2017/10/10 のログ
神代 理央 > もう一度試してみるかと思考を切り替えた矢先、場内に鳴り響く電子音。
どうやら、規定数のドローンを撃墜し演習科目が終了したらしい。
残骸を片付ける為に此方に走り寄る自律可動型の清掃ロボット達を眺めながら、異形達に消滅の指令を飛ばす。

「…取り敢えず、近接戦闘については及第点としておくか。形態変化については、一度研究施設で診てもらうのも手かもしれんな…」

考えても分かりかねる事に時間を割いていても仕方が無い。
明日の授業と委員会の任務に備え、身体を休めておくべきだろう。
小さく背伸びをして筋肉を解すと、硝煙の匂い漂う演習場を後にした。
帰りがけに、コンビニで甘いものでも買って帰ろうか、等と少し表情を緩ませながら―

ご案内:「演習施設」から神代 理央さんが去りました。