2017/02/14 のログ
ご案内:「訓練施設」に柊 真白さんが現れました。
柊 真白 >  
(ここの学生証の偽造は難しかったが、本土の学校の学生証の偽造は簡単だった。
 そしてその偽造の学生証と「四月から常世学園に通うつもりだ」と言う建前さえあれば、この島の施設はそれなりに自由に使えるらしい。
 訓練施設の入り口で見学だと伝えたら、ゲストカードを発行してくれた。
 それを使って施設の一室でコンソールをぽちぽち叩いているのだけれど。)

――う、む。

(いまいちよくわからない。
 タッチパネルになっている画面に顔を近付けって悪戦苦闘。
 自分が今なんの操作をしているのか半分も理解できずに適当にぽちぽち。
 すると、なにやらブザーが鳴り出した。
 なんらかの訓練を初めてしまったらしい。
 後ろを向けば、ぞろぞろと出てくる自律行動をするダミー人形)

――うん?

(無機質なアナウンスが対集団戦闘訓練レベル三を開始すると告げている。
 今丸腰なんだけどどうしよう。)

柊 真白 >  
――こういうの、あんまり得意じゃないんだけど。

(止め方が分からない以上、訓練プログラムをクリアするしかない。
 コンソールから離れ、両足を開き両手をだらんとぶら下げて立つ。
 殺到するダミー。
 いち早く自身の近くへたどり着いたダミーが、剣を振り下ろす。
 その柄尻を右手で受け、ダミーの腕を引いた。
 体勢が崩れたダミーの首へ、右脚を後ろから巻きつけるように飛びつき、捻る。
 ゴキリとその首をへし折って、奪った剣を近くのダミーの右脇腹へ叩き込む。)

む。

(肋骨の隙間を狙って振られた剣が肝臓にめり込む。
 訓練用だからか刃が付いていないため両断は出来ないが、それでもダミー人形の人口筋肉を変形させ、肋骨に挟まれて身体にめり込んだ。
 その剣は手放し、二体目のダミーが持っている剣を奪って更に別のダミーの首へと叩き込み、もう一本剣を奪って。
 剣を持つ手を打ち、踏み込む脚を払うように振るい、喉元へ突き刺すように投擲し、殺到するダミーを一刀の元に次々と切り伏せていく。
 見るものが見ればおおよそ真っ当な剣術ではないと分かる動きで淡々とダミーを「殺して」いく。)

ご案内:「訓練施設」にヘルトさんが現れました。