだら痛そうだが、相応に鍛えられているのが見える。思わず自己完結。)

ふむふむ…。成程。飛んでいけば棘も避けられるし、転移すれば壁だって抜けられちゃうからね。
ああ、そういう事か。何か評価色々厳しそうだね。対応力にも得点が見られるのかー…。
…ううん、体温めるのには丁度良さそうかな。でもさ…触れると即失格って厳しいよねそれ。
まぁいっか、とりあえず、少しやってみるのも面白そうかも。
もう少し野次馬してから、ちょっとやってみよっかな?
(軽く準備運動に屈伸を少しだけすれば、すぐに元通りの姿勢に。幸い毎度動きやすい格好。)
(多少とものアクションであれば、まぁまぁいけるだろうか。転移がマイナス点と言うのは厳しいが。)
…そう、20秒か…結構高いのかな、目標。
因みに、どの辺の障害が苦手なの?何か、どれもこれも険しそうだけども…。

蒼穹 > …でさぁ、私は思うんだけど。
(演習を始めた彼女の速さ。見た頃には既にプールのエリアであった。それを指差して、エルピスの方にさらに話題を振る。)

あれってさ、どうみても異能か魔法だよね。…良いの?あれ。
(水はまるで氷となり、その流動体として、流すことを能わざる。それが道理というのであれば、まるで魔法か異能か。…或いは、驚異的な筋肉か。否、筋肉のなせる業とないとしても…拳や剣で衝撃波を放ったりする、常人には無理でも一定の力を持ったなら道理として行使し、自信のものにできる、そんな超常現象に似ている、気がした。事実はどうか知らないが。)
(だが、格闘家だなぁ…とは思える振る舞いであるには違いない。)

エルピス > (デタラメなのに――理に適っている?)

 楓森の歩法を見れば、デタラメな水上走行を見れば、そう評する。
 ――"まるで彼女が法則の先駆けとなる"。そんな風にも見えた。

「ん、そうだね。上から障害物がやたらめったら落ちてくる所があるんだけど、
 そこで手間を取られちゃう感じなんだ。オブジェクト自体は例え当たっても問題ないとしても、当たるだけでも評価が下がっちゃうからね。
 上手く避けて突破しようとすると、どうしてもタイムが落ちちゃって。少しの被弾は覚悟しても最短距離を行った方がいいのかなあ……」

 楓森の動きに話題が移れば――

「うん。ちょっと不思議な動きだけど異能の使用とかも問題無いはずだよ。
 ここは小手調べなのもあって、飛んでも水の上を走っても評価には影響しないみたい。」

楓森焔 > 「次ッ!」
 50m。あっさりと水上を駆け抜けると、飛び込むように瓦礫エリアへ着地する。
 水の上に比べれば、瓦礫の上など物の数ではない。
物の数ではないが――。音が響く。頭上からいくつものオブジェクトが"転移"によって現れる。
 ビルの崩落をイメージしているのか、幾つもの瓦礫が焔の進路に落下する。
「なんとぉっっ!!」
 飛び上がった。空中の瓦礫であっても、まるでそれが踏み台であるかのように踏み込んでいく。
 早回しのムササビめいたジグザグで、飛ぶように瓦礫の間を駆け抜けていく。
 あっという間に瓦礫エリアを抜けていき、
 最後。進路を塞ごうと落ちる巨大な瓦礫を、
「でぇりゃぁあッ!」
 かかと落としで下に叩き落とす。その反動をも利用して、急激に加速していった。

蒼穹 > ふむふむ…。落ちてくる物にもよるかな。
評価が下がるなら中々考え物だけど、全部避けた上で突破が一番望ましいよね。
…あれかい?
(丁度、楓森が踏み入った瓦礫が降ってくるエリアが見えた。成程、ああいう感じかな、とタイミングよく話をそう続けて。)

んー、成程ね。じゃあ、飛行してすっ飛ばしても転移しても問題ない訳だ。
…ややこしそうだねー、この試験。
(あはは、と少しばかり困った様相だった。実際評点もややこしそうである。)

