2016/08/18 のログ
ご案内:「訓練施設」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > 「ふぃー……いい汗かいたっと。」

玉のような汗をかきながら施設の廊下を七生は歩いていた。
今日は異能の訓練よりは施設にある筋トレ器具をあてにして来て、一通りのトレーニングを終えたところだった。
去年は殆どろくに扱えなかったバーベルなどが、ひょいひょい扱えるくらいにはどうやら腕力もついたらしい、と自分の腕を軽くさする。

「その割には全然マッチョにならねーなー。」

思い描く体型には程遠い……と言うほどでも無いが、七生的には何だか物足りなさを感じるのであった。

東雲七生 > きょろきょろり。周囲を見回し、他に人の気配が無いのを一応確認してから汗で濡れたシャツを脱ぐ。
浅黒く日に焼けた肌が晒され、施設内の冷房が直で当たりとても心地が良い。
このところ毎日の様に海水浴三昧だったので最近はシャツを着てると違和感を覚えるほどになってしまった。

「……ははは……、2学期始まるまでに服に慣れとかないと。」

服に慣れるとか何言ってんだろう、と独りごちながら。
脱いだシャツで体の汗を拭って、ついでに改めて自分の身体を眺める。
と言っても、見える範囲なんて自分の体の前面だけだ。

「確かに……昔に比べたらガッチリしてるような……そうでもないような……」

腹筋は割れたけど、と自分の腹を軽く叩いて苦笑を漏らす。