2016/08/30 のログ
ご案内:「演習施設」に寄月 秋輝さんが現れました。
■寄月 秋輝 >
本日もいつもの訓練。
本日もいつものデータ閲覧。
ついでに仮想敵を出現させて全滅させたりもしたが、結局はそんなものだ。
(……やはり実戦形式の訓練が必要だな……
仮想敵ではあまりに弱すぎる……)
敵性存在の仮想としては、転移荒野の魔獣のデータが非常に多い。
とはいえ、大概の魔獣にはそうそう負けないものだ。
(……誰か来ないものか……)
データを削除し、ため息を吐く。
刀を地面にまっすぐ突き立て、その上にトン、と乗る。
柄頭の上でつま先だけで立ち、瞑想を始めた。
誰か来たらいいなという願望も、集中の前にかき消えた。
■寄月 秋輝 >
ぱち、と目を開く。
刀から静かに降りた。
(……集中しすぎた)
気付けば、空の太陽がかなり傾いている。
明鏡止水の境地を継続できるのはいいが、時間感覚が完全に飛んでしまうのはよろしくない。
とはいえ時間を気にするのも雑念か、と頭をがりがり。
(……今度攻撃部として、落第街にでも繰り出すか)
やはり相手を待っていては集まらない。
自分から挑みに行く気概が必要な気がした。
そんなことを考えながら、演習場を出て行った。
ご案内:「演習施設」から寄月 秋輝さんが去りました。