エルピス > 「踵落しをブーストにっ……」

 踵ブーストとでも名付けるべきか。
 ムササビめいた機動や、踵落しの要領で蹴り落としながら加速する様は、
 無茶苦茶だが不思議と理に叶ってる。いや、叶ってるけどなんか凄い。
 極まった能力者の動きを見ているような、あるいはゲームのスーパープレイを見ている様な、そんな印象を受ける。
 
「あ、うん。アレかも。
 でも、凄いなぁ。よけながらも上手く捌いてしばいているし……
 あはは、突破するだけなら言う程難しくもないんだけどね。評価気にするとややこしいから、最初は気にしないのがいいのかも。」

楓森焔 > 「どわったぁー!」
 微妙に空中でバランスを崩しながら着地する。高高度からの着地は、まるで滑りこむような形だ。
スライディング、からのでんぐりがえし、からの飛び上がり。
 地面と平行に"飛び上がり"ながらなおも疾走する。
 次に現れたのは――狭い一本道。両端には"触れてはいけないトゲ"が敷き詰められている。
 空中で、まるで振り子のように鉄球が揺れている。
なるほど、鉄球に当たればこの一本道からはじき出される寸法だ。
 タイミングはバラバラで、駆け抜ける速度もタイミングも難しい。
 最速で抜ける、という行為が難しそうな障害物である。

蒼穹 > 上手いねー…あの子。
伊達に格闘やってないって、そんな感じがするねー。
(あれを全部格闘で片づけるのも何だが。)

…お、アクションゲームの醍醐味が来たね。
(触れると独特の効果音が聞こえてきそうな棘エリア。そして、振り子の如く触れる鉄球。まるで何かのボスの御城を彷彿させる。)

そだね…気楽にやるのが一番かも。
結局、ズルいことをせずに早く突破すれば高得点って感じでしょ?
ま、エンターテイメントとしてやってみるのも面白そうかも。後でちょこっとだけやってみようかな。
…あ、そうそう、今更だけど、御名前聞いても良いかな?私は蒼穹《ソラ》っていうんだけどね。
(くる、と野次馬見学から振り返って、自己紹介をした後に相手に視線と手の先を向けて、問を遣った。)

エルピス >  
「ここも大変なんだよねー……
 ……がんばってーっ!」

 バランスを崩しながらも着地し、疾走、そしてトゲと振り子に相対する楓森を見て、思わず声援を送ったり。
 

「そんな感じだね。うん。後で軽く回ってみるだけでもいいかも。
 あっ、そういえば自己紹介がまだだったね……ソラって言うんだ。憶えたよ。
 ボクは――……エルピスって名乗ってるよ。よろしくね、ソラちゃん。」

 にこっと微笑んで、右手を差し出す。握手を求めている。

楓森焔 >  聞こえたのは応援だ。ぐっと親指を立てて声援に応えながら前を見る。
 選択したのは最速で走り抜けること。
シンプルだ。悩んでいる時間がもったいない。
 我武者羅に、時に限界を超えて加速し、時に転がるように。ギリギリで障害物を避けて行く。
 ――しかし。
 その途中。振り子の一つが、バランスを崩した焔に直撃する。
「げっ」
 空中に放り出される焔。真下には即死のトゲ。
 これを、どうするか。

蒼穹 > 試験の単位とかも貰えそうだしね。…ああ、もうすぐ試験も終わりなんだけどさ。
…ん、エルピスって呼ばせてもらおうかな。私は好きに呼んでねっ!
ソラちゃんって呼んでくれるなら、それで良いよ。因みに私一年だよ、少なくとも、呼称が先輩になることはなさそうかな。
(「名乗ってる」?という表現には少しだけ疑問を覚えたが、別に今触れることでもないだろうし。うん、と彼女の見せる手に頷きを見せて、己も右手を差し出せば快く握手に応じ、緩く上下に揺らすことだろう。)

…あ。
(ここに来て、彼女はミスったらしい。落下運動寸前な彼女が視界の端に。)

