2015/08/29 のログ
ご案内:「第一演習場」に蒼穹さんが現れました。
■蒼穹 > (時刻は、夜頃。
所、第一演習場。)
たまには真面目にやりましょうって。
(基本的に、大体野次馬のポジションを取っている己ではあったが、気まぐれと暇つぶしの為に、今日は野外観客での査察ではなく、演習する側として、この場に訪れた。
といっても、適当に暴れ回って行くだけの所存ではあるが。
普段の不真面目っぷりからすれば、まぁ一応は真面目になったと言う事か。)
…さてと。
(魔術の演習を、と思ってやってきた。
正直既に持っている魔術の練度はもうこれ以上あげようもない所まで来ているので、
新しく何か使えないかと思索するのもあって。
まぁ、十分しないうちに「飽きた」と投げ捨ててまた野次馬するのだろうが、
今日は折角図書館から(無断で)借りてきた魔道本もあることだし。言葉通り、たまには真面目にやろう。
…で、演習って具体的に何をどうすればいいのだろうか。
日頃こう言ったことをしていないとスタートラインからこれである。
きょろきょろとあたりを見まわし始めた。…そして、早くも飽きてきそうであった。)
ご案内:「第一演習場」にメグミさんが現れました。
■メグミ > 「あら……ソラさん、こんばんはです。」
先日の事件で受けた過負荷や傷も癒え、リハビリがてらに演習場へと足を踏み入れてみれば――
――集中出来ずに周囲を見渡す、蒼穹の姿が見えた。お困りではなさそうだけど、暇してそう。
そんな推測を胸に近寄り、魔導書と小脇に抱えスマホを手に持ったまま声を掛ける。
温和な声色で尋ねる声が、蒼穹に届くか。
■蒼穹 > お…メグミじゃん。
(まるで蜘蛛の糸であった。
困っている状態で、辺りの視線も痛々しくなってきたこの今、
演習場の隅に一人棒立ちになり兼ねないところに、風紀委員の同僚の声。
暖かな声色は尚一層優しく聞こえる。彼女が己へと寄るなら、己も嬉し気に彼女の方へと駆け寄ろう。)
やっほー!こんばんは。
久しぶりだね。あれから、元気してた?
メグミー、何しに来たの。
(この間会ったその時は、かなり怪我をしていたけれど、もう大丈夫なのだろうか。
あと、魔道書を持っている様を伺えば…もしかして、御一緒に演習とか出来るかもしれない。
色々と、素晴らしいタイミングであった。ついでにいえば、暇もしていたし。)
■メグミ > 「はい。」
こんばんわ、と聞けば、花のように笑ってみせた。
駆け寄る蒼穹を、暖かく迎えるだろう。
「元気……だったのですけど、ほら、この前の襲撃事件。
あれでちょっと無茶をしてしまいまして、再び療養生活を送っていました。
そして先日それも終わりましたので、リハビリがてらに此方で演習を。と。」
正直に話す顔には苦笑が混じる。
また無茶をした、なんて言われそうだ。とは言え嘘をつくものでもないし、もう元気。
大丈夫だ問題ないと、何気ない世間話として語るだろう。
「ソラさんも、演習でしょうか?」
暇そうにしている辺り、飽きたか行き詰まってしまったか。
傍らの蒼穹が持ってきたであろう魔導書を横目に、声を掛けるか。
無断であることは、知らない。知らぬは仏である。
■蒼穹 > ……あ。あー…。
(襲撃と聞けば、申し訳なさそうながらも半笑いを浮かべた。
己は、ああいう事を馬鹿馬鹿しいと一蹴して絶対関わらないけれど、
彼女の様な真面目な人はこうやって療養生活にはいらざるを得ない事もあるのだろうか。)
ん、と。お疲れ様でした。
あー…でも。治って良かったね。…んーと。今度、回復魔法でもデリバリーしようか?なーんて。
(そこが重要だった。本当この人、ロクな目に合っていないので可哀想だと思う。
真面目さも相俟ってか、放っておけない気がする。寝言が可愛かったのはさておこう。)
あ、そうそう。演習に来たんだけどさ。メグミもだよね。
何からどう始めればいいか分かんなくって。
魔術演習するなら、ここじゃなくて訓練所の方が良かったかな?
(「嵐」と書かれた深緑色が主張の、まるで迷彩柄のような魔道書を見せつつ、己が何をしに来たかを示す。
面倒見のいい先輩だし、…こう言って構ってくれたあたり好感が持てる人だと思う。)
■メグミ > 「ありがとうございます。性分ですから。
そうですね。今度は頂いちゃいましょうか。でも、ソラさんがお見舞いに来てくれたらもっと嬉しいですよ。」
苦笑を一つ浮かべて応える。
療養の内容には回復魔法・異能による治療なども確かに含まれる。
それ故に早い段階で退院出来たのもあるものの、彼女に頼めばもう少し早く退院出来たかなと想いを馳せる。
「……そうですか。
魔術はその体系や術式により学び方は違いますから、
何とも言えませんし私も召喚術以外は不得手ですが……蒼穹さんは何を学びたいのでしょう?」
迷彩柄の魔導書を一つ見る。
(アイドルでしょうか?)