エルピス > 「うん、よろしくね。ソラちゃ――ああっ!」

 振り子が当たり、空中に放り出される楓森の姿が見えた。
 思わず声をあげ、心配そうな面持ちで行く末を眺めるか。
 

楓森焔 >  懐からハンカチを一枚、宙に放り投げた。
要は、足場さえあればいいのだ。
"空中を走ることはできる"が、あれは消耗が大きすぎる。
いつものように。空を舞うハンカチを焔の足が捉えた。
「い、ぃよいしょぉーッ!」
 流石に崩れた姿勢から踏み込むのは馬力が要る。
一際大きく声を上げて叩き込まれた足が、焔を一本道へと復帰させる。
 そのまま振り子にへばりつくように着地、それを蹴りあげ――一本道を突破した。
「あ、あっぶねえー! 今のはやばかったあー!」
 頭を抱えながらも走ることはやめない。次の障害物に、垂直の壁が見えた。
 しかし、それは頭を抱えたままぐんぐんと駆け上がっていく。やや上向きに沿りかえったそれだが、安定した足場があるというだけで焔にとっては「少し疲れる道」でしかないのかもしれない。

蒼穹 > …あ、あー…。…あれもアリなのかなぁ?
(彼女の手を握ったまま、一難去った事態について問う。見た感じ、あれも何だかんだで飛行の亜種のように見える。)
(何だかんだで棘に当たる道を踏破して、無事に済んだのだからよかったのだろうか。)

エルピス > 「ハンカチ――っ」

 それを足場に出来るのは間違いなく異能だろう。
 理に適っているの感覚では覆い隠せない異常性を映し出す。

 其れはその後の「垂直に壁を駆け上る」が普通に見えるほどだ。

「……あ、有りだと思うけど。多分、彼女の異能か体質だよね。
 ここまで来ると、凄いかも……」

楓森焔 >  今度はオーバーハングを駆け下りて、鮮やかに着地。続いて広がったのは広大な砂漠。
 流砂地帯でもあるのか、と思いきやアナウンスが流れてくる。
【災害救助演習です。この砂漠の中にパンが一つ埋まっていますので、それを探しだしてください】
「な、なにーッ!?」
 先ほどのプールよりも範囲の砂漠。まさか砂漠パン食い競走とでもいうべき種目が用意されているとは思わなかった。
「や、やるぞ、やるぞーッ!」
 そう言って、目を閉じて足を地面へ叩きつける。
大きな衝撃が砂へと叩きつけられる、が――。
「…………だめだ!」
 砂は上へ吹き上がるだけ。本来ならばこの振動によって、あたかもソナーのように相手の位置を察知する技術なのだが――。
 砂に勢いを殺され、振動が帰ってこない。

蒼穹 > つくづく思うけど…この学園ってのは本当偏屈なもんだよね。
何が起こるか分かんないっていうのがそれ。
…まぁ、異能っていうのは…そう言うものなのかな、ま…筋肉でビル切り落とす輩もいるんだし。
不思議でないと言えば不思議でないのかも。
それにしたって、大分凄い部類なのかなあ…あれは。
(先刻の行動を振替りつつも、半ば呟く様な感じでぼんやりとその超常的な行動を見るばかり。)

…あんなのもあるんだね。これ。
(災害に対応といっても、かなりオールマイティにいろんなことが出来ないとダメらしい。)
(砂からパンを掘り起こすの、自分がやったら無理な気がしてきた。壊す者たる己にとって、そもそも救援することなど不向きに違いないのだが。)

エルピス > 「あっ、あれは砂漠パン食い――!」

 あの関門には手を焼いた。
 いかに効率的に・且つパンを傷つけずに探し出せるかは中々の至難。
 慣れるまでは見えない何かを救い出す事の難しさを痛感する関門であった、と思い返す。

 尚、パンの種類は毎回違うものの購買のパンなので、基本美味しい。基本。

「うん。本当、あらゆる状況が想定されているからね。
 自分の出来る事を否応なしに見つめなおす事になっちゃうかも。」

蒼穹 > だからといっても、あれは無いと思うけどなぁ…。
時間かかりそうだよね。どうやって効率よく探すか…。
探知魔法か、異能か…嗅覚とかもあるのかな。
下手に砂を避けたらパンも砕けそうだしね。
(何かしらの難問を解く様な表情になるのだった。)

エルピス > 「そうかなぁ……パン、美味しいよ?」

 きょとん、と、ずれた方向に答えを返しつつ、小首をかしげた。

楓森焔 > 「威力を調整。……打ち方を変えてパンを崩さないように……できるか?」
 ぶつぶつと呟きながら。俺にならできる、俺にならできる、と意識を統一。
腰を落として、曲げた左腕を視線の高さに水平に。右腕は腰につけるようにして足を広げた。
 武術を知るものならば、その立ち方がややお粗末に思えるかもしれない。
 だが。
「――――!」
 大ぶりに、左手を振り下げ、右腕が大きく山なりの軌道を描いて繰り出される。
その拳は、快音を立てて、まるで全体重の乗っているかのような勢いで前方へと突き出された。
 拳は突風を纏い、暴風へと変じ、砲弾のように風が突き抜けていく。
「こ、こでぇっ!」
 つきだした腕を捻り、そのままもう一歩踏み込んで今度はその拳を振り上げた。
 上から叩きつけられるような風と、下から吹き上げるような風。それぞれが噛合い、砂をまるでモーセの大海のごとく押し流していく。
 圧は大きいものの、吹き飛ばされた砂は柔らかく上に巻き上げられてゆっくりと落下してくる。
 その中に、一つだけパンを見出し、
「そこだッ!」
 と、飛び込んだ。つかもうとした瞬間包装ビニールが消え去り、焔の口の中にシュートされる。
「ピザパン!」
 ピザパンだった。

蒼穹 > …確かに美味しそうだね。
あ、後で一緒に購買行く?
(一悶着あった後に見えたピザパン。確かに美味しそうだ。そんな訳で、ずれた方向へと伸びた会話のベクトルは、更なる脱線を巻き込みつつ、新たなる御誘いへと昇華した。それにしても、…力加減とか大変そうな調整の業であるなぁ、と少しばかり羨ましく見えた。)

エルピス > 「おぉー……」

 腕を奮い砂を押しのけた楓森を見て、感嘆の息を漏らす。
 自分もだいたい似たような方法で突破してるな、と思い返しつつ。

「うぅん。今日この後は真っ直ぐ寝るかも。明日のお昼の楽しみかなあ……
 そういえば、ソラちゃんってどんな力があるの?」

 ふぁ、と小さな欠伸を噛みしめる。

楓森焔 >  パンを咀嚼しながら走ると、ようやくゴールテープが踊っているのが目に映る。
最後には、いくつかの火の輪が山なりに配置されていた。
 要するに触れぬようにくぐっていけと。
「これでっ、ラストォーッ!」
 飛び込む。飛び込む。飛び込む。
 一直線に、受け身を気にせずロケットのように踏み込んで、火の輪をくぐり抜け。転がるようにしてゴールテープを切った。

 結果は……

(1~3:コース平均以下
(4~6:コース平均前後
(7~9:コース平均超え
(10:コースレコード塗替え
[1d10→6=6]
楓森焔 >  ――コースの平均を上回る程度。
結果としては中の上。吹き飛ばされた際の失点が響いたようだ。
速度に関しても、高速移動を得意とする者達には一歩譲るか。
「はー! 神経使ったー!」
 そのままゴールの前で大の字に寝っ転がった。

蒼穹 > そっかー。それは残念だなぁ。是非是非親睦を深めにお食事を…とか思ったけども。
私?…んんー…そだね、どんな力っていうと…なんていうか…こう、壊す力、かな?
(少々考えたのか、躊躇したのか、答えに困った様な感じで応えつつ。)
逆に、エルピスはどんな能力とか持ってるのさ?