……雑念を払い改めて魔導書を眺める。
自然魔術か属性魔法の類か、と改めて目星を付けた。
■蒼穹 > …お。そっか。おっけー、んじゃさ、メアド交換しよ?
あんまり嬉しくないだろうけど、今度入院とかしちゃったら、絶対お見舞いいくからさ!
それに、療養も…あー…回復魔法はあんまり得意じゃないけど。最低限は効くって思うから。
(ぐ、と右手を握って見せて笑いかける。
最前線に立つ様な真面目さは己にはないし、馬鹿馬鹿しいと一蹴するばかり。
であるけれど、彼女がお見舞いにと誘ってくれるならそれは吝かではない。というかむしろ行きたい。
丁度、先程スマホとやらを持っていたようだし、交換には絶好の機会と見た。
因みに言うまでもないが、破壊神が回復魔法を自由に使える程上手な世の中ではない。)
んー、と。私はこの「風」の属性が入ってる魔法かな。
って言っても、元々私も風魔法は少しだけ使えるんだけど、全く別の属性から風魔法を使ってるって感じだからー。
ま、細かい事はさておいて。メグミはそういえば召喚術師、だったらしいしね。
その魔術書は、召喚術系統なのかな。
(はい、と彼女に見やすいようにと目元に近づける。
極々一般的な、それでいて広く範囲をカバーしている魔術書。
彼女が付けた目星は、全く持ってその通りで、自然災害の嵐や、属性観念から来る、そんな魔術を綴った書物だった。
因みに、某アイドルは関係ない。たまたまオオノとかサクライとか名前が出てきたとしてもそれは全く関係ないのである。きっと。)
■メグミ > 「ええ。是非とも。
……赤外線通信はついてます? そうでなければ、アドレスを聞いて此方からメールをお送りしますよ。」
慣れた手つきでスマホを弄って、赤外線通信アプリを起動する。
赤外線機能の付いていないアプリも少なくないので、まずは聞いてみる。
心なしか、嬉しそうだ。
「所謂属性魔法、ですね。
風と言うと四大元素の系統でしょうか。そちらに使われる事が多いと聞きます。
同じ属性魔法でも、根っこの系統が違うと苦労するかもしれませんね。
精霊魔術の風属性と元素魔術の風属性は違いますし……ソラさんは、本来どんな系統の魔法を?」
知識を便りに軽く語ってみるものの、当たり障りのない程度に留まる。
知識として概要は揃えているが、それ以上に踏み込む事はちょっと難しい。
「……あ、そうですね。召喚系統です。手製の魔導書ですよ。
私がよく行使する召喚術と抑えておきたい便利な召喚術を手早く行使出来る用に組んだものですね。
名付けるなら召喚大全とか、そんな所でしょうか。
分類しているとは言え結構多様な系統の術式をごっちゃに突っ込んであるので、劇物みたいなものですけど。これ。」
軽く指の甲で魔導書を小突いてみせる。
流石にこの程度で爆発や暴走はしないが、彼女なりの冗句のようなものだろう。
■蒼穹 > 赤外線…?あ、これかな。
…ええっと、これどうするの?
私さ、恥ずかしながらメアド教え合うやり方しか知らなくって。
(青色の、恐らく最新型と思われる端末を取り出す。スマホと似て非なる者だが、まぁスマホだ。
赤外線送信するか否かを問う様な画面まではたどり着いたが、そこから先をどうするかは分からない模様で。
彼女方へと、己の端末の画面を持っていこう。)
あー…それ、かな。属性魔法、次第元素の一つ。有名かな。
そうだね、火属性が強すぎたら他の属性が使えなくなったり、体質的な問題もあるんじゃないかな。
でも、魔力さえあったら何でもできそうなものだけどね。
ん?…私は、んー…普通は破壊魔法っての使ってるよ。あんまり知られてないと思うけど…知ってる?
(知っていても、知っていなくても、それは他者からすれば大概ロクでもない魔法と言うのが感想であろうか。
そういえば、メグミは大きな魔力を持っていたけれど、召喚術にしか明るくないらしい。
この辺りは、本当に体質や、系統…得意不得意や、先天性の問題なのだろう。)
お、自分で書いたんだ。
あっはは、私も書いたことあるんだけど、第一術式かいたヤツだけしかなかったなぁ。
やっぱり、早さと手軽さ求めるよね。あんまり重たかったり、あんまり長々術式使ってたら本持ってる意味ないし。
…それにしても、大全。大きく出たね、その書物の中に劇場一つ入ってるんだ。
(こんこん、とでも彼女が魔道書を叩くにしたがって、硬質な紙の音でも聞こえるのだろうか。
持ち歩いていた当たり、演習に使うのか、常備していつでも戦闘出来る様にしているのか…。)