そういえば、もう大分暗いかな。
(今、どれくらいの時間であろうか、欠伸する彼女から目を離し、窓外を見遣れば、そとは既に真っ暗なのかもしれない。)

お疲れー。大体平均よりちょっと上って感じかな…中々見ものだったよ。
こう言う人が居るから野次馬って楽しいんだよねーっ。
にしてもまぁ、…最後は大分と豪快だったね。
(帰ってくるなり地に背を預けたその彼女に、目を移した。)

エルピス >  
「壊す力……イマイチピンと来ないけど、凄そうな感じはするかも。
 あ、今度模擬戦でもしてみる?」

 きょとん、と小首をかしげながら訊ねる。

「ボクは……ボクが持っている異能は教えてくれなかったけど、
 とりあえずこの身体はサイボーグ、フルボーグの類だから色々出来るよ。
 その変わりに、女の子になっちゃったんだけどね。」

 うん、と頷いてみせる。
 なびく長い髪や女性らしい体つきからはあまりそうは見えないかもしれないが、
 良く見ると髪の毛に混ざったプラグや首などに存在するUSBらしき端子口など、其れらしきものも見えるかもしれない。


「おぉー……」

 そして、ゴールした楓森を見る。
 初めてで平均を上回るスコアをたたき出している。
 数度もやれば、記録を塗り替えられるのではと思う程だ。
 あの振り子の被弾が響いたのかな、と思いつつ。

「お疲れ様。えっと……」

 そういえば名前を聞いていなかったな、と思い返す。
 なんと呼ぶべきか、言葉に詰まる。

楓森焔 > 「あああーー。疲れた。まだ走れるけど、やっぱ神経使うな、これ」
 体力的というよりは精神的消耗が激しいらしい。
走れるには走れるが、糖分的なものが足りない。
「へへ。まー、こんな感じで。全方位必殺型格闘術、開祖に師範。楓森焔。現在門下生募集中。よろしくー」
 見得を切るほどの余裕もなく、ただ二人に向かってブイサインをつきだした。

蒼穹 > そう、壊す力。まぁ…色々凄いかもしれないね。あんまり見慣れないだろうし。
…おっ、模擬戦やる?!
良いね良いね。そう来てくれると私としても凄い嬉しいや。是非是非遊んでほしいなぁ。
っていうか、ここ演習場だけど、どうどう!?今やる?!いつやる?!
(目が輝く。そして食い付く。その奥底にあるのは、闘争本能というか、戦闘狂というか。)

…はい?教えてくれなかった、っていうのは。
ああ、成程。そう…エルピス、人間じゃなかったんだ。ん?…フルボーグって何さ。
…んで、女の子でもなかったんだ。…いやぁ、びっくり。
でも、ってことはさ、前は人間だったのかな?
(興味津々といった表情であちこち眺めてみる。時折聞こえる聞いたこともないような言葉には首を傾げたりするも、終始その少女としか言いようのない、その体を眺めることに執心。ところで、彼女のそのサイボーグ、という金属の体の中に、命や感情と言うものはあるのか、否か…。)

あ、やっぱり格闘家か何かだったのか。それも師範代の。
んーと、ホムラとでも呼ばせてもらおうかな。蒼穹《ソラ》だよ。よろしく。
…あれ?格闘術って超常現象起こす術だっけ。
(とりあえず、自己紹介を返しながら…彼女の言ったその言葉に首を傾げる。大分お疲れの様だが…無理もないか、何だかんだで鉄球にぶつかったり色々無理っぽい事してたんだし。)

エルピス > 「うん。状況に対応するって大変だからね。頭空っぽにする訳にはいかないから……
 うんっ、ほむらちゃんだね。憶えたよ。ボクはエルピスって名乗ってるんだ。よろしくね。……えっと、立てる?」

 宣伝を聞けばくすりと笑いながら、寝っ転がった楓森に手を伸ばす
「あははっ。でも今日は遅いから、次に逢った時ね。
 ボクも色々と頑張らなきゃいけないし……みんな強いから、もっと頑張らなきゃ。
 
 ……うん、元々は人間の男の子だよ。ちゃんと思考も心もあるけど、機械の、女の子の身体になっちゃったんだ。」

 何処か"女の子"のワードに恥ずかしそうに顔を赤らめつつ、そう答えるだろう。

蒼穹 > そう、それは残念。今度会ったら是非遊んでほしいね。
…なんだろう。その、色々複雑な事情がありそうだね…。
しっかしまぁ…男の子から女の子っていうのはさぁ、うん…何か、アレだよね?
…うん、うん。…そうだよね。…ううん。
(朱色が差した、大方機会とは思えない様な表情には確かに思考も感情もあるんだろうな、と思いながらも、目を伏せて神妙に頷くほかなかった。)

楓森焔 > 「お、さんきゅー」
 手は、思ったより柔らかい感触が返ってくるだろう。
エルピスの手を頼りにそのまま立ち上がって大きく息を吐いた。
気疲れである。
「フゥー。蒼穹に、エルピスだな。よろしく。あと、師範代じゃなくて師範。創始者、イズ、俺。異能に間違えられるけど、これはちゃんとした技術だぜ。ちゃんと教えれば他の奴らだって実践できる」
 と、相手の疑問には苦笑を浮かべながら解説した。
 少し疲れているようで声に勢いはなかったが、
「えっ、男!? で、機械!? で、女ァ!?」
 横から聞こえたワードでめっちゃ驚いた。
 はあー、そういうのも居るんだな、とか改めてエルピスを眺めてしまう。

エルピス > 「んっ……砂もちょっと払うね。」

 ついでと言わんばかりにぽふ、ぽふ、と、軽く背中や身体の砂も払うだろう。
 これでよし、とも小さく頷いたりしつつ。

「アレっていうのはよくわからないけど、う、うん、そんな感じ……
 ………あ、あんまりまじまじ見つめられると恥ずかしいかも……」

 意識してしまうと恥じらってしまうのか、もじもじと照れた様子を見せる。

蒼穹 > んん…こんな女の子が師範なのかー…それも創始者。それは凄いや。
へぇ…因みに、ああいうのって筋肉の問題じゃなくて技術の問題なんだね?
あと…人間だよねキミ?
(物凄く疑心暗鬼である。何か身体能力が強い異邦人に見えなくもない。といっても魔力の類はなさそうだが。)

…アレだよね。…うんうん、そういう事もあるだろうさ。…深くは言うまいよ。
(こくこくと頷く。何だか勝手に自己完結しているように見えなくもない。)

そのセリフと仕草は…女の子のものじゃん!!
(今一つ、男の子の名残が見えない。)

楓森焔 > 「ちょ、ちょっとくすぐってえな」
 砂を払われ少し声を出して笑ってから、じろじろと見つめていたことを指摘され、
「おっと! 悪い! つい気になってさ。変な意味じゃなくて、こう、武闘家として。パワーとか」
 圧倒的にアホい感じの理由だった。
そのまま謝罪とばかりに馴れ馴れしく肩を叩くだろう。 
「そういや、ホソダギケン? とかいうとこがアンドロイドを作ったとかでだいぶ前ニュースやってたなあ。
初めて見たけど、やっぱサイボーグとかいるんだな」
 なるほど、と。対機械戦、考慮する必要がありそうだ。俺流的に。と心のメモに付け加えつつ。
「俺は正真正銘、地球生まれの地球育ちの人間だよ。技術の問題。まあ、本格的に教えこんだ弟子はまだ居ないけど、ちょっとした技術なら10歳の子供にだって出来たぜ」
 ちょっと唇を尖らせて。相手の不信には、怒ってはいないがつまらないのだろう。
 少なくとも彼女から魔力のような類は一切感じられない。

エルピス >  
「うぅ、ソラちゃん、あんまりからかわないでよー……
 ……昔から女の子みたいって言われてたけど、本当に元は男の子なんだってー……」

 戸惑いと恥じらいが強まる。動作を作っているようには見えないあたり、
 昔からこんな性格だったのかもしれない。動きと風に合わせ、お団子ヘアにした上で尚腰まで届く長い髪が靡く。ふわり。

「ホソダギケン? ちょっとボクは知らないかも……あ、でも、耐久とかパワーとかスピードは結構凄いよ。慣れるまで時間も掛かったけど……。
 ……サイボーグやアンドロイド、フルボーグって案外いっぱいいるのかなぁ?」

蒼穹 > ほうほう、…異能でもなく、ただただ鍛錬で技術を磨いてああなるんだ。そりゃすごい。
っていうか、その10歳の子供も凄い。
…人間って、一体何なんだろう…時折凄い疑問に思うね。
(多少疑うとて、ああいう格闘家っぽい人はあんまり嘘を吐かない気がするし、何より真っ直ぐっぽいので、とりあえず、信じることにするとしても。現代の地球人は、一体…。)

ああうん…その。凄い女の子っぽい。
っていうか女の子だよね。…元は男の子でも、そういう性格だったの?
あっはは。…凄い可愛い。
(作り気のない様相、恐らく朱が差したままだろうその表情は、なんというか…悪戯心が擽られる。)
(悪戯っ子特有の何処か、小さく歪んで、それでいて無邪気な笑顔で尚の事彼女を見遣る。)
(うん…どう考えても女の子にしかみえない。)

楓森焔 > 「気付きの問題、的な?」
 本人もしっかりと自分の術理を理解しているわけではない。
しかし、荒唐無稽とも思える訓練を積んでその域に達したのは間違いない。
「最初を踏み出せるかどうかで、きっと違ってくるんだろう。俺はその最初の一人だったってだけでさ」
 持論っぽいことを展開してみながら肩を回し、身体を慣らす。
軽いストレッチで少しずつ心を落ち着けつつも。
「へー……やっぱ機械ってすごいのか。いや、俺は初めて見たんだけどさ、お前みたいなの」
 ニュースでやってるのを見ただけだ、と改めて感心した様子でエルピスの疑問に答えた。

蒼穹 > はぁ、ようは領域に踏み出した第一人者ってことか。
(よく分からない様な、分かる様な。そんな感じで。)
(まぁ、分かりさえすれば、割と誰でも使えるのかもしれない、こういう事に限って。)
(それにしても、彼女はどうみても格闘家みたいな様相なのだが、それはさておき。)

エルピス > 「うぅ……えっと、ありがと……」

 真っ赤に近い程朱が差した顔を俯かせる。
 何だかんだで可愛いと褒められたと思えば、物凄く恥じらいながらもお礼を言う。
 
「うん。やっぱりこの身体になってから色々出来るようになったりしたよ。
 生身じゃ難しい事でも出来るって事は、いいことなのかも……
 人を助けたりする時も、自分が窮地を切り抜ける時もこの身体じゃなかったら、って思った事は一杯あるし」 

 凄い、と言われればにへら、と、笑みを返す。
 何だかんだで、今の身体に愛着があるのだろう。

「……あっ、ボク、そろそろ行かなきゃ。
 名残惜しいけど……またねっ!、ほむらちゃん、ソラちゃんっ!」

 弾んだ声で別れの挨拶を告げてから急いで踵を返し、全身の飛行ユニットを起動させる。
 そのまま宙に浮けば、空を疾走しその場を後にするだろう。

ご案内:「第一演習場」からエルピスさんが去りました。
楓森焔 > 「ま、だから俺もこの俺流を広めるために日夜努力中! ってーわけだ」
 ぐっと最後に背伸びをしたちょうどその時、飛び立っていくエルピスを見て。
「うはー、ありゃすごい。便利だなあ、機械の身体。……俺流、使えるのかな。っとと、またなー! エルピス!」
 なんとなく勧誘してみたくなったとか。
 ひとまず、気合を入れるために太ももをもう一度叩いて
「んじゃあ俺もそろそろ行こうかなー」
 と、演習場のはしに避けた鉄下駄に向かって歩き出す。

蒼穹 > どういたしまして。
ん…それじゃ、またね。
…便利だねぇ、あれ。流石サイボーグって所かな。
(人並み外れた、というか現に人間にはなしえない芸当で去る彼女に手を振って見送って。)

そ、それじゃ、ホムラもまた。
私も帰ろうかなーっと。
(最初の方に轟音をかき鳴らしていたそれに一瞥を遣った後。重たい腰を上げて。演習とか、模擬戦とか…色々やりたい事はあるが、もう暗いし。それらはまた今度の機会に、となりそうだ。そう思って、その場を後にした。)

ご案内:「第一演習場」から蒼穹さんが去りました。
ご案内:「第一演習場」から楓森焔さんが去りました。